フォックス (3DS/Wii U)
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この項目では、『スマブラfor』のファイターとしてのフォックス・マクラウドについて説明しています。このキャラクターの原作での活躍、アクションの元ネタなどについては「フォックス・マクラウド」をご覧ください。 |
フォックス | |
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種類 | 基本キャラクター |
フォックス(Fox)は、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uで最初から使えるファイター。
ワザ目次 | |
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弱攻撃 |
つかみ |
ファイター性能
『スマブラ64』から参戦しているスピードタイプの軽量級ファイター。
軽快な運動性能、発生が早く隙の少ない通常ワザに加え、必殺ワザも飛び道具、反射ワザ、移動ワザと一通り揃っており、柔軟な立ち回りができる。
ダッシュスピードが速いため相手との距離を詰めるのが容易なうえ、歩行スピードも速いので近距離での小回りも利く。
そのため、相手の隙を見てから刺すのが得意で接近戦に強い。
欠点は体重が非常に軽いこと。特に乱闘で袋叩きにされるとすぐに撃墜されてしまうので、どちらかというと1on1に向く。
おなじみの「リフレクター」と「ブラスター」を使った待ち戦法は今作でも可能で、相手の攻めを強要する能力が高い。
遠距離主体の相手や、攻めが苦手な相手に対して有利に戦うことができる。
なるべく攻撃を受けないように立ち回ることは得意だが、一つのミスが命取りになりかねず、主導権を奪われると逆転されてしまうことも多い。
他のファイター以上に被弾のリスクが大きいため、安定した操作精度や冷静な判断力が求められる。
全般的に扱いやすい性能に落ち着いているものの、接近戦におけるリスクの大きさを考えると、やや上級者向けのファイターといえる。
また、今作でも一部のステージでは下アピールを一瞬だけ入力することによってスマッシュアピールが可能。
フォックスの場合は原作の登場人物たちの通信会話が聞ける。
- 長所
- 歩行、ダッシュ速度ともにトップクラス。ジャンプも高く速い。地上でも空中でも軽快に動くことができる。
- 落下速度が速いためスピーディな着地が可能。素早く次の行動に移れる。
- ワザの発生が早いうえに隙が少ない。高い運動性能ともあいまって、少しでも隙があれば差し込んでいくことが可能。着地狩りも優秀。
- 手数が多く、お手玉が可能でコンボ火力が高め。もともと差し込める機会が多いうえに着地狩りにも優れるため、ダメージ蓄積能力はかなり高い。
- 軽量級にしては強力な撃墜手段(#上スマッシュ攻撃、#空中上攻撃、#空中後攻撃)を持つ。
- 飛び道具(#通常必殺ワザ「ブラスター」)を持っている。
- 反射ワザ(#下必殺ワザ「リフレクター」)を持っている。さらに任意で反射状態を継続することができる。
- 復帰可能な距離が非常に長い。ルーペ状態からでも復帰できることが多い。
- 短所
- 体重が非常に軽くふっとばされやすい。
- 落下速度が速く、体重のわりにはコンボ耐性が低い。また、操作に慣れないうちは自滅や復帰ミスをしやすい。復帰阻止もやや苦手。
- ダメージが蓄積しやすいにもかかわらず体重が軽いので、防御面は最低レベル。
- 空中横移動速度が遅い。ジャンプが高いわりには一回のジャンプであまり遠くまで移動できない。
- ワザのリーチが短く判定が弱い。
- 「ブラスター」では、相手を怯ませることができない。
- 撃墜ワザが見切られやすく、バースト拒否されるとフィニッシュが難しい。
- 復帰ワザの挙動が素直で読まれやすく、復帰阻止耐性が低い。
- ポテンシャルは高いが、紙装甲かつ操作ミスも頻発しやすいことから、十分に強さを発揮することが難しく結果が安定しにくい。
運動技能
ジャンプ回数 | 2 |
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カベジャンプ | ○ |
カベ張りつき | × |
