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{{Main2|ボス攻略についてはそれぞれ、「[[{{PAGENAME}} (64)]]」、「[[{{PAGENAME}} (DX)]]」、「[[{{PAGENAME}} (X)]]」、「[[{{PAGENAME}} (3DS/Wii U)]]」を}}
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'''マスターハンド'''(Master Hand)は、[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]に登場する[[ボスキャラクター]]。ここでは、'''[[#クレイジーハンド|クレイジーハンド]]'''(Crazy Hand)についても解説する。
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'''マスターハンド'''(Master Hand)は、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに登場する[[ボスキャラクター]]
 
__TOC__
 
__TOC__
 
{{-}}
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
=== マスターハンド ===
+
『スマブラ』オリジナルのキャラクターにして、1人用のゲームモード「[[シンプル]]」の最終戦でラスボス<ref>『スマブラDX』以降は、場合によってはマスターハンドの後にまた他のボスが登場することもある。『スマブラSP』の「[[勝ちあがり乱闘]]」では、ルートによっては登場しないことがある。</ref>として登場する謎の存在。外見は白い手袋をした人間の右手そのもので、普段は宙に浮いている。<br>
声の担当は、『[[スマブラ64]]』ではジェフ・マニング([http://www.ssbwiki.com/Announcer Jeff Manning])、『[[スマブラDX]]』ではディーン・ハリントン([http://www.ssbwiki.com/Announcer Dean Harrington])、『[[スマブラX]]』ではパット・カシュマン([http://www.ssbwiki.com/Announcer Pat Cashman])、『[[スマブラfor]]』ではザンダー・モーブス([http://www.ssbwiki.com/Announcer Xander Mobus])が務める。彼らはナレーション<ref>『スマブラX』以降は日本版と英語圏版で担当。</ref>及びクレイジーハンドの声も担当している。
+
ファイトのある[[フィギュア]][[ファイター]])と一戦交えるのが喜びであり、シリーズ全ての「[[シンプル]]」の最終ステージで『スマブラ』の世界から見て現実世界に最も近い空間である"[[終点]]"で待ち構える。彼を倒すとファイターはイメージから抜け出し元の存在に還る<ref>『スマブラDX』の終点のフィギュア解説文より。</ref>
   −
『スマブラ』オリジナルのキャラクターにして、1人用のゲームモード「[[シンプル]]」の最終戦に登場するラスボス(場合によってはマスターハンドの後に更に他のボスが登場することがある)。ラスボスがオリジナルキャラクターになった理由については、それを例えば[[クッパ]]にするとその世界は『マリオ』の世界だったということになってしまうため、どうしてもオリジナルを導入する必要があったと制作者は語っている<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn011.html アンケート集計拳!!]<br />“気持ちはよくわかるのですが、最終ボスをクッパにすると、その世界はマリオの世界でした、ということで閉じてしまう。仮にデデデやガノンやアンドルフであってもそうです。なので、そこにはどうしてもオリジナルを導入する必要があったのです。”</ref>。
+
攻撃方法はパンチや平手打ちのような平凡なものから、手を振って風を起こす、手首からジェットを噴射して猛烈な勢いで突進する、指の先から弾を発射する、など様々なものがある。[[クレイジーハンド]]と一緒に出てきた時は、挟み撃ちやキャッチボールなどの連係技を繰り出すこともある。ファイターとは異なり[[蓄積ダメージ]]制ではなくHP制であり、攻撃を当ててもふっとばないため、相手をふっとばして倒す普段の大乱闘とは違った戦いとなる。
   −
外見は白い手袋をした人間の右手そのもので、普段は宙に浮いている。設定はあまり明かされておらず正体は謎が多い。これまでに明かされたその正体に関していそうな情報では、想像欲の化身、絶対的な力を秘めた神のような存在<ref name="figure">[[#ゲーム中の解説]]</ref>、全くの『スマブラ』オリジナルキャラクターともいろいろなゲームに出ているとも言える<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn090.html アンケート集計拳!!]<br />“全くのオリジナルとも言え、かなりいろいろなゲームに出ているとも言えましょう。少なくとも、○×に出てきた、と特定できるものではありませんね。 ”</ref>、「マスターハンドは今まで手のカタチをしたカーソルとして散々コキ使われてきた怨念のカタチだったりして」という投稿に対して「当たらずとも遠からず」という制作者[[桜井政博]]の返答、『スマブラ』の世界よりもその外部の世界であり「亜空間」に近いところにおり[[タブー]]とは違って両方の世界を自由に行き来することが可能<ref name="X akuu">[https://www.smashbros.com/wii/jp/gamemode/modea/modea17.html スマブラ拳!! (X):“亜空の使者”の謎]</ref>、というものがある。
+
細かな設定はあまり明言されていないが、これまでに明かされたその正体に関係していそうな情報では、[[#ゲーム中の解説|フィギュア名鑑]]における各種紹介文の他、[[桜井政博]]による「完全な『スマブラ』オリジナルキャラクターともいろいろなゲームに出ているとも言える<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn090.html アンケート集計拳!!]<br />“全くのオリジナルとも言え、かなりいろいろなゲームに出ているとも言えましょう。少なくとも、○×に出てきた、と特定できるものではありませんね。 ”</ref>」という発言、「マスターハンドは今まで手のカタチをしたカーソルとして散々コキ使われてきた怨念のカタチだったりして」という投稿に対する「当たらずとも遠からず」という返答、『スマブラ』の世界よりもその外部の世界である「亜空間」に近いところに居て、[[タブー]]とは違って両方の世界を自由に行き来することが可能<ref name="X akuu">[https://www.smashbros.com/wii/jp/gamemode/modea/modea17.html スマブラ拳!! (X):“亜空の使者”の謎]</ref>……といったものがある。
