「マリオ (3DS/Wii U)」の版間の差分
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*左向きの時、前作までは背を向いていたが、今作では左向きでも前を向くようになった。 | *左向きの時、前作までは背を向いていたが、今作では左向きでも前を向くようになった。 | ||
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*ジャンプ力が上がった。 | *ジャンプ力が上がった。 | ||
*[[落下速度]]が上がった。これにより、コンボ耐性が若干落ちた。 | *[[落下速度]]が上がった。これにより、コンボ耐性が若干落ちた。 |
2016年3月22日 (火) 13:53時点における版
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マリオ | |
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種類 | 基本キャラクター |
マリオ(Mario)は、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uで最初から使えるファイター。
ワザ目次 | |
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弱攻撃 |
つかみ |
ファイター性能
言わずと知れたゲーム界の歴史を担うキャラクターの一人。『スマブラ』ではオールラウンドなキャラクター性を体現し、クセの少ない攻撃や様々な場面で対応できる必殺ワザを持つ、バランスの良いファイターに仕上がっている。
マリオの強さの要因の一つは攻撃の出(発生)の速さと隙の少なさ。手足がやや短いせいでリーチは他のファイターに劣るが、どれも扱いやすい。特に上・下攻撃はコンボがしやすく、序盤のダメージ稼ぎに重宝する。スマッシュ攻撃もクセがなく、#下スマッシュ攻撃は横にふっとばし、復帰力の低い相手には決め手になる。空中攻撃についても同様に扱いやすいものが揃っており、#前空中攻撃は発生と隙が遅いかわりに相手を下にたたき落とすメテオスマッシュを実装している。
もうひとつの強さはつかみからの展開。マリオの#つかみは発生が速く、#つかみ攻撃の威力が高い。コンボの起点になる#下投げや崖際で投げればフィニッシュになる#後投げも優秀。
必殺ワザは、飛び道具を放つ「ファイアボール」や『スマブラ』の大原則である復帰ワザの「スーパージャンプパンチ」から、反射と反転を兼ねる「スーパーマント」や押し出し効果のある「ポンプ」のようなトリッキーなワザまで備えている。
横必殺ワザと下必殺ワザはただ出しただけでは役に立たないが、ここぞと言う時に使えば反撃、さらには撃墜が見込める。
中間距離での牽制合戦や差し合いから、至近距離での接近戦までこなせる懐の広さが持ち味。
逆に考えれば、相手が苦手とする間合いを中心に戦うようにすることで、こちらから有利な戦いを仕掛けていくこともできる。
各ワザの隙の少なさやコンボ性能の高さなど、相性にさほど左右されない長所を併せ持つ。
これといった弱点があまりなく、相手や戦況に合わせて柔軟に戦い方を変えることができる。
多数のアクションができる三面六臂なバランス型だが、逆に言うとそれは器用貧乏。
例えば、クッパのように特段高い威力やリンクのような攻撃範囲が広いワザを持たず、カービィみたいに長く滞空できない。
マリオを操作する上での課題は、復帰手段がジャンプ→上必殺ワザの基本的なパターンがほとんどで何かしらの妨害を受けやすい方であること。そして、ワザの攻撃範囲がやや狭いこと。
