大乱闘スマッシュブラザーズWikiで記事を編集するにはアカウントの作成ログインが必要です。編集方法や方針などについては、大乱闘スマッシュブラザーズWiki:編集ガイドライン‎をご覧ください。

「メテオスマッシュ」の版間の差分

提供: 大乱闘スマッシュブラザーズWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(13人の利用者による、間の67版が非表示)
1行目: 1行目:
[[ファイル:公式 きょうの1枚 2013年10月21日.jpg|サムネイル|[[マリオ (3DS/Wii U)|マリオ]]の前空中攻撃によるメテオスマッシュ]]
+
[[ファイル:スマブラSP メテオスマッシュ.jpg|300px|サムネイル|[[ドンキーコング]]は下空中攻撃以外でも複数のメテオワザを持つ。]]
'''メテオスマッシュ'''とは、相手を下方向にふっとばすこと。メテオスマッシュができるワザを'''メテオワザ'''という。メテオスマッシュ、メテオワザどちらも「'''メテオ'''」と略されることが多い。  
+
'''メテオスマッシュ'''とは、相手を下方向にふっとばすこと。メテオスマッシュができるワザを'''メテオワザ'''という。メテオスマッシュ、メテオワザどちらも「'''メテオ'''」と略されることが多い。
  
下空中攻撃・前空中攻撃・横必殺ワザのいずれかがメテオワザであることが多く、特に下空中攻撃が多い。メテオワザを持っていないファイターもいれば、複数持っているファイターもいる。最も多いのは[[ドンキーコング (3DS/Wii U)|ドンキーコング]]で、4種持っている。
+
[[下空中攻撃]]・[[前空中攻撃]]・[[下必殺ワザ]]のいずれかがメテオワザであることが多く、特に下空中攻撃が多い。メテオワザを持っていないファイターもいれば、複数持っているファイターもいる。
  
メテオスマッシュのふっとばしベクトルは真下であることが多いが、斜め下のものも少なからずある。これは下空中攻撃以外のメテオワザに多い。
+
メテオスマッシュのふっとばし[[ベクトル]]は真下であることが多い。斜め下のものも少なからずあり、これは下空中攻撃以外のメテオワザに多い。
  
下方向へのふっとばしだがメテオスマッシュ特有の性質を持たないものは'''疑似メテオ'''または'''裏メテオ、偽メテオ'''という。
+
足場のない場所でメテオスマッシュを決めると、横や上へふっとばすよりもはるかに低い[[蓄積ダメージ]]で撃墜できることが多い。そのため『[[DX]]』以降のメテオワザの殆どは発動が遅く、更に特定のタイミングや箇所でヒットさせないと下方向以外にふっとんでしまう事がほとんどであるため、成立は相応に困難となっている。
  
メテオワザの多くは発動が遅く当てるのは困難だが、足場のない場所で当てれば通常よりもはるかに低い蓄積ダメージで撃墜できることが多い。
+
『[[3DS/Wii U]]』と『[[SP]]』では、下方向に強くふっとばされた瞬間に、通常のヒットSEに加えて専用の特徴的なSEが鳴る。
== メテオの性質 ==
 
全てのメテオワザはヒットし強いふっとばし力を発揮した場合に特徴的なSEがなる。
 
  
地上にいるキャラがメテオワザを受けると、それが弱いふっとびだった場合はのけぞり、強いふっとびだった場合は上方向にふっとぶ。通称、地上メテオ。この上方向へのふっとびは通常のふっとびよりも長く硬直するため、メテオされた側は続けて攻撃を受けやすくなる。また、強いふっとびの場合はメテオされた側はふっとぶ直前にシールドボタンを押すと[[受け身]]をとることができ、ふっとびを無効化することができる。
+
== 空中メテオ ==
 +
空中にいるファイターがメテオを受けると、本来通り下方向にふっ飛ぶ。
  
空中にいるキャラがメテオワザを受けると下方向にふっ飛ぶ。通称、空中メテオ。ふっとんでいる間に地形に衝突し受け身を取らなかった場合、他のワザの場合と同様にバウンドする。このバウンドは地上メテオとは異なり、硬直時間は短い。
+
空中メテオを受けて床に衝突すると、『[[64]]』と『[[DX]]』と『[[X]]』では、そこでふっとびの縦成分は消える。『[[3DS/Wii U]]』と『[[SP]]』では、[[受け身]]を取らなかった場合、バウンドする。
  
