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278 バイト追加 、 2020年12月24日 (木) 21:18
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物語開始時点ではある任務で死亡したとされていたが、神羅カンパニーに攫われた[[エアリス]]救出の際にセフィロスが生きていたことを[[クラウド]]が知ったことで、二人の因縁と星の運命を巡る物語は大きく動き出す。
 
物語開始時点ではある任務で死亡したとされていたが、神羅カンパニーに攫われた[[エアリス]]救出の際にセフィロスが生きていたことを[[クラウド]]が知ったことで、二人の因縁と星の運命を巡る物語は大きく動き出す。
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その正体は、神羅カンパニーが行う『ジェノバ・プロジェクト』と呼ばれる古代種再生計画で、2000年前に発見された仮死状態の生物ジェノバの細胞を埋め込まれた最初の人造人間。しかしジェノバは古代種ではなく、星のエネルギーを食い尽くす凶悪な宇宙生物であり、古代種との戦いで封印された敵だった。神羅とセフィロスはそれを古代種と誤認してしまい、ついには計画が破綻に至ったことがセフィロスを狂わせてしまう。
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その正体は、神羅カンパニーが行う『ジェノバ・プロジェクト』と呼ばれる古代種再生計画で、2000年前に発見された仮死状態の生物ジェノバの細胞を埋め込まれた最初の人造人間。<br>
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しかしジェノバは古代種ではなく、星のエネルギーを食い尽くす凶悪な宇宙生物であり、古代種との戦いで封印された敵だった。神羅とセフィロスはそれを古代種と誤認してしまい、ついには計画が破綻に至ったことがセフィロスを狂わせてしまう。
    
幼少期からソルジャーとして武勲を上げる自分のことを「他の人間とは違う」と認識し、母親のことを「ジェノバ」という名前としか知らないセフィロスは、5年前に魔晄炉とモンスターの調査任務として出向いたクラウドの故郷ニブルヘイムで「JENOVA」の文字が書かれた一室への扉と魔晄漬けでモンスター化した人間を目にし、このモンスターと同じような形で作られたソルジャー、ひいては特別だと思っていたのは「人間として」だった自身の存在理由を疑い困惑し始める。
 
幼少期からソルジャーとして武勲を上げる自分のことを「他の人間とは違う」と認識し、母親のことを「ジェノバ」という名前としか知らないセフィロスは、5年前に魔晄炉とモンスターの調査任務として出向いたクラウドの故郷ニブルヘイムで「JENOVA」の文字が書かれた一室への扉と魔晄漬けでモンスター化した人間を目にし、このモンスターと同じような形で作られたソルジャー、ひいては特別だと思っていたのは「人間として」だった自身の存在理由を疑い困惑し始める。
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任務後、神羅の屋敷にこもり資料をあさり続け、『ジェノバ・プロジェクト』の存在とそれにより自身が造り出されたこと、今の人類はかつて起きた星の危機を守った古代種の犠牲の上で成り立っており、神羅が古代種を利用していることを悟ったセフィロスは、人類を憎み自分こそが優れた古代種の末裔で星を支配する者という誤った結論に至り、星にとって最悪の脅威へと豹変してしまった。
 
任務後、神羅の屋敷にこもり資料をあさり続け、『ジェノバ・プロジェクト』の存在とそれにより自身が造り出されたこと、今の人類はかつて起きた星の危機を守った古代種の犠牲の上で成り立っており、神羅が古代種を利用していることを悟ったセフィロスは、人類を憎み自分こそが優れた古代種の末裔で星を支配する者という誤った結論に至り、星にとって最悪の脅威へと豹変してしまった。
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狂気に駆られジェノバを母と思い込んだセフィロスは、ニブルヘイムの村に火を放ち村人達を惨殺。魔晄炉で安置されているジェノバを強奪しようとするが、クラウドに不意打ちされ、星のエネルギーが流れるライフストリームに落とされる。<br>
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狂気に駆られジェノバを母と思い込んだセフィロスは、故郷ニブルヘイムの村に火を放ち村人達を惨殺。魔晄炉で安置されているジェノバを強奪しようとするが、クラウドに不意打ちされ、星のエネルギーが流れるライフストリームに落とされる。しかしセフィロスは死なず、また膨大な星の知識を吸収しなおも自我を保ち続ける。すべてを知ったセフィロスは、それでも古代種を超える存在として君臨しようとしたのである。<br/>
しかし、セフィロスは死なずに膨大な星の知識を吸収。5年後、神羅ビルに保管されていたジェノバを己の分身として操り、ジェノバ細胞を埋め込まれる人体実験を受けたセフィロス・コピーを利用して、究極の破壊魔法「メテオ」を発動させ、星のエネルギーを我が物にしようと目論む。クラウドはこのセフィロス・コピーの一人でもあったのだ。
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5年後、神羅ビルに保管されていたジェノバを己の分身として操るのみならず、ジェノバ細胞を埋め込まれる人体実験を受けたセフィロス・コピー(クラウドもその一人であった)を利用し、究極の破壊魔法「メテオ」を発動させる。これによって傷ついた星の自己修復の際に集まるエネルギーをセフィロスは我が物にしようと目論んだのである。
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ただし、『FFVII』において登場するセフィロスは、クラウドの回想と最後の一騎打ち以外はジェノバの擬態であった。その最後の戦いではクラウドの「超究武神覇斬」の前に敗れ去ったものの、2年後の『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』では自らの思念体であるカダージュ、ヤズー、ロッズら一味によって復活し、クラウドの前に再び立ちはだかる。
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ただし、『FFVII』において登場するセフィロスは、クラウドの回想と最後の一騎打ち以外は宇宙生物ジェノバの擬態であった。その最後の戦いではクラウドの「超究武神覇斬」の前に敗れ去ったものの、2年後の『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』では自らの思念体でもある少年たち…カダージュ、ヤズー、ロッズら一味によって復活し、クラウドの前に再び立ちはだかる。
    
== 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL ==
 
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