適当にワザを振っただけで状況がひっくりかえることはあまりないため、初心者にはオススメできない。基礎的なアクションを覚え、前途の必殺ワザを使った反撃などそれぞれのワザの性質を理解したうえで駆使することでマリオの真価が発揮されるミスターハイスタンダードと言える。テクニックも修得すればさらに幅が広がる。
マリオを使いこなせたなら、他のファイターを使う時、ある程度はすぐ対応・応用ができることだろう。
- 長所
- ワザの発生が早め。こちらのワザが届く間合いであれば、相手の先手を取って攻撃しやすい。密着状態には比較的強い部類。
発生が早い#ニュートラル空中攻撃や無敵時間のある#上必殺ワザ「スーパージャンプパンチ」があるため、相手の連係に割り込む能力が高い。相手の攻めの流れを止めやすい。 - 空中攻撃の着地硬直が少ない。空中攻撃からスムーズに次の行動に移れる。出の早い地上攻撃に繋ぐことも比較的容易。
- 相手を下にたたき落とすメテオワザを持つ(#前空中攻撃)。特に性能が良い訳ではないが、メテオスマッシュのテクニックを覚えれば戦略の幅が広がるので、他ファイター含めて身に付けるようにしたい。
- 投げの性能が高め。#後投げは撃墜が狙え、#下投げはコンボや連係の始動技として強力。
コンボ性能が高く、一瞬で大きなダメージを取ることができる。 - 使い勝手のよい飛び道具と反射ワザを持つ(#通常必殺ワザ「ファイアボール」と#横必殺ワザ「スーパーマント」)。
また、「スーパーマント」には反射効果のほかに、相手の進行方向を反転させる効果もある。 - 押し出し効果のあるワザ(#下必殺ワザ「ポンプ」)を持っている。
向きを反転させるワザと押し出し効果のあるワザを兼ね備えるため、一部のキャラに対しての復帰阻止が強力で、場合によっては早期の撃墜および事故による頓死が狙える。 - 極端な短所を持たないため、どんな相手ともある程度やり合えるだけの対処能力の高さを持つ。
- ワザの発生が早め。こちらのワザが届く間合いであれば、相手の先手を取って攻撃しやすい。密着状態には比較的強い部類。
- 短所
- ワザのリーチが短く、つかみ間合いも平凡。武器持ちや体格で劣るファイターには、こちらのワザが届かないところから一方的に攻撃されやすい。
- 復帰力が低い。復帰距離そのものがあまり長くないので、ベクトルの低いふっとびや場外での運びに弱い。復帰手段も乏しく動きも読まれやすいため、妨害を受けやすい方。
- ワザはどれも素直で、極端に尖った強みがないため、概ねどのファイター相手でも圧倒的な優位を得ることは難しい。
また、マリオに限った話ではないものの、持ち前の対応力を十分に発揮するには、相応の知識と対戦経験を要する。
運動技能
ジャンプ回数 | 2 |
---|---|
カベジャンプ | ○ |
カベ張りつき | × |
しゃがみ歩き | × |
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。 他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。
前作からの主な変更点
今作ではファイター全体の変更として移動速度の上昇によるゲームスピードの加速、中量級以下のファイターのワザの威力ダウンにより重量級との威力の差が大きくなる調整の傾向が多く、シリーズを通して作品のさまざまな要素において基準となるマリオもこの変更を受けている。
今作でマリオが受けた変化は威力の減少だが、下強攻撃など使いにくかったワザがコンボ向けの強化を受け、軽快な動きができるようになり、弱体化の影響はほとんどない。そのため、扱いやすさと強さが大きく向上した形になった。
- 左向きの時、前作までは背を向いていたが、今作では左向きでも前を向くようになった。