== メテオワザの一覧 ==
+
『DX』と『X』のみ、空中メテオを受けて下へふっとんでいる場合に限り、通常よりも早いタイミングで空中ジャンプすることができる[[メテオ返し]]が存在した。
{{節スタブ}}
 
疑似メテオは除く。
 
{| class="wikitable sortable"
 
! ファイター !! ワザ !!備考
 
|-
 
| [[マリオ (3DS/Wii U)|マリオ]]|| 前空中攻撃|| 出始め・終わり際以外
 
|-
 
| [[ルイージ (3DS/Wii U)|ルイージ]]|| 下空中攻撃 下アピール|| 空下:出始め下半身 下アピ:どこを当ててもメテオ判定
 
|-
 
| [[ピーチ (3DS/Wii U)|ピーチ]]|| 下強攻撃|| 地上ヒット限定
 
|-
 
| [[クッパ (3DS/Wii U)|クッパ]]|| 下空中攻撃|| 出始め
 
|-
 
| [[ヨッシー (3DS/Wii U)|ヨッシー]]|| 前空中攻撃|| モーション後半
 
|-
 
| [[ロゼッタ&チコ (3DS/Wii U)|ロゼッタ&チコ]]|| 下空中攻撃|| 出始め・終わり際以外
 
|-
 
| [[クッパJr. (3DS/Wii U)|クッパJr.]]||下空中攻撃 || 最終段以外
 
|-
 
| [[ワリオ (3DS/Wii U)|ワリオ]]|| ||
 
|-
 
| [[Mr.ゲーム&ウォッチ (3DS/Wii U)|Mr.ゲーム&ウォッチ]]|| 下空中攻撃|| 出始め
 
|-
 
| [[ドンキーコング (3DS/Wii U)|ドンキーコング]]|| 前空中攻撃 下空中攻撃 横必殺ワザ1 下必殺ワザ1|| 空前:モーション後半 空下:下半身 横B1:空中ヒット限定 下B1:空中版
 
|-
 
| [[ディディーコング (3DS/Wii U)|ディディーコング]]|| 下空中攻撃 横必殺ワザ1(踏みつけ)|| 空下:どこを当ててもメテオ判定 横B1:空中限定(?)
 
|-
 
| [[リンク (3DS/Wii U)|リンク]]|| 下強攻撃 下空中攻撃|| 下強:根元空中ヒット限定 空下:出始め先端
 
|-
 
| [[ゼルダ (3DS/Wii U)|ゼルダ]]|| 下空中攻撃|| どこを当ててもメテオ判定 威力の差はあり
 
|-
 
| [[シーク (3DS/Wii U)|シーク]]|| 下空中攻撃|| 出始め
 
|-
 
| [[ガノンドロフ (3DS/Wii U)|ガノンドロフ]]|| 下空中攻撃 下必殺ワザ1|| 空下:下半身 下B1:空中版出始め
 
|-
 
| [[トゥーンリンク (3DS/Wii U)|トゥーンリンク]]|| 下空中攻撃|| 出始め
 
|-
 
| [[サムス (3DS/Wii U)|サムス]]|| 上強攻撃 下空中攻撃|| 上強:地上ヒット限定 空下:出始め・終わり際以外(真下)
 
|-
 
| [[ゼロスーツサムス (3DS/Wii U)|ゼロスーツサムス]]|| 下空中攻撃 下必殺ワザ1(キック、踏みつけ)|| 空下:出始め 下B1(キック):先端空中ヒット限定 下B1(踏みつけ):空中ヒット限定
 
|-
 
| [[ピット (3DS/Wii U)|ピット]]|| 下空中攻撃|| ピットよりも下に出ている判定(先端以外)を当てる
 
|-
 
| [[パルテナ (3DS/Wii U)|パルテナ]]|| 下空中攻撃|| どこを当ててもメテオ判定
 
|-
 
| [[マルス (3DS/Wii U)|マルス]]|| 下空中攻撃|| 真下
 
|-
 
| [[アイク (3DS/Wii U)|アイク]]|| 下空中攻撃 通常必殺ワザ1|| 空下:先端 NB1:最大溜め以外の剣先端
 
|-
 
| [[ルフレ (3DS/Wii U)|ルフレ]]|| 下空中攻撃 上必殺ワザ1 最後の切りふだ|| 空下:サンダーソード出始め 上B1:1発目出始め 切りふだ:最終段
 