しゃがみ歩き | × |
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。 他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。
前作からの主な変更点
復帰力を除き、弱体化が目立つ。
しかし、今作は全体の傾向としてワザや着地の硬直が長くなっており、着地狩りが前作以上に重要な要素になった。
フォックスの強みがより活きる環境になったともいえる。
- 弱攻撃百裂の「ラピッドキック」にフィニッシュが追加された。
- 上強攻撃が連続で繋がりにくくなった。
- 前空中攻撃のダメージ量が激減。前作の約1/3ほどに低下。
- [[#下空中攻撃]下空中攻撃]のヒット後の追撃がしにくくなり弱体化。攻撃の起点として使いにくくなった。
- 通常必殺ワザ「ブラスター」発射後の隙を着地でキャンセルできなくなった。
前作で有効だった二連ブラスターや近距離戦の合間に撃つことが実質不可能に。ショートジャンプからの二連射自体は可能。 - 横必殺ワザ「フォックスイリュージョン」使用後にしりもち落下にならなくなった。続けて「ファイアフォックス(上必殺ワザ1)」による復帰が可能。
- 「フォックスイリュージョン」の追加入力で移動距離を調節(短く)できる仕様が削除された。
- 下必殺ワザ「リフレクター」の硬直時間が増加した。
更新履歴
用語の解説・全ファイター共通の変更点は各更新データのページを参照
ワザ
弱攻撃
パンチ→反対の手でパンチ→連続キックのコンビネーション。
仕様
ダメージ (フレーム) 1段目: 2% (2F) / 2段目: 1% / 3段目 百裂攻撃: 0%~1% / 百裂攻撃フィニッシュ: 2%
- 3段目が百裂攻撃の弱攻撃。
- 誰にも当たっていない時に攻撃ボタンを押しっぱなしにすると、1段目を高速で連発する。
解説
- 全キャラの弱攻撃の中でも発生が早い部類で、接近戦で役に立つ。
- 百裂攻撃はヒットストップずらしによって若干抜けられやすい部類で、あまり長く出し続けているとフィニッシュ前に攻撃範囲外まで脱出されてしまうことがある。
ガードにも弱く、フィニッシュをガードされると反撃は必至。百裂攻撃中に潰されてしまうケースもある。
また、浮きの高さやずらし具合にもよるが、発生の早い空中攻撃を持っている相手には、それによって割り込まれやすい。
百裂攻撃が当たった場合は早めにフィニッシュを出してしまったほうが良い。 - 2段目を繰り出した後はすぐに行動可能になるので、そこから他のワザに繋げやすい。
たとえ確定で繋がらないものだとしても、一連の流れが早いために相手の反応が遅れることが期待できる。相手の割り込みを見越しての迎撃も有力。- Ver.1.1.0にて、1段目、2段目ともにふっとばし能力が上がった。
その結果、一発あたりの怯みが強くなり、弱攻撃3段のコンビネーションとしては抜けられにくくなったものの、弱連は不可能になった。
それでも2段目ヒット後は、浮き方(や相手のずらしおよびベクトル変更)次第で上スマやダッシュ攻撃などが繋がる場合がある。
- Ver.1.1.0にて、1段目、2段目ともにふっとばし能力が上がった。
ダッシュ攻撃
ダッシュしながら前方に飛び蹴りを繰り出す。
仕様
ダメージ (フレーム) 6% (4F-7F), 4% (8F-15F)
- 出始めを当てるとクリーンヒット。終わり際を当てると威力が下がる。
解説
- 発生が早い、前進距離が長い、当てた後に追撃しやすい、とダッシュ攻撃の重要な要素が揃っている高性能なワザ。
また、全体動作もダッシュ攻撃の中では短いほうで優秀。
フォックスの運動性能の高さも相まって当てやすく、使う機会は多い。 - ヒットすると上に吹っ飛ばす。相手の浮き次第で上強、空N、空前、空後ろ、空上などが狙える。上強お手玉の始動ワザとして最適。
- 追撃が望めないと思ったら、無理せずにガードすると良い。相手が暴れればガードキャンセルで料理できる。
- 正面でガードされてしまうとガーキャン投げの餌食だが、めりこませるように出すことでめくり(裏回り)が狙える。
背後への反撃を苦手とするファイターに対しては多少強気に振っていける。 - 高%時はあえてこのワザの終わり際を当てることで低く浮かせ、追撃しやすくすることもできる。
