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「スマブラforからの変更点」の版間の差分

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[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]]から[[大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL]]になって変更されたもの掲載している。
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以下の変更点は、公式トレーラーや[[E3 2018]]などのプレイ映像から確認されたものであり、製品版や今後の試遊版では変更されている可能性があることに注意。
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== 変更点 ==
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=== ファイター全般の変更点 ===
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==== ゲーム性・演出 ====
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*1on1では、3人以上での対戦よりも攻撃のダメージが(約1.2倍)増加するようになった。
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*ふっとび方が大きく変わった。ふっとびの初速が速くなり、ある程度の距離から急激にブレーキがかかるようになった。「バトミントンのシャトルの飛び方」、「風船を叩いたときの飛び方」などと形容されている。
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*攻撃を受けたとき、そのとき向いていた方向のままふっとぶようになった。過去作では{{for|シュルク#バックスラッシュ}}のような極一部を除いて、攻撃を受けると必ずふっとび方向とは逆を向くようになっていた。
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*[[KO|手前やられ]]の演出時間が、星KOよりも短くなった。
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*[[KO|星やられ]]の演出が少し変わり、画面奥へ飛んで行って星になるようになった。
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*運動
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**[[走行]]中にどのような地上攻撃でも出せるようになった。
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**『スマブラ64』、『スマブラDX』のように、[[ステップ]]をいつでも反対側へのステップでキャンセルできるようになった。
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*防御
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**[[緊急回避]]を短時間で繰り返し使用すると、その度に動作が遅くなっていき、更に無敵時間が減少していくようになった。
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**空中回避が2種類になった。何も方向入力をせずに回避をした場合は単に空中で無敵状態になる『スマブラX』と『スマブラfor』の仕様のものになり、方向入力と同時に回避をした場合は、指定した方向へ移動しつつ回避をする『スマブラDX』に似た仕様のものになる。
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**空中回避は一度に一回しか使用できない。着地すると回復する。
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**[[ジャストシールド]]は、攻撃に合わせて展開するのではなく、攻撃をガードする直前にシールドを<b>解除</b>した場合に発動するようになった。
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**[[踏み台ジャンプ]]をされた場合の[[ぬるり落下]]が受け身を取れるようになった。
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*ワザ
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**[[スマッシュホールド]]を過去作より遥かに長く続けられるようになった。威力の上昇具合については不明。
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**ジャンプボタンと攻撃ボタンですぐに[[空中攻撃]]を出せるようになった。
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**[[掴み]]を受けたファイターは、それから掴みが解除されて1秒経過するまで全身が点滅するようになった。
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**[[掴み]]が互いに同時にヒットすると、僅かなダメージとともに、すぐに[[掴み外し]]が起きるようになった。
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**[[最後の切りふだ]]の高速化が図られ、全体的に演出や効果時間が低下した。更に変身系は廃止されて既存のモノは全て変更された。
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**[[アピール]]をキャンセルできるようになった。また、アピールモーションも多くが短縮化されている。
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=== アイテム ===
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*ヘルパー
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**攻撃可能な敵の[[アシストフィギュア]]を倒すと、前作まではその場で消滅だったが、今作では撃墜として退場されるようになった。また、タイム制においては、倒したプレイヤーに得点が入るようになった。
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*既存アイテムの変化
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**[[スマッシュボール]]に、浮遊せずに地面を転がるタイプが追加され、ジャンプ力の低いファイターでも取得しやすくなった。
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**[[ハンマー]]と[[ゴールデンハンマー]]がヒットしたときに、『ドンキーコング』でハンマーを敵等に当てて消滅させたときに出るエフェクトが表示されるようになった。
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=== グラフィックとサウンドの表現 ===
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*グラフィックは、『スマブラWii U』をベースに新たに作り直されている。ファイターのデザインは、前作より少し落ち着いた色彩で表現されている。
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*サウンド
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**効果音は『スマブラfor』から引き継がれているが、打撃音など新しくなった物もある。
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*乱闘エフェクト
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**全体的にアニメ調に一新された。
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**ストック制においてその対戦の勝敗が決まるような[[バーストライン]]を超えそうになる強いふっとばしの攻撃を受けたときや、1on1で、[[シールドブレイク]]したときや[[キャプテン・ファルコン]]の「ファルコンパンチ」などの強力なワザを当てた際に[[リトル・マック]]の「K.O.アッパーカット」のように、一瞬止まってカメラが接近する演出が入るようになった。