|-
 
| [[カービィ (3DS/Wii U)|カービィ]]|| 下空中攻撃 上必殺ワザ1|| 空下:最終段 上B1:急降下部分
 
|-
 
| [[デデデ (3DS/Wii U)|デデデ]]|| ||
 
|-
 
| [[メタナイト (3DS/Wii U)|メタナイト]]|| ||
 
|-
 
| [[リトル・マック (3DS/Wii U)|リトル・マック]]|| 下空中攻撃|| 威力は微弱
 
|-
 
| [[フォックス (3DS/Wii U)|フォックス]]|| 横必殺ワザ3 || 突進の頂点
 
|-
 
| [[ファルコ (3DS/Wii U)|ファルコ]]|| 下空中攻撃 横必殺ワザ1 || 横B1:空中ヒット限定
 
|-
 
| [[ピカチュウ (3DS/Wii U)|ピカチュウ]]|| 下必殺ワザ1|| 出始め
 
|-
 
| [[リザードン (3DS/Wii U)|リザードン]]|| 下空中攻撃||
 
|-
 
| [[ルカリオ (3DS/Wii U)|ルカリオ]]|| ||
 
|-
 
| [[プリン (3DS/Wii U)|プリン]]|| ||
 
|-
 
| [[ゲッコウガ (3DS/Wii U)|ゲッコウガ]]|| 下空中攻撃|| 出始め空中ヒット限定
 
|-
 
| [[ダックハント (3DS/Wii U)|ダックハント]]|| 下空中攻撃|| 二段目
 
|-
 
| [[ロボット (3DS/Wii U)|ロボット]]|| 下空中攻撃|| 出始め・終わり際以外
 
|-
 
| [[ネス (3DS/Wii U)|ネス]]|| 下空中攻撃|| 真下(?)
 
|-
 
| [[キャプテン・ファルコン (3DS/Wii U)|キャプテン・ファルコン]]|| 上強攻撃 下空中攻撃 横必殺ワザ1|| 上強:空中ヒット限定 空下:下半身 横B1:空中版かつファルコンよりも下にいる相手のみ
 
|-
 
| [[むらびと (3DS/Wii U)|むらびと]]|| 下空中攻撃|| カブ3つ出始め
 
|-
 
| [[ピクミン&オリマー (3DS/Wii U)|ピクミン&オリマー]]|| 下空中攻撃|| 出始め空中ヒット限定
 
|-
 
| [[Wii Fit トレーナー (3DS/Wii U)|Wii Fit トレーナー]]|| 前空中攻撃 下空中攻撃 横必殺ワザ1|| 空前:足部分 空下:出始め空中ヒット限定 横B1:頭突き部分
 
|-
 
| [[ドクターマリオ (3DS/Wii U)|ドクターマリオ]]|| ||
 
|-
 
| [[ブラックピット (3DS/Wii U)|ブラックピット]]|| 下空中攻撃|| ブラピよりも下に出ている判定(先端以外)を当てる
 
|-
 
| [[ルキナ (3DS/Wii U)|ルキナ]]|| 下空中攻撃|| 真下(?)
 