横強攻撃
前方に蹴りを放つ。
仕様
ダメージ (フレーム) 上シフト: 8% (6F-8F) / 無シフト: 6% (6F-8F) / 下シフト: 8% (6F-8F)
- シフトに対応。
解説
- フォックスにしてはリーチが長い。
- 高%時、当て方と吹っ飛びによっては、すぐにダッシュで追いかけて上スマッシュが狙えることがある。
- 足の付け根あたりまで攻撃判定があるので、密着してても当たりやすい他、走行反転から繰り出して背面から相手に突っ込みながら当てるという芸当も可能。
- 走行反転横強の背面当てをすると、ワザを繰り出しながら相手のふっとんでいく方向に滑っていくため、追撃がしやすい。
相手の%によっては、上強、上スマッシュ、ダッシュ攻撃、下スマッシュが確定する。
- 走行反転横強の背面当てをすると、ワザを繰り出しながら相手のふっとんでいく方向に滑っていくため、追撃がしやすい。
上強攻撃
逆立ちして後ろから上へとキックを繰り出す。
仕様
ダメージ (フレーム) 足の甲 対地: 9% (3F-5F), 足の甲 対空: 7% (3F-5F), 足の裏: 6% (3F-5F)
- 9%部分は地上の相手のみ、7%部分は空中の相手のみに当たる。
解説
- 早い発生と高い威力を併せ持つため、暴れやコンボ・着地狩りと使用する場面が多い優秀なダメージソースである。
攻撃範囲はフォックスの背後から後頭部のやや上まで、密着に近ければ前の相手にも当たる広い判定があり、当てやすい。 - ヒットさせると上に軽く吹っ飛ばせるため、相手ファイターと%帯によっては、このワザを連続で当て続けることができる(いわゆる“お手玉”)。
- お手玉はやや繋がりにくい。相手の重さと落下速度にもよるが、ノーダメージから狙うと繋がらないケースが多い。
しかしながら、お手玉が確定する%帯は存在するので、相変わらずフォックスの重要なダメージソースであることには違いない。 - ヒット後の浮きが高くなってきたら、ワザを出すタイミングを遅らせたり、上スマッシュや空中攻撃に切り替えたりすると良い。
- お手玉が確定しなくなった後でも、対空および着地狩りのように当たることが多いが、割り込まれる余地がある。
相手の割り込みを予想してそれをガードで防ぎ、そこから反撃するのも手。
- お手玉はやや繋がりにくい。相手の重さと落下速度にもよるが、ノーダメージから狙うと繋がらないケースが多い。
- 単発ではとっさの対空や反撃に用いる。
また、フォックスの歩行は素早いので、落下点付近をうろつきながらこれで着地を狩っていくのも手堅い。
下強攻撃
しゃがみながら尾を地面すれすれに回転させ攻撃する。
仕様
ダメージ (フレーム) 根元: 8% (7F-9F), 中間: 7% (7F-9F), 先端: 6% (7F-9F)
- 地形対応ワザ。
解説
- フォックスのワザの中では特に低い位置を攻撃できるものの、身長の低いフォックスは大半の攻撃の打点が十分低いので、このワザが打点が低いことのメリットは少ない。
相手のシールドが減っているようなら、肉漏れに期待して振ってみるのもいいかも知れない。 - 弱連の浮きによっては、このワザに繋ぐこともある。
横スマッシュ攻撃
前方に飛び込みながら蹴る。
仕様
ダメージ (フレーム) 14% (13F-15F), 11% (16F-18F) ホールド開始 5F
解説
- 飛び込みつつ蹴るため、フォックスのワザの中で最もリーチが長いが、フォックスにしては発生が遅くやや使いにくい。
- 攻撃すると同時にフォックス自身(の当たり判定)も移動するため、相手のワザとかち合うと相打ちになったり、時には一方的に負けたりすることも。
- 撃墜を狙えないほどではないが、ふっとばし能力はあまり高くない。当てられるときに当ててダメージを稼ぐといいだろう。
上スマッシュ攻撃
後方宙返りをしながら蹴り上げる。
仕様
ダメージ (フレーム) 16% (8F-9F), 11% (10F-11F) ホールド開始 3F
解説
- 正面から真上付近までがクリーンヒット。後方だと威力が激減、横ベクトルになる。
- クリーンヒットのふっとばし力はフォックスの技の中でも随一で、蓄積が100%程溜まっていれば上方撃墜できる程強力。