   −
ファイトのあるフィギュアと一戦交えるのが喜びであり、シリーズ全ての[[シンプル]]の最終ステージで『スマブラ』の世界から見て現実世界に最も近い空間である[[終点]]でラスボスとして待ち受けており、彼を倒すとファイターはイメージから抜け出し元の存在に返る<ref>『スマブラDX』の終点のフィギュア解説</ref> 。登場時には大人の男の声で不気味な笑い声を、倒された時は断末魔をあげる。この声はイメージであり、正体が男と限ったわけではない<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn055.html アンケート集計拳!!]<br />“マスターハンドのしゃべりは、イメージだと思ってください。オトコの声だから正体はオトコ、ということもないのです。”</ref>。
+
登場時には大人の男の声で不気味な笑い声を、倒された時は断末魔をあげ、爆炎を上げながら画面奥へふっとんでいく。この声はイメージであり、正体が男と限ったわけではない<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn055.html アンケート集計拳!!]<br />“マスターハンドのしゃべりは、イメージだと思ってください。オトコの声だから正体はオトコ、ということもないのです。”</ref>。<br>
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なお彼の声は、『[[スマブラ64]]』ではジェフ・マニング([http://www.ssbwiki.com/Announcer Jeff Manning])、『[[スマブラDX]]』ではディーン・ハリントン([http://www.ssbwiki.com/Announcer Dean Harrington])、『[[スマブラX]]』ではパット・カシュマン([http://www.ssbwiki.com/Announcer Pat Cashman])、『[[スマブラfor]]』と『[[スマブラSP]]』ではザンダー・モーブス([http://www.ssbwiki.com/Announcer Xander Mobus])が演じており、彼らはナレーション及び[[クレイジーハンド]]の声も担当している。
   −
他のボスキャラクター同様に体力を持ったキャラクターで、攻撃を受けてもふっとばない。倒された時は爆炎を上げながら画面奥へふっとんでいく。<br />
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『スマブラ64』ではオープニングムービーにも登場。おもちゃ箱の中から各キャラクターの人形を取り出し、学習机のような所に置いて指を鳴らす。すると、机やその上に置いてあった本などがステージに変わり、人形たちが動き出して[[ファイター]]となる。
攻撃方法はパンチや平手打ちのような平凡なものから、手を振って風を起こす、手首からジェットを噴射して猛烈な勢いで突進する、指の先から弾を発射する、など様々なものがある。[[#クレイジーハンド]]がいるときは挟み撃ちやキャッチボールなどの連係技をすることがある。
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『スマブラ64』ではオープニングムービーにも登場。おもちゃ箱の中から任天堂キャラクターの人形を取り出し、学習机のようなところに置いて彼が指をならすと机やその上に置いてあった本などがステージに変わり、人形は動き出して[[ファイター]]となる。
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見た目や動作は『星のカービィ』シリーズに登場するボスキャラクター「魔人ワムバムロック」と似たものがある。どちらのキャラクターのデザインも[[桜井政博]]であり、彼は当初そのことは意識はしていなかったが制作の際にはワムバクロックで培ったノウハウが活きたと語っている<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn021.html アンケート集計拳!!]<br />“意識はしていませんでしたけど、その時に書いた仕様のノウハウは、やっぱり活きていたりします。”</ref>。
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=== クレイジーハンド ===
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{{infobox キャラクター
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|キャラ=クレイジーハンド
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|画像=[[ファイル:公式絵 4 クレイジーハンド.png|250x250px]]
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|キャプション=『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』のクレイジーハンド
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  −
|デビュー=[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]](2001年11月21日/GC)
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}}
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『[[スマブラDX]]』から登場。想像欲の化身であるマスターハンドに対し、クレイジーハンドは破壊的な衝動の化身とされている<ref name="figure" />。[[シンプル]]で一定の条件を満たしてマスターハンドが待ち構える最終ステージに臨むと、最初から、或いはマスターハンドがピンチになってから登場する。
  −
 