|-
 
| [[シュルク (3DS/Wii U)|シュルク]]|| 下空中攻撃|| 出始め根元
 
|-
 
| [[パックマン (3DS/Wii U)|パックマン]]|| ||
 
|-
 
| [[ロックマン (3DS/Wii U)|ロックマン]]|| 下空中攻撃|| 出始め以外空中ヒット限定
 
|-
 
| [[ソニック (3DS/Wii U)|ソニック]]|| 下空中攻撃|| 出始め以外のモーション前半の先端部分
 
|-
 
| [[Miiファイター 格闘タイプ (3DS/Wii U)|Miiファイター 格闘タイプ]]|| ||
 
|-
 
| [[Miiファイター 剣術タイプ (3DS/Wii U)|Miiファイター 剣術タイプ]]|| ||
 
|-
 
| [[Miiファイター 射撃タイプ (3DS/Wii U)|Miiファイター 射撃タイプ]]|| ||
 
|}
 
  
== 空中連続ヒットワザによるメテオ ==
+
『SP』ではメテオスマッシュによって下方向に吹っ飛んでいる間にカメラ視界から外れるファイターは、下方向の[[画面外]]が一時的に狭くなった状態で判定される。つまり、お互いがストック1かつ崖外に落下して復帰できない位置では、メテオスマッシュを決めた側がより確実に勝利できるようになっている。
一部の空中連続ヒットワザの、[[連続ヒットワザ#ヒットした相手を引っ張る連続ヒットワザ|ヒットした相手をワザの使用者の進行方向に引っ張る性質]]を利用し、引っ張る連続ヒットワザを落下中に対戦相手にヒットさせることによって下方向に引っ張り、引っ張らない段(主に最後の段)だけは上手く当てないようにすれば、メテオスマッシュのように下方向へふっとばすことができる。ふっとばし力が使用者の移動速度と大体同じになるため、[[落下速度]]の速い使用者ほど相手を強く下方向にふっとばすことができる。この下ふっ飛ばしはどれだけ強くてもメテオスマッシュ特有のSEがならないため、メテオスマッシュではなく疑似メテオと思われる。
 
  
最後の段だけを上手く当てない方法は幾つかあり、その中では、ワザの途中で着地して最後の段を出さないようにしてしまうのが最も簡単。しかし着地するということは台上で行うということであり、相手も着地してしまうことが多く場外に叩き落とすことは困難。横移動しながらヒットさせれば斜め下のふっとばしベクトルになるため、多少場外に落としやすくなる。[[メタナイト (3DS/Wii U)|メタナイト]]の前空中攻撃は横方向にリーチが長いことなどがあって、崖端から繰り出して場外にいる相手に当てて叩き落とすことが狙いやすいことで有名。
+
== 地上メテオ ==
 +
地上にいるファイターがメテオを受けると、それが弱いふっとびだった場合はその場でのけぞり、強いふっとびだった場合は地面に跳ね返って上方向にふっとぶ。この上方向へのふっとびは通常のふっとびよりも長く硬直するため、続けて攻撃を受けやすくなる。
  
場外に叩き落とさず、あえて床に叩きつけてバウンドさせてからすかさず追撃するのもよくあるこのテクニックの使い方である。この使い方もメタナイトのものが最も簡単かつ強力で有名だが、他には通常落下・急降下どちらでもバウンドさせることができる[[フォックス (3DS/Wii U)|フォックス]]の前空中攻撃や、希少なふっとばし力が固定でない引っ張る連続ヒットワザで、そのため相手の蓄積ダメージによって様々な展開ができる[[ゲッコウガ (3DS/Wii U)|ゲッコウガ]]の上空中攻撃も有効なことでよく知られている。
+
基本的には'''受け身不可'''。『[[3DS/Wii U]]』のみ、地上メテオで跳ね返ってふっとぶ前に受け身を取ることが出来る。詳細は[[受け身]]にて。
  
場外戦でこのテクニックを使って相手を画面下に叩き落とすには、場外にいる相手が攻撃を出したところに攻撃を重ねて相打ちを狙ったり、攻撃範囲の端の方を当ててヒット中に相手を漏らすことを狙うのが主。
+
地上メテオでは、ふっとばし力が0.8倍になる。
 +
 
 +
== 疑似メテオ ==
 +
下方向へのふっとばしだがシステム上メテオスマッシュとして判定されないワザが存在することがあり、それらは'''疑似メテオ'''または'''裏メテオ、偽メテオ'''という。
 +
 
 +
=== DXとX ===
 +
『[[DX]]』と『[[X]]』では、真下にふっとばされると[[メテオ返し]]が有効になるが、規定範囲外のふっとばし[[ベクトル]]を持つワザではそれができない。<br/>
 +
『DX』ではベクトルが260°から280°の20°間でなければメテオ返しが出来ず、少しでも斜め方向になっていると疑似メテオとして扱われる。<br/>
 +
『X』では230°から310°の80°間にまで拡大され、ファイターのワザでは疑似メテオと呼べるものは無くなった。
 +
 