発生が早く、そのうえフォックスの速いダッシュから繰り出せるので、相手の隙を見てからフィニッシュに持っていけるのが強み。
このワザの存在によって、多少離れた間合いであっても、相手は迂闊な行動ができない。 - ガードキャンセルから出すことも可能なので、相手のダッシュ攻撃や空中攻撃を正面でガードできれば撃墜チャンスに転じる。
- 見た目通り対空性能も高く、迎撃手段としても優秀。
下スマッシュ攻撃
両足を大きく開き、前後地面すれすれに足を突き出してキックを繰り出す。
仕様
ダメージ (フレーム) 先端: 14% (6F-7F), 根元: 12% (6F-7F) ホールド開始 3F
- 攻撃時、足が無敵になる。
解説
- 前後を同時に攻撃できるので、囲まれた際に使える。
- リーチがさほど長くないうえ前後同時に攻撃が出るため、回避狩りの手段としてはイマイチ。
- その場回避との相性が良く、回避で相手の攻撃をすかした後に出すと決まりやすい。
- 横方向に吹っ飛ばすので、相手の復帰力や横耐性次第では、このワザも撃墜手段になりうる。崖をつかんでいる相手にも有効。
- 足の部分は無敵なので、ボムへいを無傷で破壊可能。
ニュートラル空中攻撃
空中で前方にキックを繰り出す。
仕様
ダメージ (フレーム) 9% (4F-6F), 6% (7F-25F)
解説
- 汎用性のある蹴り。出が早く持続も長いため、あらゆるシーンで活用できる。判定は弱い。
- 高%では、カス当たりから追いかけてのダッシュ上スマッシュが当たることも。
当てた後の距離が遠かったり、床で受け身を取られてしまったりすると当たらないが、狙う価値はある。床でバウンドせずに低空に留まっている場合はほぼ確定。 - 崖際でショートジャンプから連発して置いておくと、通常登りとジャンプ登りを半自動的に潰せる。回避登りに対しても、位置調整である程度はカバー可能。
崖登り攻撃、崖離し行動(≒二度目の崖つかまり)を誘発でき、有利な読み合いに持ち込める。 - 復帰力が低い相手には崖外で当てると案外効く。
前空中攻撃
空中で横回転しながら5連続でキックを繰り出す。
仕様
ダメージ (フレーム) 2.0% + 1.0% + 0.6% + 0.8% + 3.0% (7F~) 計7.4%
- 最大5回ヒットする連続ヒットワザ。
- オートリンクベクトル。
解説
- 多段攻撃で持続が長い。多くのワザから繋がり、ある程度ダメージが溜まった相手ならば、フィニッシュも可能。
- 最終段を当てないように出すことで疑似メテオになる。
急降下と併用して当てた場合は途中で相手を漏らしやすくなり、最終段を当てずにワザを終えやすい。
床に着地しつつヒットさせ、相手が受け身を失敗した場合は追撃が可能。
後空中攻撃
空中で振り向きながら後方にキックを繰り出す。
仕様
ダメージ (フレーム) 13% (9F-11F)
解説
- 威力が高く、先端当てを意識すればガードにも比較的強い。
相手キャラ次第では、ガードキャンセルつかみやガード解除弱などに対して、上強などで発生勝ちor判定勝ちできるほど。
横方向への撃墜手段、対地攻撃として頼りになる。 - 攻撃の持続が短いため、当てるにはきっちり相手との高度を合わせて繰り出す必要がある。
- 全体動作が長いため、空中で連発することはできない。また、動作の長さゆえに場外で急降下しながら繰り出すと自滅しやすい。
しかし、固有の着地隙が発生しなくなるフレームは早い段階で訪れるため、小ジャンプの頂点あたりから繰り出したとしても、固有の着地隙を発生させずに着地することができる。 - 攻撃の持続そのものは空Nより短いが、判定の強さと威力の点で勝るため、相手の攻撃とかち合う可能性がある場合にはこちらのほうが有用。
- 復帰阻止に使うのも有効だが、持続の短さゆえにやや難易度が高い。崖奪いから狙うのも有力。
上空中攻撃
空中で宙返りし、上方向へ尻尾とキックの二段攻撃。
仕様
ダメージ (フレーム) 5% (9F-10F) / 11% (12F-13F)
- 最大2回ヒットする連続ヒットワザ。
解説
- 上スマッシュ・空中後攻撃と並ぶ、フォックスの主力撃墜ワザ。きちんと吹っ飛ばすには蹴りを当てる必要がある。
- 高めに浮かせた場合には、このワザで撃墜を狙っていく。打点が高ければ高いほど、撃墜に必要な%も少なくて済むため、展開次第では早期の撃墜もありうる。
