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+ | 大半は上寄りの攻撃範囲を持ち、横への範囲は小さい。前方よりも後方に寄ったものも多くある。全体モーションが短めでふっとばし[[ベクトル]]は真上に向いたものが多く、それらは[[蓄積ダメージ]]の少ない相手に連続ヒットさせやすい。 | ||
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+ | 全ての下強攻撃は、使用者の前方に攻撃判定が現れる。横強攻撃よりも攻撃範囲が前方に長いものも複数あるが、判定の位置は横強攻撃よりも低く、上空にいる相手には当たりにくいものが多い。『[[スマブラX]]』以降、一部の下強攻撃はヒットした相手を一定確率で[[転倒]]させる効果を持つようになった。 | ||
− | + | 開発者の[[桜井政博]]は、下強攻撃や[[下スマッシュ攻撃]]は「意外と使える」路線で性能を決めたと述べている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn047.html スマブラ拳!! (64):アンケート集計拳!!]</ref>。 | |
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+ | *英語圏のコミュニティでは、「Tilt attack」が通称として使われている。公式の英語名は、『[[スマブラ64]]』では「power attack」、『[[スマブラDX]]』以降では「strong attack」。 | ||
+ | *『[[スマブラX]]』と『[[スマブラSP]]』では、[[向き反転]]と上強攻撃・下強攻撃を同時に行う方法がある。『スマブラX』では[[先行入力]]に限り特殊な操作をすることで可能。『スマブラSP』では、斜め後ろへ方向入力することで可能。 | ||
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+ | *[https://www.ssbwiki.com/Tilt_attack Tilt attack - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki] | ||
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2023年2月7日 (火) 18:25時点における最新版
強攻撃は、ファイターが地上にいるときに、コントロールスティックがあるコントローラーなら、それを倒しながら攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。ただし、コントロールスティックを勢いよく倒す(弾く)とスマッシュ攻撃になる。強攻撃を行うためには、コントロールスティックをゆっくり倒すか、倒してしばらくしてから攻撃ボタンを押すか、倒し切らず途中で止めた状態で攻撃ボタンを押す必要がある。最も簡単で確実な強攻撃の出し方は、歩行またはしゃがみ状態で攻撃ボタンを押すことである。
強攻撃には横・上・下の三種類があり、それぞれスティックを倒す方向によって使い分けることができる。強攻撃の性能はそのファイターが持つ弱攻撃とスマッシュ攻撃の中間のものが多い。稀にだが、弱攻撃よりも力が弱く隙が短いものや、同方向のスマッシュ攻撃よりもパワーも隙も大きいものもある。
横強攻撃
ファイターが地上にいるときに、横に方向入力をしながら攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。
大半の場合は使用者の前方に大きな攻撃範囲を持ち、横の奥側にふっとばすため、素早く相手を追い返すのに向いている。
横強攻撃の中にはシフト攻撃に対応したものがある。メタナイトやスネークなど、攻撃ボタンを連続で押すことによって弱攻撃のようにコンビネーションできる性質を持っているものもある。
上強攻撃
ファイターが地上にいるときに、上に方向入力をしながら攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。
大半は上寄りの攻撃範囲を持ち、横への範囲は小さい。前方よりも後方に寄ったものも多くある。全体モーションが短めでふっとばしベクトルは真上に向いたものが多く、それらは蓄積ダメージの少ない相手に連続ヒットさせやすい。
下強攻撃
ファイターが地上にいるときに、下に方向入力をしながら攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。
全ての下強攻撃は、使用者の前方に攻撃判定が現れる。横強攻撃よりも攻撃範囲が前方に長いものも複数あるが、判定の位置は横強攻撃よりも低く、上空にいる相手には当たりにくいものが多い。『スマブラX』以降、一部の下強攻撃はヒットした相手を一定確率で転倒させる効果を持つようになった。
開発者の桜井政博は、下強攻撃や下スマッシュ攻撃は「意外と使える」路線で性能を決めたと述べている[1]。
備考
- 英語圏のコミュニティでは、「Tilt attack」が通称として使われている。公式の英語名は、『スマブラ64』では「power attack」、『スマブラDX』以降では「strong attack」。
- 『スマブラX』と『スマブラSP』では、向き反転と上強攻撃・下強攻撃を同時に行う方法がある。『スマブラX』では先行入力に限り特殊な操作をすることで可能。『スマブラSP』では、斜め後ろへ方向入力することで可能。
脚注
外部リンク
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