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常にせわしく動いており、攻撃方法は暴れまわったり爆弾を投下したりなどの破壊的なものが多く、名前の通り狂気を感じさせる。『スマブラX』以降の声はマスターハンドよりも甲高くより不気味なものになっている。
      
== アートワーク ==
 
== アートワーク ==
=== マスターハンド ===
   
<gallery>
 
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MasterHandBrawl.jpg|『スマブラX』
 
MasterHandBrawl.jpg|『スマブラX』
 
公式絵 4 マスターハンド.png|『スマブラfor』
 
公式絵 4 マスターハンド.png|『スマブラfor』
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公式絵 SP マスターハンド.png|『スマブラSP』
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== [[亜空の使者]]における役割 ==
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[[クッパ]]、[[ガノンドロフ]]、[[ワリオ]]を従えるボスとして登場。配下3人に[[ダークキャノン]]を与え、世界を[[亜空間]]に飲み込むため侵略を進めていた。しかし、実際は[[タブー]]の傀儡に過ぎず、ファイターたちが亜空間へ侵入したことを報告に向かったガノンドロフの前で操り人形にされていたことが初めて判明する。タブーに反抗するも歯が立たず、障壁に弾かれそのまま倒れてしまった。
   −
</gallery>
+
劇中では説明されていないが、"[[この世界]]"の主で、上記の概要で解説した「[[シンプル]]」における役割と同じ存在だったようだ<ref name="X akuu" />
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== [[灯火の星]]における役割 ==
 +
光の化身[[キーラ]]が遣わした存在として、無数の軍勢でファイター全軍の前に現れる。キーラが閃光を放つ際、手袋(身体)が破れエネルギー体となり吸収され、ファイター全滅の一端を担った。
 +
 