- 位置が悪いと尻尾しかヒットせず、ほとんど吹っ飛ばせない。真下から突き上げると成功しやすい。もしくは蹴りだけを当てるようにしても良い。
- 一応、地上の相手に対する攻撃としても使えなくはない。大きめの隙には十分に狙っていける。(垂直)ジャンプでのすかしから狙う方法もある。
- 低%時は空前ヒット後にこのワザで追撃できることも。
下空中攻撃
仕様
ダメージ (フレーム) 空中攻撃: 1.4% * 6 + 3.0% (5F~) 計11.4% / 着地攻撃: 1%
解説
- 最終段を当てないように着地すれば、あまりふっとばさないため、上強などで追い打ちできることも。
- 空Nカス当てと同様に、ヒット後に追いかけて上スマッシュを決められる場合があるので、ダメージが溜まってきたら狙ってみても良い。
- 地上戦で使う際には、めくりを意識すると反撃されにくくなる。
- 上方向にふっとばすため場外追撃には不向き。
つかみ
フレーム つかみ 6F / ダッシュつかみ 10F / 振り向きつかみ 11F
- 腕を振ってつかみかかる。
- 特筆すべき性質はないが、フォックスは移動速度が速いため、つかめる機会は多い。ガード崩しやガードキャンセルからの反撃手段としてもお世話になる。
- 追撃および着地狩りを絡めた攻めの起点になるが、投げから確定する追撃はない。
- 投げはどれもふっとばし力が弱く、終点ステージ中央だと撃墜するには300%程度必要になる。
- 前投げ以外の投げは全て投げた後にブラスターを発射して追撃する。
ブラスターは飛び道具なので、反射可能。投げた相手がフランクリンバッヂを装着していると、ブラスターがすべて自分のもとへ帰ってくる。
つかみ攻撃
掴んでいる相手に向けて膝蹴りで攻撃。
仕様
ダメージ 1.2%
解説
- ダメージは小さいが、動作が短いので低%の相手にも掴み抜けされる前に1発入れやすい。ワンパターン相殺の回復に。
なお、全力で連打すると一連の連続ヒットワザと判定されるので、最初の1回分しかワンパターン相殺は回復しない。
前投げ
肘で殴り飛ばす。
仕様
ダメージ 4% + 3% 計7%
- 打撃投げ。4%部分が打撃。
解説
- 特に可も無く不可も無くといった性能。
- フォックスの投げで唯一ブラスターでの追加攻撃が無いので、フランクリンバッヂによる反射の心配がない。
- 打撃部分の攻撃判定のサイズは小さいが、距離固定で大きくふっとばす性質がある。
画面端で固まっている相手を撃墜するのに有効な他、ふっとびやすくなっている相手や、チコを場外にはじき出すのに適している。 - サドンデスでは上投げの次に撃墜しやすい投げ。真上に天井がある場合はこれで。
後投げ
後ろに放り投げたのちにブラスターで狙撃。
仕様
ダメージ 2% + 2% * 3 計8%
解説
- 前投げよりも遠くに飛ばせる。崖を背負ったときに。
- 技名の "H" は Horizon (水平) の頭文字。
上投げ
上に放り投げ、ブラスターで追い撃ち。
仕様
ダメージ 2% + 2% * 3 計8%
解説
- 上に飛ばすので、追撃のチャンスではあるが確定する攻撃はない。着地狩りには持ち込める。
- ベクトル変更されると、追撃のブラスターが当たらないor当たる本数が減ることがある。
- サドンデスではこれが最も撃墜の信用がある投げ。
- 技名の "V" は Vartical (垂直) の頭文字。
下投げ
地面に叩きつけ、ブラスターを至近距離で撃ち込む。
仕様
ダメージ 2% * 3 + 1% 計7%
解説
- 投げられた相手は斜め前に浮く。空前での追撃が最もラク。ただしベクトル変更によって確定しないため注意。
通常必殺ワザ
通常必殺ワザ1
ホルダーから光線銃のブラスターを取り出して射撃する。撃ち終えると構えを解き、銃をしまう動作が入る。
仕様
ダメージ 近距離: 3%, 中距離: 2%, 遠距離:1%
解説
- 『スマブラDX』以降、無反動兵器となった代わりに猛烈な連射力を備えた飛び道具。弾速が速く、射程も有限とはいえ長め。
- 無反動ゆえに、飛び道具の撃ち合いにはあまり強いとはいえないが、相手を動かすという意味での強制力はなかなかのもの。
- ブラスターそのもののダメージは少ないが、ワンパターン相殺を回復させることができる。撃てるときはこまめに撃っておくとよい。