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**ふっとびエフェクトで、弱い吹っ飛びにも誰が飛ばしたかがわかる色付けがされるようになった。
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**[[最後の切りふだ]]の発動時には、ファイターのカットインと専用のカメラ演出が入るようになった。
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**[[最後の切りふだ]]や使用されたアイテム、アシストフィギュアで背景が変化する演出が用いられている。全ての最後の切りふだで背景が変わるようになっている。背景演出の中には、[[ボス・ギャラガ]]に連れ去られる時には黒一色の背景に流れる白いドットで表現された銀河や、[[川島教授]]が登場すると背景が白いマス目に変わるなど、原作の雰囲気を再現した背景になるものもある。
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*[[蓄積ダメージ]]
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**%の表示が、小数点第一位までになった。『スマブラfor』でも内部的には小数点第一位まで設定されていたが、表示はされていなかった。
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**[[最後の切りふだ]]のスタンバイ状態中は、蓄積ダメージの枠がスパークするようになった。また、[[ほかほか補正|ほかほか状態]]の時はこの枠から黒い煙が出るようになった。
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**[[リトル・マック]]の「K.O.ゲージ」以外にも専用のゲージ・システムが表示されるようになった。『スマブラfor』から参戦するファイターでは、[[むらびと]]がしまったアイテムや飛び道具、[[ルフレ]]のサンダーソード・魔導書の耐久力ゲージ、[[クラウド]]のリミットゲージが表示されるようになった。
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**名前を設定していると、この枠のキャラクター名表示がその名前に置き換わるようになった。
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*戦況表示
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**タイム制乱闘において、1位のプレイヤーはときどき光るようになった。これにより、誰が今1位なのかを把握しやすくなった。
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**1on1のストック戦では、バーストして残りストック数が変化すると、一時的に画面に大きく両者の残りストック数が表示されるスコア機能が表示されるようになった。
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*バースト・復帰
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**バースト時の爆発エフェクトに、その場所から紙吹雪が舞うエフェクトが付くようになった。
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**[[ルーペ]]になったとき、画面の隅にミニマップが表示され、ファイターの位置とバーストラインまでの距離が把握しやすくなった。
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**[[ルーペ]]は、バーストラインに近づくほど小さくなるようになった。
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**復活足場のデザインが変更された。
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*[[勝利演出]]
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**前作と同じ勝利ポーズであっても、カメラワークや演出は一新されている。
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**チーム戦では、『スマブラX』以前のように全員が勝利ポーズを決めるようになった(前作では最も得点を稼いだファイターだけが勝利ポーズを取り、他は既にポージングした状態だった)。
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**背景は前作をベースにし、足場は今作の[[戦場]]と共通したデザインの物が用いられるようになった。
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**勝利時のナレーションのコールが変わり、「The winner is...○○!」から「○○ wins!」になった。
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=== ゲームモード・UI ===
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*対戦前
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**[[大乱闘]]時、ステージ選択をファイター選択より先にするようになった。これはステージとキャラクターの相性による有利不利を無くすためである。
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**対戦開始のロード中は、VS画面が表示されるようになった。
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*乱闘
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**[[サドンデス]]のルールが大きく変わった。[[バーストライン]]が徐々にステージ中央に接近してくるという仕様に。[[ボムへい]]は降らない。
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*ステージ
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**前作にあった全てのステージを[[終点]]と同様の地形にする[[終点化]]に加え、[[戦場]]と同じ地形構成にする[[戦場化]]も実装された。
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**ステージの[[やくもの]]のON/OFFができる[[低ギミック化]](仮称)が登場した。例えば[[フリゲートオルフェオン]]ではやくものをOFFにするとステージの回転や停電が起きなくなる。
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== 1on1をはじめとした真剣勝負環境の整備と観客を意識した演出 ==
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スマブラではこれまで4人での乱闘がメインであり、1on1対戦は数あるプレイヤールールの一つとして扱うことがほとんどであったが、『SPECIAL』では1on1など向けの新システムや変更を多数取り入れている。
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対戦に直接かかわる部分では、1on1ダメージや最後の切りふだの短縮などの対戦の高速化をもたらす要素があり、一部ファイターの大人数の対戦でないと当てられないような大技も一対一でも当てる機会が生まれるように振り向き可能になったり高速化する傾向も見られる。
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そして顕著なのが大会などのe-Sportの側面を意識した要素、特にプレイヤーではない観客に見せる演出の増加である。<br/>スマブラの世界大会などでは、運営側に指定された終点や戦場を含む幾つかのギミックの少ないステージから選手が選ぶ仕組みをとっているケースがよくあり、それを取り入れたのが[[低ギミック化]]と言える。また相手のファイターが苦手なステージを選ぶのも戦略となっており、それをステージをファイターより先に選ぶ仕様にすることによりステージに合わせたファイター選びをするという流れを作っている。<br/>対戦前の対戦カード表示や1on1での得点表示の演出、プレイヤーネームの強調はプレイヤー達には必要ではない表示だが、観客には誰と誰が戦うのかや戦況がどう動いているのかが分かりやすくなる。また、ルーペ状態周りの表示もスマブラに詳しくない観客にも画面外の状況を見て分かるようにするものである。そして大技やトドメや切りふだなどの盛り上がるべきシーンが強調されるのも、見るエンターテイメントらしい演出である。
  