- 空中横移動最高速度が大幅に速くなった(0.94→1.15)。
- 走行速度が速くなった(1.5→1.6)。
- ジャンプ力が上がった。
- 落下速度が上がった。これにより、コンボ耐性が若干落ちた。
- ブレーキ力が落ちた(0.6→0.45)。
- 全ての通常ワザと投げワザの威力が落ちた。
- #上強攻撃のふっとばし力が下がり、フィニッシュには使えなくなった。
- その代わり、ほとんどのファイターに20%程ダメージを与えられるくらいにお手玉しやすくなった。
- #下強攻撃のモーションの後半の大部分がキャンセルできるようになった。
- #前スマッシュ攻撃の先端の爆発の攻撃範囲が拡大し、ふっとばし力が少し上がった。
- #下スマッシュ攻撃のふっとばし力が低下。反撃や押し出しには相変わらず便利だが、直接撃墜することは難しくなった。
- #上空中攻撃のふっとばし力が低下。攻撃の繋ぎに使いやすくなった。
- #下投げのふっとばし力が大幅に低下、ふっとばしベクトルが低くなり(80°→68°)、追撃しやすくなった。
- #通常必殺ワザ「ファイアボール」の飛距離が少し伸びた。
- 「ファイアボール」の全体の動作が遅くなった。また、終わり際は威力が1%落ちるようになった。
- 「ファイアボール」の落下速度が上がり、崖下の相手に対する妨害がしやすくなった。
- 「ファイアボール」ヒット時の効果音が『スーパーマリオブラザーズ』と同じ音が使われるようになった。
- #横必殺ワザ「スーパーマント」ヒット時の効果音が『スーパーマリオワールド』と同じ音が使われるようになった。
- #上必殺ワザ「スーパージャンプパンチ」の上昇量が大きくなった。
- 「スーパージャンプパンチ」を当てた時にエフェクトとして表示されるコインが『New スーパーマリオブラザーズ』のスターコインに近いデザインになった。また、最終段のヒット音はピッチが高くなった。
- #下必殺ワザ「ポンプ」の範囲と水の押し出す力が少し増した。
- 「ポンプ」の溜めを中断すると、すぐにポンプが非表示になるようになった。
- #最後の切りふだ「マリオファイナル」の出だしの連続ヒット数が増え、与えるダメージ量が増加した。
更新履歴
用語の解説・全ファイター共通の変更点は各更新データのページを参照
ワザ
弱攻撃
パンチ→反対の手でパンチ→キック。
- 全3段の弱攻撃。
- 誰にも当たっていない場合、攻撃ボタンを押しっぱなしにすると高速で1段目を連発する。置きワザとしても使える。
- 1、2段目はダウン連対応ワザ。
- かなり出が早いため接近戦で使いやすい。密着に強く、割り込みにも便利。
データ
- ダメージ: 2.5% → 1.5% → 4.0% [1段目→2段目→3段目]
- 発生: 2F (1段目)
ダッシュ攻撃
滑り込みながらキック。
- 終わり際は当てた後に追撃しやすい。
- 持続が長く当てやすいが、それゆえに外すと隙が大きく、ガードされると相手にめり込むため反撃をもらいやすい。
- 打点が低く持続が長いため、相手のガケつかまりを狙うのも手。
データ
- ダメージ: 8%-6% [始-終]
- 発生: 6F
横強攻撃
前方に回し蹴り。
- スティックを斜めに倒して入力するとその方向に攻撃できるシフトに対応する。
- 平凡な性能だが、マリオのワザの中ではそこそこのリーチがあり、出の早さも悪くない。
このワザを振るかどうかは、相手の横強や下強の性能にもよる。このワザ以上に牽制や差し合いに強いワザを持つ相手には使いにくい。
データ
- ダメージ: 7%
- 発生: 5F
上強攻撃
捻りながらのアッパーカット。
- 動作が短く、弱く上にふっ飛ばすため、お手玉コンボがしやすい。序盤は下投げから狙いやすい。