- 当てても怯まない特性は、マイナスに作用することのほうが多いが、当てた相手の得点権を奪い、自分のものにできる点は他の攻撃と同じ。
上手く使えば、労せずに撃墜数を稼ぐことが可能。
乱闘でのポイントを横取りする行為は非常に嫌らしい。最後の切りふだも、ものによっては横取りが狙いやすいものもある。
1on1やチーム戦では無意味だが、個人戦の乱闘では強力な技術。 - シールドブレイクした相手や眠っている相手に容赦なく撃ちまくるのも一興。
なお、ふらふら状態はダメージが多いほど早く復帰するのに対し、眠り状態はその逆でダメージが少ないほど早く復帰する。
連射に夢中になるあまり、本命の攻撃(ホールド上スマッシュなど)を外すことが無いようにしたい。
- ゲーム内の説明
- ブラスターをすばやく抜いて撃つ
高速連射できるけれど相手はファルコ (3DS/Wii U)のブラスターとは違い、怯まない。
通常必殺ワザ2
ダメージ 近距離: 4%, 中距離: 3%, 遠距離:2%
- 連射はできないが、相手がのけぞる弾を打ち出すようになったブラスター。
- 平たく言えば、『スマブラ64』の劣化ブラスター。『スマブラ64』当時のものと比べれば多少出が早いが、連射が一切できないのでどうしても単発になる。
- 主に、相手の動きを止める牽制で使うことになる。
- ダウン連対応。ニュートラル空中攻撃、後空中攻撃など低ベクトルで受け身失敗を誘いやすいワザをヒットさせたあとにすかさず放てばダウン連が期待できる。
- ゲーム内の説明
- 弾が強力になって相手をのけぞらせる
そのぶん銃の反動も大きく連射がきかない
通常必殺ワザ3
ダメージ 10%
- 出が遅いが、高威力になり、距離による威力の減衰がなくなったブラスター。また、撃った時に後ずさりする。
- 上二つのブラスターと違い、発射が遅いので地上戦で相手が何もしてないときに撃とうとしてもまず割り込まれるため、牽制には使えない。
- ただし、ブラスターの中では唯一つふっとばしが望めるワザなので、横からの復帰阻止の連携としては使える。
- ゲーム内の説明
- 威力を大幅に高めた弾を撃ち出す
発射までに時間がかかるのが難点
横必殺ワザ
横必殺ワザ1
残像を残しながら高速移動し、すれ違いざまに攻撃する。
仕様
ダメージ 3%
- 一瞬その場で停止した後、横方向へ長い距離を高速で移動する。無敵時間はない。
- 攻撃判定は先行するフォックス自身ではなく、残像部分に存在する。
解説
- 移動距離が長く横方向の復帰に使える。使用後は長い間硬直するが、尻餅落下にはならない。
- 攻撃ワザとしては、出は遅いものの移動速度が速いため奇襲になる。
- 低空で繰り出すと、地上で繰り出した場合よりも移動後の隙が少なくなる。これを利用し、高%時に出始めまたは終わり際を当てれば追撃が狙える。
- 無敵時間が無く、攻撃判定よりも当たり判定が前に出る都合上、置きワザに非常に弱い。
復帰の際はなるべく崖を目指すようにするのが無難。台上を目指すのは、あくまでこちらの復帰コースが読まれた(と読んだ)場合の裏の択という感覚で構わない。 - サドンデス時には撃墜が可能。
- ゲーム内の説明
- 残像が見えるほどの高速突進
相手をすり抜けつつ攻撃を加える
横必殺ワザ2
- 突進中に攻撃判定は出なくなったが、突進後に強力な爆発が起きるようになったもの。フォックスイリュージョンよりも隙がやや大きい。
- 「フォックスイリュージョン」を撃墜に特化させたものといったところ。混戦に突っ込むのに適している他、フォックスイリュージョンよりも使用後の落下距離が短いため、場外で使いやすく、復帰阻止や復帰阻止に来た相手への返り討ちなどにも有効。
- ゲーム内の説明
- たぎるカラダが突進後に爆発を起こす
突進中は攻撃しないが爆発は強力
横必殺ワザ3
ダメージ 出始め: 3% / 終わり際 後方: 9% / 終わり際 前方: 10%
- 元は『スマブラX』に参戦したウルフが使っていたワザ。
- 斜め上に向かって突進するようになり、終わり際には電撃属性の強力な一撃がつくようになったもの。移動距離は「フォックスイリュージョン」よりも少し短い。
- 終わり際の攻撃判定の後方は上ふっとばし、前方はメテオスマッシュ。