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しかし、取り逃がした[[カービィ]]がファイターを再起させようとしたため、行く先々で妨害を仕掛ける。ファイターたちが妨害を突破、キーラが放った光の配下も撃破し、キーラと再戦する前には自身が立ちはだかった。
   −
=== クレイジーハンド ===
+
キーラの敗北の後、出現した[[ダーズ]]と[[クレイジーハンド]]の軍勢による侵攻を受け、キーラと共に撤退。
<gallery>
  −
CrazyHand.jpg|『スマブラX』
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公式絵 4 クレイジーハンド.png|『スマブラfor』
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</gallery>
     −
== [[亜空の使者]]における役割 ==
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キーラとダーズ、彼らが支配している[[スピリット]]、ファイター全軍が入り乱れる[[最終決戦]]で再びファイターと戦うが、そのうちの一体がキーラの支配から解放される。このことから、マスターハンドもキーラの傀儡にされていたのであり、これまで出現した無数のハンドの軍勢は、一度は全滅したファイターと同じようにコピーされた存在であることが示唆されている。
[[クッパ]]、[[ガノンドロフ]]、[[ワリオ]]を従えるボスとしてマスターハンドが登場。配下の三人にダークキャノンを与え、世界を亜空間に飲み込むため侵略を進めていた。しかし、実際にはタブーの傀儡にしかすぎず、ファイターたちが亜空間へ侵入したことを報告に向かったガノンドロフの前で操り人形にされていたことが初めて判明する。タブーに反抗するマスターハンドであったが歯が立たず、障壁に弾かれそのまま倒れてしまった。
     −
劇中では説明されていないが、“この世界”の主で、上記の概要で解説した「[[シンプル]]」における役割と同じ存在だったようだ<ref name="X akuu" />。
+
その後は、同じくダーズの支配から解放されたクレイジーハンドと共に光と闇の空間を破壊しファイター全軍を真の最終決戦へと導いた。その際、マスターハンドは空間の亀裂の中でファイターの傀儡ら50体を撃墜している。
    
== ゲーム中の解説 ==
 
== ゲーム中の解説 ==
=== マスターハンド ===
   
;[{{有無|DX}}フィギュア名鑑] マスターハンド
 
;[{{有無|DX}}フィギュア名鑑] マスターハンド
 
:”終点”までたどりついたキャラクターを迎える、謎に満ちた存在。彼は現実とイメージ世界との間に強いつながりを持つ。ファイトのあるフィギュアと一戦交えるのが喜びらしい。戦場にほうり出されたフィギュアたちは、長く短い戦いの道のりの末、マスターハンドまで帰り着く。
 
:”終点”までたどりついたキャラクターを迎える、謎に満ちた存在。彼は現実とイメージ世界との間に強いつながりを持つ。ファイトのあるフィギュアと一戦交えるのが喜びらしい。戦場にほうり出されたフィギュアたちは、長く短い戦いの道のりの末、マスターハンドまで帰り着く。
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;[{{有無|X}}フィギュア名鑑] マスターハンド
 
;[{{有無|X}}フィギュア名鑑] マスターハンド
 
:フィギュアたちが戦う"この世界"とどこかに通じる別の世界に強い繋がりを持つ。存在する理由や意義、そして目的などは謎に包まれているが、絶対的な力を秘めた神のような存在である。幾多の戦いを勝ち抜いた選ばれし戦士との戦闘には、愉悦を感じているらしい。今日も終点で、戦士を待つ。
 
:フィギュアたちが戦う"この世界"とどこかに通じる別の世界に強い繋がりを持つ。存在する理由や意義、そして目的などは謎に包まれているが、絶対的な力を秘めた神のような存在である。幾多の戦いを勝ち抜いた選ばれし戦士との戦闘には、愉悦を感じているらしい。今日も終点で、戦士を待つ。
:*ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ
+
:*(N64) ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ
:*大乱闘スマッシュブラザーズX
+
:*(Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX
 
;[{{有無|for|1/1}}フィギュア名鑑] マスターハンド
 
;[{{有無|for|1/1}}フィギュア名鑑] マスターハンド
 
:『スマブラ』の世界に存在する創造の化身で、何もかもが謎に包まれている存在。並み居るライバル達を倒し、ようやくたどり着いた終点で待ち受けている。行動、攻撃パターンは数多く、自らの形を変化させて攻撃してくる。ホンキ度を上げると攻撃力、ふっとばし力、速さが上がる。スキをみつけて一撃離脱を心がけ、挑みたい。
 