- このワザから上空中攻撃などの空中攻撃に繋げると、さらにコンボ・連係が可能。
- 対空やガード解除反撃にも使える。単発では安いものの、ヒット後の追撃を考慮すればそれなりにリターンもある。
データ
- ダメージ: 5.5%
- 発生: 5F
下強攻撃
しゃがんだ姿勢から回転しながらの蹴り。
- 打点が低く、地形に沿って攻撃が出る。
- モーション後半を何かしらの行動でキャンセル可能。隙消しや追撃の起点にする際に有用。
データ
- ダメージ:7%/5% [根元/先端]
- 発生: 5F
横スマッシュ攻撃
突きだした手のひらの先に爆発を起こす。
- シフト対応。
- 先端の炎の威力が高く、リーチもマリオにしては長い。チャンスではこのワザを当てたい。
- 下シフトは崖につかまっている相手にも当たる。
無敵時間がない二度目の崖つかまりを狙ったり、相手の復帰ワザによっては崖をつかむ直前を狙ったりするのも有効。
データ
- ダメージ: シフト無し:14%/17% 上シフト14.70%/17.85% 下シフト:14.42%/17.51% [腕/炎]
- 発生: 15F / ホールド開始: 6F
上スマッシュ攻撃
後ろから前へ頭を振って攻撃。
- 攻撃時に頭部が無敵状態になるので相手の攻撃に打ち勝ちやすい。出が早く当てやすいのも利点。
- 前方よりも後方のほうが範囲が広く、出が早い。そのため、前方に相手がいる場合、後ろに振り向いてから出すと当てやすくなる。
データ
- ダメージ: 14%
- 発生: 9F / ホールド開始: 7F
下スマッシュ攻撃
前→後ろと地面すれすれに回転蹴り。
- まず前方に攻撃判定が出て、その次に後ろに攻撃判定が出る、前後2段攻撃。
- スマッシュとしては威力が少し物足りないが、回避狩りにもなり、出が早いので当てやすい。
- ふっとばしベクトルが低いため、当てた後は復帰阻止がしやすい。クッパのような復帰力の低い相手には決まり手にもなる。
データ
- ダメージ: 10%/12% [前/後]
- 発生: 前: 5F / 後ろ: 14F / ホールド開始: 3F
ニュートラル空中攻撃
空中でキックを放ち、姿勢を保持する。姿勢を保った状態でも攻撃を当てることができる。
- 出がかなり早く、攻撃範囲は小さいが、下方、前方をカバーしており、割り込みに使いやすい。
着地隙が短いため、着地際に当てると追撃がしやすく、持続が長いため、回避されても当たりやすい。さまざまな使い道がある汎用性の高いワザ。 - 相手の連係に割り込む手段としても強力。ただし暴れを見越してのガードやカウンターワザなどには注意が必要。
データ
- ダメージ: 8%-5% [始-終]
- 発生: 3F
前空中攻撃
前方に思いきり拳を振り下ろす。
- 出始めと終わり際の一瞬は横にふっ飛ばす。その間は下にたたき落とすメテオスマッシュになる。
- 場外ではマリオの豊富で強力な復帰阻止のレパートリーの一つとなる。
出が遅く範囲が小さいため、ただ適当に繰り出しただけではなかなか当たらない。相手の攻撃を空振らせてその隙に当たるようにするなど工夫しよう。
復帰阻止の際には、こういうワザも見せて意識させておくことで、他のワザが当たりやすくなったりする。
データ
- ダメージ: 12%-14%-10% [始-中-終]
- 発生: 16F (※ メテオ部分 17-20F)
後空中攻撃
後方へ向けてのドロップキック。
- 出が早く、マリオのワザの中ではリーチが長いほうなので、攻めに守りに復帰阻止に、幅広く活用できる。
- 動作が短いので連係に使いやすい。着地隙も短いので、着地際に当てて上強攻撃など他のワザに繋げることも可能。
データ
- ダメージ: 10.5%-7% [始-終]
- 発生: 6F
上空中攻撃
上方へ向けて回転蹴りを放つ。