- 前作に参戦していたウルフの同名の横必殺ワザと殆ど同じ性質。
- ゲーム内の説明
- ナナメ上に向かって鋭く突っこむ
突進の終わりにはメテオ効果がある
上必殺ワザ
上必殺ワザ1
炎をまとって力を溜め、突進する。
仕様
ダメージ 溜め: 2*7% / 突進出始め: 14% / それ以外: 8%
- レバー入力した方向(16方向)へ突進する。移動中でも崖をつかむことが可能。
- 使用後は尻餅落下に接続。
- 溜め中の炎には攻撃判定があるが、炎のエフェクトと同時に発生するわけではなく、しばらく時間が経つまでは発生しない。
- 地上で出した場合、下方向への入力は無視される。
解説
- 縦方向への復帰はこれに頼るしかない。
- 溜め時間が長く、おまけに突進の判定も弱いため、非常に阻止されやすい復帰ワザ。なるべくなら、空中ジャンプと横必殺ワザだけで復帰したい。
- 横必殺ワザと合わせた復帰距離はかなりのもので、一撃で撃墜されない限り、たいていの場合戻ってこれる。
- 実は全段ヒットは、フォックスのワザの中で一番ダメージが高かったりする。
- ゲーム内の説明
- 炎をまとい気合いをこめて突撃する
好きな方向に飛んでいくことができる
上必殺ワザ2
仕様
- 「ファイアフォックス」の攻撃判定を無くした代わりに、素早く溜めて長距離を移動する。
- 長距離の復帰に有効な代わりに、復帰阻止にはかなり弱くなった。
- ゲーム内の説明
- ジェットを噴射して一気に移動
攻撃はいっさいしない移動専用のワザ
上必殺ワザ3
ダメージ 計13%
- 「ファイアフォックス」よりも移動速度がゆっくりだが、ふっとばし力が強い。
- 「ファイアフォックス」と違い、垂直に近い角度で地形に接触しても弾かれず、地形に沿って進む。
- ふっとばし力が強いことに加え、最終段までは連続ヒットしながら相手を進行方向へ運んでいくため、最終的に画面外に近いところでふっとばすことができ、早期撃墜が見込める。
横方向へ突進するとステージ外へ飛び出して自滅する危険があるので、真上に向けて突進するのが無難。 - 地上にいる相手を踏みつけてから最速でこのワザを入力すると、確定で繋がる。
- ゲーム内の説明
- きりもみ突進で相手に連続ヒット
スピードと飛ぶ距離はひかえめ
下必殺ワザ
下必殺ワザ1
飛び道具を反射するバリアを張る。
仕様
ダメージ 3% 反射倍率 1.4倍
- ボタンを押し続けることで任意に反射判定を出し続けることが可能。
- 反射判定の出現には数フレームかかる。音が鳴ったのに跳ね返せていないことも。
- 反射倍率は1.4倍。
- 地上でリフレクト成功時、前後・その場緊急回避およびジャンプでリフレクターをキャンセルできる。
- 出始めには攻撃判定があり、密着していれば当たる。
- 飛び道具を反射し合っていると、ある時点でリフレクターが壊れる(リフレクターブレイク)。
- チームアタックなしのチーム戦で、フォックス二人を別チームにし、背後から味方に飛び道具を撃ってもらうと確認できる。
リフレクターが壊れると、シールドブレイク時と同様のふらふら状態になる。
- チームアタックなしのチーム戦で、フォックス二人を別チームにし、背後から味方に飛び道具を撃ってもらうと確認できる。
- 使用時に落下速度が減少する。
解説
- 『スマブラ64』から実装されている使い勝手のいい反射ワザ。見せるだけでも牽制になる。
- 遠距離では見てからでも反射が間に合うことが多いが、相手との距離が近づくにつれて反応が難しくなる。時には読みで出していくことも必要。
- 解除時の硬直が長い。
張ったまま待機したり連発したりするリスクが高く、この解除隙を狙われやすい。使うときは慎重に。
反射成功時は、回避やジャンプでキャンセル可能なため隙を減らせる。 - 発動中、ひそかに向きを変えることができる。特に意味はない。……が、インターネット対戦の「だれかと」での放置扱いを回避する目的で使えなくもないか。
- 空中でリフレクターを展開する瞬間に着地すると技が不発に終わる。
- ゲーム内の説明
- 飛び道具を反射するリフレクターを展開
飛び道具はスピードと威力を増してはね返る
下必殺ワザ2
- 反射倍率は低くなったが、反射範囲が広くなったリフレクター。また、リフレクター展開時の攻撃判定が無くなった代わりに、フォックスの向いている方向への風が発生する。