 +
以下は『DX』での疑似メテオ。[[ふっとびずらし]]によって他のメテオワザも疑似メテオになる可能性がある。
 +
*{{DX|キャプテン・ファルコン}}の下空中攻撃の上半身の攻撃判定。
 +
*{{DX|ファルコ}}の下空中攻撃。PAL版ではメテオになっている。
 +
*{{DX|フォックス}}の下空中攻撃。ふっとばし力は弱い。
 +
*{{DX|ガノンドロフ}}の下空中攻撃の空中版。
 +
*{{DX|マルス}}の下空中攻撃。PAL版ではメテオになっている。
 +
*{{DX|ロイ}}の上スマッシュ攻撃の1段目先端。
 +
この他、上記のものほど鋭くは無いが、{{DX|フォックス}}の下必殺ワザ、{{DX|ドクターマリオ}}の上スマッシュ攻撃(対地)、{{DX|リンク}}の上必殺ワザカス当たり(NTSC版)も0°以下の低いふっとばしベクトルを持ち、疑似メテオとして扱われることがある。
 +
 
 +
=== 3DS/Wii UとSP ===
 +
[[メテオ返し]]が廃止されていることもあり、疑似メテオの意味合いは新たに「[[オートリンク]]ベクトルの性質を利用したコンボ用テクニック」を指すようになった。
 +
 
 +
オートリンクベクトルは多くの[[連続ヒットワザ]]の最終段以外に設定されており、それらは攻撃ヒット中に使用者が下へ移動していると下向きのふっとばしになりやすい。降下しながら連続ヒットワザのオートリンクベクトル部分だけを上手くヒットさせることで、メテオワザのように下方向へふっとばすというものである。
 +
 
 +
連続ヒットワザの最終段だけを当てないようにする方法は幾つかある。急降下や左右移動をして相手から離れる(一部のワザのみ)、ワザの途中で着地して最後の段を出さないようにする([[着地攻撃]]のないワザのみ)、相手の攻撃に重ねて相打ちを狙う、など。
 +
 
 +
足場上でこの現象を利用し、あえて床に落としてから受け身失敗した相手を追撃するなどの用法が、[[ゲッコウガ]]や[[ジョーカー]]の上空中攻撃などで見られる。
 +
特に、高%でも立ち吹っ飛びのまま疑似メテオが可能なジョーカーは「立ち吹っ飛びの硬直が[[着地ペナルティ#SP|着地しても解けない]]」という仕様の恩恵を受けている。
 +
 
 +
== メテオスマッシュの一覧 ==
 +
対地ヒット限定の地上メテオや[[オートリンク]]利用の疑似メテオ、一部の[[連続ヒットワザ]]にある次の段にヒットさせるために下向きのベクトルが設定されたワザなどの実用的でない物は除く。
 +
 
 +
*[[メテオスマッシュの一覧 (64)]]
 +
*[[メテオスマッシュの一覧 (DX)]]
 +
*[[メテオスマッシュの一覧 (X)]]
 +
*[[メテオスマッシュの一覧 (3DS/Wii U)]]
 +
*[[メテオスマッシュの一覧 (SP)]]
  
 
== 備考 ==
 
== 備考 ==
*終点や戦場の崖下など、下向きの斜面になっているところにふっとんだキャラが衝突すると跳ね返ってふっとぶ方向が下向きになる'''崖メテオ'''という現象がある。ふっとばしベクトルが下向きのワザによって起こるわけではないので、メテオとは全く別物。
+
*英語では「Meteor smash」。狭義には疑似メテオが「Spike」とされているが、[[メテオ返し]]のない『[[64]]』や『[[3DS/Wii U]]』以降では広義的に各種メテオスマッシュを決めることを指して「Spike」や「Dunk」などと呼ぶこともある。
 +
*[[戦場]]・[[終点]]などの崖下など、下向きの斜面になっているところにふっとんだ相手が衝突すると、下方向に跳ね返って戻れなくなる'''ガケメテオ'''という現象がある。ふっとばしベクトルが下向きのワザによって起こるわけではないので、メテオとは全く別物。
 +
*『64』のメテオワザは発生が10F未満の早いものばかりで、全体的な復帰力の低さや復帰の自由度の低さも相まって当てやすく、決まれば低%でも撃墜できる強力な代物だった。『[[DX]]』ではリスクリターンの釣り合いをとるために発生が遅くなった<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return549.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]<br />"前作で、メテオ攻撃のリスクが低いわりに
 +
効果はバツグンだったという反省があります。今回はリターンに見合ったリスクにしたかったというのもありますが、スピード感のあるバトルの中で「ぐっとためて放って当てる」快感を持たせたかったということもあります。まぁ、ためのある分決まったら余分にスカッとできますから。"</ref>。
 +
 