- マリオのコンボ・連係の要の一つ。動作が短く、軽く上にふっ飛ばすので追撃しやすい。
- 戦場の浮遊台など地形を利用すると、追撃の幅が広がる。
データ
- ダメージ: 7%
- 発生: 4F
下空中攻撃
高速回転して相手を巻き込む。
- 連続ヒットワザ。最大で6回ヒットする。
- 途中で着地すると着地攻撃が発生する。
- 範囲は小さいが、隙も小さい。特に後隙の短さが目立つ。低%の相手ならこれを当ててから連携可能。
- ガードされた場合は、うしろに回り込んだり(めくる)、距離を取るようにすると反撃を受けにくい。
データ
- ダメージ: 計10% (1%*5+5%) / 着地攻撃: 2%
- 発生: 5F
つかみ
片手を伸ばして掴みかかる。
- 発生: つかみ 6F / ダッシュつかみ 8F / 振り向きつかみ 9F
- 範囲が短いが、平均的な発生と使いやすい掴み。
つかみ攻撃
掴んだ相手に頭突きで攻撃。
- ダメージは多いが、発生が遅く連打間隔はかなり長い。序盤はすぐに投げてしまったほうがいいかも知れない。
データ
- ダメージ: 3.25%
前投げ
掴んだまま一回転して振り回し、その勢いで前方へ放り投げる。
- 投げた後にすぐ動けるようになるので、ダッシュ攻撃などで追撃がしやすい、
- 後投げと似たモーションだが、後ろ投げのように周囲の相手を巻き込むことはできない。
データ
- ダメージ: 8%
後投げ
掴んだまま二回転して振り回し、その勢いで後方へ放り投げる。
- 振り回している相手に攻撃判定があり、周囲の相手にヒットしダメージを与える打撃投げ。
- マリオの投げの中では唯一周囲の相手に攻撃できる。
それもかなり攻撃範囲が広いため(振り回している相手の大きさにもよるが)、動作が長いわりには混戦地帯でも使いやすい。 - 崖際ではおよそ150%程から撃墜を狙える。
データ
- ダメージ: 投げ 11% / 巻き込み 8%
上投げ
上へ放り投げる。
- 優秀な下投げの影に隠れがちだが、これも連携がしやすい投げワザ。
下投げよりも高く飛ぶので、地形の関係で高い位置から連携を始めたいときなどに。 - 軽量級相手なら、フィニッシュとしても使える。
データ
- ダメージ: 7%
下投げ
相手を地面に叩きつける。
- ダメージ: 5%
- 相手を少しだけ上に飛ばすので、とても連携がしやすい。ここから上強攻撃や上空中攻撃に繋げるのがマリオの主力コンボ。
- 崖近くに立ち、ステージ側を向いてドンキーコングなどの一部のファイターを下投げすると、全く浮かなかったり、崖に当たって斜め下に飛んでいったりする。
通常必殺ワザ
通常必殺ワザ1
手のひらから火の玉を放つ。火の玉は地面をはずみながら飛ぶ。
仕様
- エネルギー系の飛び道具。
- 重力の影響を受けて落下する。
- 床に当たるとバウンドする。カベに当たると消滅する。
- 一定時間経過するか、3回バウンドして少しすると、自然消滅する。地上で撃つよりも空中で撃つほうが射程が伸びる。
解説
- 空中から地上の相手を牽制できる点が便利。相手との間合いが離れたら、とりあえずジャンプしながら撃って牽制や攻めの起点として利用する。
ただ撃つだけでは避けられやすいので、高度やタイミングを適度に変えつつ撃っていくとなお良い。
振り向き必殺ワザやベクトル反転必殺ワザとの相性が良く、使いこなせれば撃てる機会がさらに広がる。これらのテクニックは落下点をずらす目的でも有用。 - ジャンプから撃つ際、火球の軌道の下をくぐられてしまうと、下を取られる格好になって危険。直接ダッシュ攻撃などで差し込まれることもある。
常に相手の手前に落とすことを意識したい。 - 地上で撃つ場合は、相手のショートジャンプ攻撃による差し込みに注意。