 
[[カテゴリ:過去作比較]]
 
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2018年7月10日 (火) 15:12時点における版

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大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uから大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALになって変更されたもの掲載している。

以下の変更点は、公式トレーラーやE3 2018などのプレイ映像から確認されたものであり、製品版や今後の試遊版では変更されている可能性があることに注意。

変更点

ファイター全般の変更点

ゲーム性・演出

  • 1on1では、3人以上での対戦よりも攻撃のダメージが(約1.2倍)増加するようになった。
  • ふっとび方が大きく変わった。ふっとびの初速が速くなり、ある程度の距離から急激にブレーキがかかるようになった。「バトミントンのシャトルの飛び方」、「風船を叩いたときの飛び方」などと形容されている。
  • 攻撃を受けたとき、そのとき向いていた方向のままふっとぶようになった。過去作ではシュルク#バックスラッシュのような極一部を除いて、攻撃を受けると必ずふっとび方向とは逆を向くようになっていた。
  • 手前やられの演出時間が、星KOよりも短くなった。
  • 星やられの演出が少し変わり、画面奥へ飛んで行って星になるようになった。

アクション・操作

  • 運動
    • 走行中にどのような地上攻撃でも出せるようになった。
    • 『スマブラ64』、『スマブラDX』のように、ステップをいつでも反対側へのステップでキャンセルできるようになった。
  • 防御
    • 緊急回避を短時間で繰り返し使用すると、その度に動作が遅くなっていき、更に無敵時間が減少していくようになった。
    • 空中回避が2種類になった。何も方向入力をせずに回避をした場合は単に空中で無敵状態になる『スマブラX』と『スマブラfor』の仕様のものになり、方向入力と同時に回避をした場合は、指定した方向へ移動しつつ回避をする『スマブラDX』に似た仕様のものになる。
    • 空中回避は一度に一回しか使用できない。着地すると回復する。
    • ジャストシールドは、攻撃に合わせて展開するのではなく、攻撃をガードする直前にシールドを解除した場合に発動するようになった。
    • 踏み台ジャンプをされた場合のぬるり落下が受け身を取れるようになった。
  • ワザ
    • スマッシュホールドを過去作より遥かに長く続けられるようになった。威力の上昇具合については不明。
    • ジャンプボタンと攻撃ボタンですぐに空中攻撃を出せるようになった。
    • 掴みを受けたファイターは、それから掴みが解除されて1秒経過するまで全身が点滅するようになった。
    • 掴みが互いに同時にヒットすると、僅かなダメージとともに、すぐに掴み外しが起きるようになった。
    • 最後の切りふだの高速化が図られ、全体的に演出や効果時間が低下した。更に変身系は廃止されて既存のモノは全て変更された。
    • アピールをキャンセルできるようになった。また、アピールモーションも多くが短縮化されている。

アイテム

  • ヘルパー
    • 攻撃可能な敵のアシストフィギュアを倒すと、前作まではその場で消滅だったが、今作では撃墜として退場されるようになった。また、タイム制においては、倒したプレイヤーに得点が入るようになった。
  • 既存アイテムの変化
    • スマッシュボールに、浮遊せずに地面を転がるタイプが追加され、ジャンプ力の低いファイターでも取得しやすくなった。
    • ハンマーゴールデンハンマーがヒットしたときに、『ドンキーコング』でハンマーを敵等に当てて消滅させたときに出るエフェクトが表示されるようになった。