:『スマブラ』の世界に存在する創造の化身で、何もかもが謎に包まれている存在。並み居るライバル達を倒し、ようやくたどり着いた終点で待ち受けている。行動、攻撃パターンは数多く、自らの形を変化させて攻撃してくる。ホンキ度を上げると攻撃力、ふっとばし力、速さが上がる。スキをみつけて一撃離脱を心がけ、挑みたい。
:*ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ 1999/01
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:*(N64) ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ (1999/01)
:*大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U -
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:*(Wii U) 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
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=== クレイジーハンド ===
+
== スピリット ==
;[{{有無|DX}}フィギュア名鑑] クレイジーハンド
+
『スマブラSP』では「[[灯火の星]]」の[[最終決戦]]で増援として出現する{{PAGENAME}}を倒すと、[[アタッカースピリット]]が獲得できる。
:想像欲の化身である”マスターハンド”に対し、破壊的な衝動の化身。作ったものを壊すことは、おそらく誰にでも経験がある、不毛な悦びがある。スピーディに障害を越える「よくできた」キャラの前に、マスターハンドの勢力が衰えたときにあらわれる。倒すチャンスは1回きり。
+
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
:*大乱闘スマッシュブラザーズDX(GC)
+
! No. !! 名前 !! ランク !! 属性 !! スキル !! スロット !! 超化 !! 出典シリーズ<br>アートワークの出典
;[{{有無|X}}フィギュア名鑑] クレイジーハンド
+
|-
:創造心の化身と称されるマスターハンドに対し、破壊心の化身と呼ばれている。マスターハンドの力が弱まると、どこからともなく出現する。繰り出す攻撃はどこか異様な雰囲気を醸し出している。マスターハンドとクレイジーハンドが同時に現れて前に立ちはだかったときは、長く険しい死闘が待っている。
+
|| 1,095
:*大乱闘スマッシュブラザーズDX
+
|| マスターハンド
:*大乱闘スマッシュブラザーズX
+
|| ACE
;[{{有無|for|1/1}}フィギュア名鑑] クレイジーハンド
+
|| 無
:『スマブラ』の世界に存在する破壊の化身で、常に暴れまわるその姿からは狂気すら感じる。爆弾を落とす、握り潰して地面に埋めるなど、強力な攻撃を繰り出しファイターたちを苦しめる。特にマスターハンドと連携して放ってくるワザはどれも強力で、喰らうダメージは計り知れない。対となる巨大な手を見たら、激闘を覚悟せよ。
+
|| なし
:*大乱闘スマッシュブラザーズDX 2001/11
+
|| 3
:*大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U -
+
|| -
 +
|| 大乱闘スマッシュブラザーズ<br>大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
 +
|-
 +
|}
    
== その他の作品への出演 ==
 
== その他の作品への出演 ==
[[ファイル:MasterhandSSB64.jpg|250px|サムネイル|『星のカービィ 鏡の大迷宮』のマスターハンド(中ボス)]]
   
{{main2|詳細は、「[http://ja.kirby.wikia.com/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89 カービィWikiのマスターハンドの記事]」を}}
 
{{main2|詳細は、「[http://ja.kirby.wikia.com/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89 カービィWikiのマスターハンドの記事]」を}}
『星のカービィ 鏡の大迷宮』に中ボスとして登場する。倒した後に[[カービィ]]がコピーすることで「スマブラ」の能力を得られる。<br>
+
『星のカービィ 鏡の大迷宮』で中ボスとして3回登場し、『スマブラ』と同じ攻撃を使ってくる。3戦目ではクレイジーハンドも登場。倒した後に[[カービィ]]が吸い込むと、「スマブラ」のコピー能力を得られる。
エリア9、キャンディコンストレイションのボスとしてもクレイジーハンドと共に登場する。
+
 
 +
『星のカービィ トリプルデラックス』『星のカービィ ロボボプラネット』『カービィのグルメフェス』では収集要素のキーホルダー・ステッカー・キャラおかしになっている(『トリプルデラックス』以外ではハンド2体がそれぞれ登場する)他、『ロボボプラネット』では「スマブラ」能力のカービィがストーンで変身したモノのパターンとしてマスターハンド&スマブラマーク像が存在する。
 +
 
