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スーパーファミコンのローンチタイトルの1本として発売された『F-ZERO』を第1作とするレースゲーム。数世紀先の未来、宇宙規模で開催されるレースを舞台に、半重力で浮遊し音速で走行するマシンを駆るパイロット達の熾烈な競争を描く。アメリカンコミック風の世界観・キャラクターデザインを採用しており、スーパーヒーローやヴィラン、異星人などの多様なキャラクターは1作目から健在。1作目ではパッケージや説明書に描かれるのみだったが、続編では30人を超えるキャラクターが登場し世界観を広げる役割を担っている。
 
スーパーファミコンのローンチタイトルの1本として発売された『F-ZERO』を第1作とするレースゲーム。数世紀先の未来、宇宙規模で開催されるレースを舞台に、半重力で浮遊し音速で走行するマシンを駆るパイロット達の熾烈な競争を描く。アメリカンコミック風の世界観・キャラクターデザインを採用しており、スーパーヒーローやヴィラン、異星人などの多様なキャラクターは1作目から健在。1作目ではパッケージや説明書に描かれるのみだったが、続編では30人を超えるキャラクターが登場し世界観を広げる役割を担っている。
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任天堂はファミコン専用ソフトに『F1レース』『エキサイトバイク』『マッハライダー』といったレースゲームを多数発売していたが、第1作は後継機であるスーパーファミコンの性能を十二分に活かして魅せる新世代のレースゲームとして登場した。マシンのブーストやコース上のギミック、マシン同士のぶつかり合いを良しとするデスレース要素が盛り込まれており、エネルギー切れやコースアウトで一発退場となる過激かつシビアなゲーム性となっている。
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任天堂はファミコン専用ソフトに『F1レース』『エキサイトバイク』『マッハライダー』といったレースゲームを多数発売していたが、第1作は後継機であるスーパーファミコンの性能を十二分に活かして魅せる新世代のレースゲームとして登場した。マシンのブーストやコース上のギミック、マシン同士のぶつかり合いを良しとするデスレース要素が盛り込まれており、エネルギー切れやコースアウトで一発退場となるハードなゲーム性となっている。
    
続編は、据置機で発売された『F-ZERO X』『F-ZERO GX』では3Dポリゴンで描写されたアスレチックなコースや30台同時走行による混戦模様を表現し、『GX』はアーケード版の『AX』との同時展開が行われた。携帯機のゲームボーイアドバンス向けには他作品とは異なる世界観ながらも第1作のシステムを継承した『F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE』や2003年から放送されたテレビアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』の世界観をベースに3D作品のシステムを取り入れた2作品が発売された。<br>
 
続編は、据置機で発売された『F-ZERO X』『F-ZERO GX』では3Dポリゴンで描写されたアスレチックなコースや30台同時走行による混戦模様を表現し、『GX』はアーケード版の『AX』との同時展開が行われた。携帯機のゲームボーイアドバンス向けには他作品とは異なる世界観ながらも第1作のシステムを継承した『F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE』や2003年から放送されたテレビアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』の世界観をベースに3D作品のシステムを取り入れた2作品が発売された。<br>