グラフィックとサウンドの表現

  • グラフィックは、『スマブラWii U』をベースに新たに作り直されている。ファイターのデザインは、前作より少し落ち着いた色彩で表現されている。
  • サウンド
    • 効果音は『スマブラfor』から引き継がれているが、打撃音など新しくなった物もある。
  • 乱闘エフェクト
    • 全体的にアニメ調に一新された。
    • ストック制においてその対戦の勝敗が決まるようなバーストラインを超えそうになる強いふっとばしの攻撃を受けたときや、1on1で、シールドブレイクしたときやキャプテン・ファルコンの「ファルコンパンチ」などの強力なワザを当てた際にリトル・マックの「K.O.アッパーカット」のように、一瞬止まってカメラが接近する演出が入るようになった。
    • ふっとびエフェクトで、弱い吹っ飛びにも誰が飛ばしたかがわかる色付けがされるようになった。
    • 最後の切りふだの発動時には、ファイターのカットインと専用のカメラ演出が入るようになった。
    • 最後の切りふだや使用されたアイテム、アシストフィギュアで背景が変化する演出が用いられている。全ての最後の切りふだで背景が変わるようになっている。背景演出の中には、ボス・ギャラガに連れ去られる時には黒一色の背景に流れる白いドットで表現された銀河や、川島教授が登場すると背景が白いマス目に変わるなど、原作の雰囲気を再現した背景になるものもある。
  • 蓄積ダメージ
    • %の表示が、小数点第一位までになった。『スマブラfor』でも内部的には小数点第一位まで設定されていたが、表示はされていなかった。
    • 最後の切りふだのスタンバイ状態中は、蓄積ダメージの枠がスパークするようになった。また、ほかほか状態の時はこの枠から黒い煙が出るようになった。
    • リトル・マックの「K.O.ゲージ」以外にも専用のゲージ・システムが表示されるようになった。『スマブラfor』から参戦するファイターでは、むらびとがしまったアイテムや飛び道具、ルフレのサンダーソード・魔導書の耐久力ゲージ、クラウドのリミットゲージが表示されるようになった。
    • 名前を設定していると、この枠のキャラクター名表示がその名前に置き換わるようになった。
  • 戦況表示
    • タイム制乱闘において、1位のプレイヤーはときどき光るようになった。これにより、誰が今1位なのかを把握しやすくなった。
    • 1on1のストック戦では、バーストして残りストック数が変化すると、一時的に画面に大きく両者の残りストック数が表示されるスコア機能が表示されるようになった。
  • バースト・復帰
    • バースト時の爆発エフェクトに、その場所から紙吹雪が舞うエフェクトが付くようになった。
    • ルーペになったとき、画面の隅にミニマップが表示され、ファイターの位置とバーストラインまでの距離が把握しやすくなった。
    • ルーペは、バーストラインに近づくほど小さくなるようになった。
    • 復活足場のデザインが変更された。
  • 勝利演出
    • 前作と同じ勝利ポーズであっても、カメラワークや演出は一新されている。
    • チーム戦では、『スマブラX』以前のように全員が勝利ポーズを決めるようになった(前作では最も得点を稼いだファイターだけが勝利ポーズを取り、他は既にポージングした状態だった)。
    • 背景は前作をベースにし、足場は今作の戦場と共通したデザインの物が用いられるようになった。
    • 勝利時のナレーションのコールが変わり、「The winner is...○○!」から「○○ wins!」になった。

ゲームモード・UI

  • 対戦前
    • 大乱闘時、ステージ選択をファイター選択より先にするようになった。これはステージとキャラクターの相性による有利不利を無くすためである。
    • 対戦開始のロード中は、VS画面が表示されるようになった。

1on1をはじめとした真剣勝負環境の整備と観客を意識した演出

スマブラではこれまで4人での乱闘がメインであり、1on1対戦は数あるプレイヤールールの一つとして扱うことがほとんどであったが、『SPECIAL』では1on1など向けの新システムや変更を多数取り入れている。

対戦に直接かかわる部分では、1on1ダメージや最後の切りふだの短縮などの対戦の高速化をもたらす要素があり、一部ファイターの大人数の対戦でないと当てられないような大技も一対一でも当てる機会が生まれるように振り向き可能になったり高速化する傾向も見られる。

そして顕著なのが大会などのe-Sportの側面を意識した要素、特にプレイヤーではない観客に見せる演出の増加である。
スマブラの世界大会などでは、運営側に指定された終点や戦場を含む幾つかのギミックの少ないステージから選手が選ぶ仕組みをとっているケースがよくあり、それを取り入れたのが低ギミック化と言える。また相手のファイターが苦手なステージを選ぶのも戦略となっており、それをステージをファイターより先に選ぶ仕様にすることによりステージに合わせたファイター選びをするという流れを作っている。
対戦前の対戦カード表示や1on1での得点表示の演出、プレイヤーネームの強調はプレイヤー達には必要ではない表示だが、観客には誰と誰が戦うのかや戦況がどう動いているのかが分かりやすくなる。また、ルーペ状態周りの表示もスマブラに詳しくない観客にも画面外の状況を見て分かるようにするものである。そして大技やトドメや切りふだなどの盛り上がるべきシーンが強調されるのも、見るエンターテイメントらしい演出である。