 +
なお、『カービィ』シリーズではゲームオーバー画面などで白い手が登場し、コンティニュー選択時の寸劇でキャラクターのように振る舞う様はマスターハンドに通ずる点がある。このような手のキャラクターは度々登場しており、特に『カービィのグルメフェス』では見た目が酷似した[https://kirby.fandom.com/ja/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89 ウェイターハンド]という両手のキャラクターも登場している。
   −
また、『星のカービィ トリプルデラックス』と『星のカービィ ロボボプラネット』には収集要素としてそれぞれ、キーホルダーとステッカーとして登場している(『トリプルデラックス』への出演はマスターハンドのみ)。
   
<gallery>
 
<gallery>
マスターハンド (星のカービィ 鏡の大迷宮).png|『星のカービィ 鏡の大迷宮』のマスターハンド(ボス)
+
マスターハンド (星のカービィ 鏡の大迷宮).png|『星のカービィ 鏡の大迷宮』のマスターハンド
 
クレイジーハンド (星のカービィ 鏡の大迷宮).png|『星のカービィ 鏡の大迷宮』のクレイジーハンド
 
クレイジーハンド (星のカービィ 鏡の大迷宮).png|『星のカービィ 鏡の大迷宮』のクレイジーハンド
 
</gallery>
 
</gallery>
    
== 備考 ==
 
== 備考 ==
[[ファイル:SSB64 Master Hand's Banzai Bills.png|サムネイル|金色のキラー]]
+
[[ファイル:SSB64 Master Hand's Banzai Bills.png|250px|サムネイル]]
*『スマブラ64』でのマスターハンドの指鉄砲攻撃では、弾丸が金色の[[キラー]]だった。この攻撃は以降のスマブラでも使うが、弾丸は普通のものになっている。
+
*ラスボスがオリジナルキャラクターになった理由は、「例えば[[クッパ]]のような特定の作品のキャラクターをラスボスにすると、世界観がその作品のものに固定されてしまうことになるので、それを避けるため」と[[桜井政博]]は語っている<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn011.html アンケート集計拳!!]<br />“気持ちはよくわかるのですが、最終ボスをクッパにすると、その世界はマリオの世界でした、ということで閉じてしまう。仮にデデデやガノンやアンドルフであってもそうです。なので、そこにはどうしてもオリジナルを導入する必要があったのです。”</ref>。
 +
*見た目や動作は、『星のカービィ スーパーデラックス』に登場したボスキャラクター「魔人ワムバムロック」と似たものがある。どちらのキャラクターのデザインも桜井政博であり、彼は「当初そのことは意識はしていなかったが、制作の際にはワムバムロックで培ったノウハウが活きた」と語っている<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn021.html スマブラ拳!! (64):アンケート集計拳!!]<br />“意識はしていませんでしたけど、その時に書いた仕様のノウハウは、やっぱり活きていたりします。”</ref>。
 +
*『スマブラ64』のみ、指鉄砲攻撃の弾丸として金色の[[マグナムキラー]]を発射する。この攻撃は以後の『スマブラ』でも使うが、弾丸は普通のものになっている。
 +
*『スマブラSP』の「[[灯火の星]]」では、[[最終決戦]]でマスターハンドを操作できる。『スマブラ』シリーズにおいて、正規の手段でボスキャラクターが操作できるのはこれが初めて<ref>『スマブラ64』ではチートコード、『スマブラDX』では[[バグ]]により、マスターハンドを操作することができた。</ref>。
 
{{-}}
 
{{-}}
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== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
 
*[[終点]]
 
*[[終点]]
 +
*[[クレイジーハンド]]
 
*[[マスターコア]]
 
*[[マスターコア]]
 +
*[[キーラ]]
    
{{テンプレート:ボスキャラクター}}
 
{{テンプレート:ボスキャラクター}}
 
{{テンプレート:大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ}}
 
{{テンプレート:大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ}}
 
{{デフォルトソート:ますたあはんと}}
 
{{デフォルトソート:ますたあはんと}}
[[カテゴリ:マスターハンド]]
+
[[カテゴリ:大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]
[[カテゴリ:クレイジーハンド]]
   
[[カテゴリ:ボスキャラクター]]
 
[[カテゴリ:ボスキャラクター]]
[[カテゴリ:大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]
+
[[カテゴリ:ノンプレイヤーキャラクター]]