 +
== 関連項目 ==
 +
*[[メテオがえし]]
 +
*[[踏み台ジャンプ]] - 軽いメテオの副作用を相手に与えるアクション。
 +
*[[おとしあなのタネ]] - 空中またはすり抜け床の上でヒットするとメテオ効果を与える投擲・設置アイテム。
 +
 
 +
== 脚注 ==
 +
<references/>
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
*[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/Lv08.html スマブラ拳36-40] - 其の三十八 [戦術]メテオスマッシュ!
+
*[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/Lv08.html#%EF%BC%93 スマブラ拳!! (64):秘伝!スマブラ拳七十七技:其の三十八 メテオスマッシュ!]
*[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0914/index.html 速報スマブラ拳!! : 新システム] - メテオがえし
+
*[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0914/index.html 速報スマブラ拳!! : 新システム]
*[http://www.smashbros.com/wii/jp/howto/basic/basic10.html スマブラ拳!!] - メテオスマッシュ
+
*[http://www.smashbros.com/wii/jp/howto/basic/basic10.html スマブラ拳!! (X):メテオスマッシュ]
 +
*[https://www30.atwiki.jp/ssb4_kensyou/pages/116.html ベクトル - スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki]
 +
*[https://www.ssbwiki.com/Meteor_smash Meteor smash - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki]
  
{{デフォルトソート:めておすまっしゅ}}
+
{{デフォルトソート:めておすまつしゆ}}
 +
[[カテゴリ:攻撃]]
 
[[カテゴリ:システム]]
 
[[カテゴリ:システム]]
[[カテゴリ:テクニック]]
+
[[カテゴリ:テクニック (64)]][[カテゴリ:テクニック (DX)]][[カテゴリ:テクニック (X)]][[カテゴリ:テクニック (3DS/Wii U)]][[カテゴリ:テクニック (SP)]]

2021年9月2日 (木) 02:18時点における最新版

ドンキーコングは下空中攻撃以外でも複数のメテオワザを持つ。

メテオスマッシュとは、相手を下方向にふっとばすこと。メテオスマッシュができるワザをメテオワザという。メテオスマッシュ、メテオワザどちらも「メテオ」と略されることが多い。

下空中攻撃前空中攻撃下必殺ワザのいずれかがメテオワザであることが多く、特に下空中攻撃が多い。メテオワザを持っていないファイターもいれば、複数持っているファイターもいる。

メテオスマッシュのふっとばしベクトルは真下であることが多い。斜め下のものも少なからずあり、これは下空中攻撃以外のメテオワザに多い。

足場のない場所でメテオスマッシュを決めると、横や上へふっとばすよりもはるかに低い蓄積ダメージで撃墜できることが多い。そのため『DX』以降のメテオワザの殆どは発動が遅く、更に特定のタイミングや箇所でヒットさせないと下方向以外にふっとんでしまう事がほとんどであるため、成立は相応に困難となっている。

3DS/Wii U』と『SP』では、下方向に強くふっとばされた瞬間に、通常のヒットSEに加えて専用の特徴的なSEが鳴る。

空中メテオ

空中にいるファイターがメテオを受けると、本来通り下方向にふっ飛ぶ。

空中メテオを受けて床に衝突すると、『64』と『DX』と『X』では、そこでふっとびの縦成分は消える。『3DS/Wii U』と『SP』では、受け身を取らなかった場合、バウンドする。

『DX』と『X』のみ、空中メテオを受けて下へふっとんでいる場合に限り、通常よりも早いタイミングで空中ジャンプすることができるメテオ返しが存在した。

『SP』ではメテオスマッシュによって下方向に吹っ飛んでいる間にカメラ視界から外れるファイターは、下方向の画面外が一時的に狭くなった状態で判定される。つまり、お互いがストック1かつ崖外に落下して復帰できない位置では、メテオスマッシュを決めた側がより確実に勝利できるようになっている。