相手のキャラ次第で、安全に撃てる距離、すなわち、相手の差し込みにこちらの対処が間に合う距離が変わってくる。
撃っても安全かどうかを判断するには、相手の機動力と空中攻撃の性能を十分に把握しておく必要がある。
ギリギリの間合いで撃てるようになれば、あえて飛び込ませて上強攻撃や上スマッシュで迎撃したり、ガードや退き行動などで対処したりでき、リードを奪える。 - 攻めの起点にするときは、炎を追いかけるように動こう。当たった相手に追撃できる。
- ガードを固めてくる相手には、炎を追いかけての掴みが有効。ジャンプでよける、緊急回避するといった回避行動にはクセが出やすいので、意識しておくと狩りやすい。
データ
- ダメージ: 5%-4% [始-終]
- 発生: 17F
通常必殺ワザ2
火の玉を高速で一直線に投げる。威力は弱いけれど素早く連射できる。
- ダメージ: 3%-2.3%-1.5% [始-中-終]
- 「ファイアボール」のように後ろにジャンプして逃げながら撃ったり、発射したカプセルといっしょに攻め込むといった使い方は難しいが、その連射性と速い弾速で射程範囲の相手を圧倒することができる。
通常必殺ワザ3
大きな火の玉がゆっくり進む。射程は短いが連続ヒットで長く足止めできる。
- ダメージ: 1.5*n%
- 「ファイアボール」よりも玉が大きいが、前後隙が大きく弾速がとても遅い。こちらは重力の影響を受ける。玉は長く持続するのでこのワザを当てるよりは相手を動きをけん制する置き技というイメージで使っていくのが良いだろう。
横必殺ワザ
共通で、スーパーマントの派生ワザは放った後の硬直がスーパーマントより長くなっている。
そのため、同じ間隔で翻して攻撃すると痛い目にあうので要確認
横必殺ワザ1
マントをひらりと振って飛び道具を反射。相手に当てるとくるりと向きを変えられる。
- マントに当たった飛び道具を反射する。
- 反射判定の持続時間は、攻撃判定の持続時間よりも長く、マントを翻し終わった後もしばらく続く。少々早めにワザを振ってしまっても問題ない。
- マントに当たった相手の向きを左右反転させる。方向入力も少しの間左右反転する。ふっとばし力は無い。
- 空中で出した場合、マリオが少し上昇する。横の速度は減速する。
- 硬直中に上昇分以上に降下するため、復帰距離は伸ばすことはできない。
ただ、滞空時間を稼いで復帰のタイミングをずらせるうえ、向きの反転効果があるので、復帰阻止への対抗手段にはなる。
- 硬直中に上昇分以上に降下するため、復帰距離は伸ばすことはできない。
データ
- ダメージ: 7%
- 反射倍率: 1.5倍
- 発生: 12F (打撃)
横必殺ワザ2
電気を帯びたマントではたいてふっとばす。飛び道具の反射はできない攻撃特化のワザ。
- マントの特性をすべて潰して攻撃に特化させたマント。通称「スマッシュマント」。飛ばす方向は横。
- 反転と反射が消えたため、完全に別物になったが、その攻撃性能はかなりのもので、上スマッシュ並みのふっとばし力を誇る。
- 必殺ワザなので、どんな状況でも放てる。相手が受身を取れなかったときの追撃、蓄積ダメージが高い相手が空中で隙を晒した時など、スーパーマントと違った優秀さを持つ。
- これといった決定打が少ないマリオにとって、いつでも放てるスマッシュ攻撃はありがたい存在なので、カスタムありでスーパーマントが肌に合わないならつけてみるといい。
データ
- ダメージ: 11.2%
横必殺ワザ3
力強くマントを振って風を巻き起こす。風圧でダメージを与えながら相手を押し出す。
- 平たく言えばスーパーマントの放った後の硬直が増した代わりに風の押し出し効果を追加させたワザ。
- マントに直接当てなくても風で押し出せるが、当てれば反転効果も重なり、一気に押し出せるため、復帰阻止能力が非常に高い。