- 風は範囲はそこそこのものがあるが力は弱く、これを使った復帰阻止は難しい。
- ゲーム内の説明
- 大きなリフレクターで広範囲をカバー
反射した飛び道具はあまり強くならない
下必殺ワザ3
- ゲーム内の説明
- リフレクターの展開まで少し時間がかかるが
飛び道具の勢いをさらに増して反射できる
最後の切りふだ
「ランドマスター!」のセリフと共に画面上方へ跳び上がり、一定時間中ランドマスターに搭乗する。
仕様
ダメージ 跳び上がり:5% 前進:5~17% 旋回:13% ローリング:11% 着地:12% 発射時の主砲本体:8% レーザー砲:15%
- 発動中は無敵状態。
- フォックスが跳び上がる時に攻撃判定がある。
- 攻撃ボタンで主砲、スティック左右はじきで旋回、下はじきでローリング、ジャンプボタンでホバー飛行でき、上部以外の本体にもダメージ+ふっとばし判定がある。
- 旋回とローリングは地上でのみ行える。
- 上方以外のバーストラインを越えると自滅扱いになり、最後の切りふだ状態も解除される。
- 残り数秒ほどになると、ランドマスターが点滅する。
解説
- 画面上方にはどれだけ上昇してもバーストする事はないので、上に乗る相手をホバー飛行してそのまま場外に送ることもできる。
- 車体は非常に巨大だがファイター2〜3人分のスペースなら上に乗り込める。だがどちらにしろ細かい動きは苦手なため、厄介な所に潜りこまれた場合は見逃すべき。
- 狭くて平らなステージだと地上も空中も逃げ場が無いため、ランドマスターの性能をフルに発揮できる。
あおむけおきあがり攻撃
仕様
解説
うつぶせおきあがり攻撃
仕様
解説
転倒おきあがり攻撃
仕様
解説
ガケのぼり攻撃
仕様
解説
アピール
- 上アピール
- 「ファイアフォックス」の溜め動作に似た炎を纏いつつ「行くぞ!」
……なお、この炎に攻撃判定はない。
- 「ファイアフォックス」の溜め動作に似た炎を纏いつつ「行くぞ!」
- 横アピール
- 銃を取り出して放り投げ、回転させながらホルダーに収める。
- 下アピール
- 「かかってこい!」と挑発。
- スマッシュアピール(下アピールを1Fだけ入力)
- "惑星コーネリア"と"ライラットクルーズ"では、一瞬(1F)だけ入力することによって、スマッシュアピールが可能。
弱攻撃の硬直中にアピール入力をするといくらか出しやすくなる。
登場演出
アーウィンから飛び降りて登場。
勝利・敗北演出
- 勝利
- BGM:『スターフォックス64』メインテーマの1フレーズ
- ポーズ:十字ボタン←
- こちらに向けたブラスターをくるくると回転させながらホルダーにしまう。「こちらフォックス、これより帰還する」
※ファルコが対戦相手にいる場合は、「まだまだだな、ファルコ」
- こちらに向けたブラスターをくるくると回転させながらホルダーにしまう。「こちらフォックス、これより帰還する」
- ポーズ:十字ボタン↑
- ブラスターを左右に構えた後、こちらを向く。「作戦完了!」
- ポーズ:十字ボタン→
- 顔がアップになった後、右を向く。
- 敗北
- 背を向けて拍手を送る。
カラーバリエーション
通常カラー | : | 白のベストに赤いスカーフ、緑のズボン。 | |
黒カラー | : | 黒のベストに赤いスカーフ、黒のズボン。毛並みは少しくすんだ色。 | |
赤カラー | : | 赤いベストに紫のスカーフ、深紅のズボン。 | |
緑カラー | : | 緑のベストに黄色のスカーフ、深緑のズボン。 | (元ネタ:『スターフォックスアサルト』のバトルモードでの衣装を意識したカラー。) |
オレンジカラー | : | オレンジのベストに水色のスカーフ、茶色のズボン。 | |
白カラー | : | 白と黄緑のベストに黒のスカーフと灰色のズボン。 | |
黄色カラー | : | 黄色のベストにオレンジのスカーフ、黄緑のズボン。 | (元ネタ:"スリッピー・トード"を意識したカラーリング。) |
紫カラー | : | 紫のベストに紫のスカーフ、黒のズボン。毛並みは灰色。 | (元ネタ:"ウルフ・オドネル"を意識したカラーリング。) |
公式スクリーンショット
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脚注