地上メテオ

地上にいるファイターがメテオを受けると、それが弱いふっとびだった場合はその場でのけぞり、強いふっとびだった場合は地面に跳ね返って上方向にふっとぶ。この上方向へのふっとびは通常のふっとびよりも長く硬直するため、続けて攻撃を受けやすくなる。

基本的には受け身不可。『3DS/Wii U』のみ、地上メテオで跳ね返ってふっとぶ前に受け身を取ることが出来る。詳細は受け身にて。

地上メテオでは、ふっとばし力が0.8倍になる。

疑似メテオ

下方向へのふっとばしだがシステム上メテオスマッシュとして判定されないワザが存在することがあり、それらは疑似メテオまたは裏メテオ、偽メテオという。

DXとX

DX』と『X』では、真下にふっとばされるとメテオ返しが有効になるが、規定範囲外のふっとばしベクトルを持つワザではそれができない。
『DX』ではベクトルが260°から280°の20°間でなければメテオ返しが出来ず、少しでも斜め方向になっていると疑似メテオとして扱われる。
『X』では230°から310°の80°間にまで拡大され、ファイターのワザでは疑似メテオと呼べるものは無くなった。

以下は『DX』での疑似メテオ。ふっとびずらしによって他のメテオワザも疑似メテオになる可能性がある。

この他、上記のものほど鋭くは無いが、フォックスの下必殺ワザ、ドクターマリオの上スマッシュ攻撃(対地)、リンクの上必殺ワザカス当たり(NTSC版)も0°以下の低いふっとばしベクトルを持ち、疑似メテオとして扱われることがある。

3DS/Wii UとSP

メテオ返しが廃止されていることもあり、疑似メテオの意味合いは新たに「オートリンクベクトルの性質を利用したコンボ用テクニック」を指すようになった。

オートリンクベクトルは多くの連続ヒットワザの最終段以外に設定されており、それらは攻撃ヒット中に使用者が下へ移動していると下向きのふっとばしになりやすい。降下しながら連続ヒットワザのオートリンクベクトル部分だけを上手くヒットさせることで、メテオワザのように下方向へふっとばすというものである。

連続ヒットワザの最終段だけを当てないようにする方法は幾つかある。急降下や左右移動をして相手から離れる(一部のワザのみ)、ワザの途中で着地して最後の段を出さないようにする(着地攻撃のないワザのみ)、相手の攻撃に重ねて相打ちを狙う、など。

足場上でこの現象を利用し、あえて床に落としてから受け身失敗した相手を追撃するなどの用法が、ゲッコウガジョーカーの上空中攻撃などで見られる。 特に、高%でも立ち吹っ飛びのまま疑似メテオが可能なジョーカーは「立ち吹っ飛びの硬直が着地しても解けない」という仕様の恩恵を受けている。

メテオスマッシュの一覧

対地ヒット限定の地上メテオやオートリンク利用の疑似メテオ、一部の連続ヒットワザにある次の段にヒットさせるために下向きのベクトルが設定されたワザなどの実用的でない物は除く。

備考

  • 英語では「Meteor smash」。狭義には疑似メテオが「Spike」とされているが、メテオ返しのない『64』や『3DS/Wii U』以降では広義的に各種メテオスマッシュを決めることを指して「Spike」や「Dunk」などと呼ぶこともある。
  • 戦場終点などの崖下など、下向きの斜面になっているところにふっとんだ相手が衝突すると、下方向に跳ね返って戻れなくなるガケメテオという現象がある。ふっとばしベクトルが下向きのワザによって起こるわけではないので、メテオとは全く別物。
  • 『64』のメテオワザは発生が10F未満の早いものばかりで、全体的な復帰力の低さや復帰の自由度の低さも相まって当てやすく、決まれば低%でも撃墜できる強力な代物だった。『DX』ではリスクリターンの釣り合いをとるために発生が遅くなった[1]

関連項目

脚注

  1. 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!
    "前作で、メテオ攻撃のリスクが低いわりに 効果はバツグンだったという反省があります。今回はリターンに見合ったリスクにしたかったというのもありますが、スピード感のあるバトルの中で「ぐっとためて放って当てる」快感を持たせたかったということもあります。まぁ、ためのある分決まったら余分にスカッとできますから。"

外部リンク