データ
- ダメージ: 5%
上必殺ワザ
上必殺ワザ1
勢いよく踏み切って素早くジャンプ。突きだした拳は触れた相手に連続ヒット。
仕様
- 連続ヒットワザ。最大6ヒットする。
- 使用後はしりもち落下になる。
- 飛び上がるまでにスティックを前に倒すと前進距離が増すが上昇量は少なくなり、スティックを後ろに倒すとその逆になる。
- 空中版より地上版の方が上昇量が大きい。
- 発動時に少しの間だけ無敵になる。
- 入力直後にスティックを後ろに倒すと行う向きの反転は、1段目のあとに行われる。
- 最初に現れる攻撃判定は、空中攻撃扱い。
- そのため、地上攻撃とは相殺しない。無敵がついてるため、必ず勝てる。
解説
- 上昇量は大したことはないが、発生がかなり早く、無敵に加えて意外と広い攻撃範囲のおかげで、このワザを潰される心配は少ない。
そのため、復帰の際にこのワザを使ったら崖まで届く、という距離まで来たら、まずは一安心といったところ。
データ
- ダメージ: 計12% (5%+1%*4+3%)
- 発生: 3F
戦場の上の台に乗ることができる。
上必殺ワザ2
ゆっくりと高くジャンプする。攻撃はできないけれど横に大きく動ける。
- 「スーパージャンプパンチ」よりもゆっくり、そして高く上昇する。攻撃判定はない完全な復帰専用ワザ。
データ
- ダメージ: なし
上必殺ワザ3
燃える拳で相手を打ち上げつつジャンプ。高く飛べないが頂点で強力な爆発を起こす。
- 「スーパージャンプパンチ」よりも上昇量が少なく、最後のふっとばしが強く、フィニッシュ技として重宝する。逆に復帰力は下がってしまうので注意。
データ
- ダメージ: 計21% (8%+13%)
下必殺ワザ
下必殺ワザ1
ポンプから放水して相手を押し出す。ためるほど勢いよく水を噴射できる。
仕様
- ワザを入力すると同時に溜めはじめるためワザで、溜めの中断と保持が可能。溜めるほど、水量と勢いが増す。
- 中断はシールドを張る、空中緊急回避、地上でスティックを倒すと左右緊急回避の3つの方法がある。
- ワザを入力した直後なら、攻撃を受けても溜めた量はリセットされない。
- 水は相手を押し出す効果(風)がある。ダメージはない。
- 水は物理系の飛び道具。相殺判定は無い。
解説
- 復帰の妨害に使ったり、ステージ端に追い詰められたときにライン回復のために使ったり、アイテムを拾った相手を押しやったり、
アイテムなど触れるとデメリットのあるアイテムを押し付けたりと、用途は意外と多い。 - ダメージは無いが、得点権を奪えるので、最後の切りふだなどで吹き飛ぶ相手を横取りしたり、復帰できず落下していく相手を横取りしたりと地味に黒い使い道も。
データ
- ダメージ: なし
下必殺ワザ2
水のかわりにアツアツのお湯を噴射。勢いはないけれど相手はダメージを受ける。
データ
- ダメージ: 1.2*n%
下必殺ワザ3
強烈な放水で相手を大きく押し出す。満タンまでためるのに時間がかかる。
データ
- ダメージ: なし
最後の切りふだ
渦巻く二つの巨大な火炎球を放つ。火炎球はらせん状に直進し、相手を巻き込んでいく。
- マリオ自身にも攻撃判定が発生し、ヒット後火炎球に巻き込むため、背中側の敵にも至近距離であれば効果を発揮する。中心に巻き込むので脱出もされにくい。
- 最後の切りふだとしては威力が弱く、相手を大きく吹っ飛ばすこともできない。撃墜を狙うときは場外に押し出す感覚で撃つべし。
- 出も遅く避けられやすいので、崖際での乱戦に撃ち込むか復帰の妨害に使うのがベター。乱戦の中に撃ち込む場合、「これくらいならジャンプしなくても頭上を通り過ぎるだろう」と思わせるくらいギリギリの高さに撃つといい。もしジャンプされたとしても、回避に必要なジャンプ力を少し軽減してくれる。
- 射程は"終点"の端から端までよりも長い。
データ
- ダメージ: 大きな火の球:3% 小さな火の球:2%
あおむけおきあがり攻撃
起き上がりながら後ろ→前と両足を揃えて蹴る。
- ダメージ: 後ろ 7% / 前 7%
うつぶせおきあがり攻撃
起き上がりながら後ろ→前とパンチ。
- ダメージ: 後ろ 7% / 前 7%
転倒おきあがり攻撃
起き上がりながら後ろ→前と片足で蹴る。
- ダメージ: 後ろ 5% / 前 5%
ガケのぼり攻撃
ガケからのぼりながら蹴る。
- ダメージ: 7%
アピール
- 上アピール
- 横アピール
- 帽子を脱いで、1ターンする。
- 下アピール
- 宙で回って背中から落ちる『ドンキーコング』でミスしたときのポーズ。
登場演出
土管から拳を突き上げながら「Let's Go!」と威勢よく登場。
勝利・敗北演出
- 勝利
- BGM:『スーパーマリオブラザーズ』ステージクリアBGM
- ポーズ:十字ボタン←
- 後ろで腕をぐるぐる回してパンチ。
- ポーズ:十字ボタン↑
- 右の掌で炎を燃やしたあと、左手を突き出す。
- ポーズ:十字ボタン→
- 唸ったあと回転ジャンプ。
- 敗北
- 拍手を送る。
カラーバリエーション
カラー | 詳細 | 元ネタ |
---|---|---|
通常 | 赤い帽子と青のオーバーオール。 | |
白 | 白い帽子と赤のオーバーオール。 | 「ファイアマリオ」のカラー。 |
水色 | 水色の帽子とオーバーオール、マゼンダのシャツ。 | 『マリオブラザーズ』日本版パッケージイラストを意識したカラー。画像 |
黄色 | 黄色の帽子と紫のオーバーオール。 | "ワリオ"のオーバーオール姿を意識したカラー。 |
黒 | 黒色の帽子とオーバーオール。白色のシャツ。 | 『レッキングクルー』に登場する"ブラッキー"を意識したカラー。 |
緑 | 緑色の帽子と茶色のオーバーオール。 | 『レッキングクルー』日本版パッケージイラストに似ている。画像 |
ストライプ | 赤と白のストライプ帽子とオーバーオール。星が入った青いシャツ。 | 『ゴルフUSコース』『マリオオープンゴルフ』の衣装。 |
紫 | 紫色の帽子と紺のオーバーオール。 | "ワルイージ"を意識した配色。『ペーパーマリオRPG』では、特定のバッジの組み合わせで再現できる。 |
主な復帰阻止
- 前空中攻撃
- クリティカル(中間)がメテオ判定なので、そこを上手く当てればそのまま撃墜もできる。
- 後空中攻撃
- 出が早く、リーチもあり扱いやすい。前空中攻撃は出が遅いので状況に合わせて使い分けよう。
- 横必殺ワザ
- 上必殺ワザなどで戻ってくる相手をマントで反射。操作反転で相手を操作を狂わせる。
- 下必殺ワザ
- 戻ってくる相手をポンプで押し出して落とす。一部のキャラには効果大。上下に方向調節が可能。2回連続で放つのも良い。
- 通常必殺ワザ
- ファイアボールの重力に従って落ちていく性質を生かして、下から復帰してくる相手に嫌がらせ。
公式スクリーンショット
マリオが映っている発売前の公式スクリーンショットを検索 … / (検索ページにジャンプしたら、“マルチメディア”をクリック。)
もはや恒例、クッパとの対決。
新たなる挑戦者と拳を交える。
スカイロフトを一望。
誰かのサッカーボールをヘディングしようとするようだ。
備考
- 発売前の2014年4月9日に公開された「大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9」の30分40秒付近でマリオが使った#上必殺ワザ3の「爆発パンチ」は、製品版の2倍以上跳躍している。
脚注