差分

333 バイト追加 、 2020年1月13日 (月) 17:22
編集の要約なし
26行目: 26行目:  
我流拳法と「[[波導]]」の力を駆使して戦うはどうポケモン。自分の[[蓄積ダメージ]]が溜まっているほど強くなる特性「波導」による“一発逆転”を体現した性能であり、立ち回りの荒らし能力に長けている。
 
我流拳法と「[[波導]]」の力を駆使して戦うはどうポケモン。自分の[[蓄積ダメージ]]が溜まっているほど強くなる特性「波導」による“一発逆転”を体現した性能であり、立ち回りの荒らし能力に長けている。
   −
自身の蓄積ダメージの低いうちは、どのワザも最低クラスの威力だが、蓄積ダメージが溜まるにつれ本領を発揮する。読めていれば対応できない状況はほぼないと言えるほどさまざまなワザが揃っているほか、[[カベジャンプ]]などの運動技能を、取り揃えている、わりとスタンダードな性能。自身の蓄積ダメージが100%を超えたあたりから単発火力が軒並み凄まじくなり、「[はどうだん」や「はっけい」が非常に安定した撃墜手段となりうる。手負いの状態で長く生き残ることが他のファイター以上に重要で、波導による戦力アップをどれだけ活かせるかが試合の流れを左右する。
+
自身の蓄積ダメージの低いうちは、どのワザも最低クラスの威力だが、蓄積ダメージが溜まるにつれ本領を発揮する。読めていれば対応できない状況はほぼないと言えるほどさまざまなワザが揃っているほか、[[カベジャンプ]]などの運動技能を、取り揃えている、わりとスタンダードな性能。自身の蓄積ダメージが100%を超えたあたりから単発火力が軒並み凄まじくなり、「[[ルカリオ (SP)/ワザ#通常必殺ワザ|はどうだん]]」や「[[ルカリオ (SP)/ワザ#横必殺ワザ|はっけい]]」が非常に安定した撃墜手段となりうる。手負いの状態で長く生き残ることが他のファイター以上に重要で、波導による戦力アップをどれだけ活かせるかが試合の流れを左右する。
   −
その仕様上、低%のうちに撃墜されてしまうほど力の強い重量級ファイターは若干苦手で、判定の強いワザが少なく、隙も大きめなのでスピードキャラも苦手とする。体重も比較的軽いファイターなため、尚更注意しなければならない。[[反射]]や強力な[[飛び道具]]を持っているファイターも、プレッシャーをかけにくいという意味で分が悪い。「しんそく」の復帰力は高いので、復帰力が足りなくて帰ってこれないということはほぼないが、復帰ルートがほぼ崖一直線かつ前後隙が長いため、阻止には弱い。
+
その仕様上、低%のうちに撃墜されてしまうほど力の強い重量級ファイターは若干苦手で、[[判定]]の強いワザが少なく、隙も大きめなのでスピードファイターも苦手とする。[[体重]]も比較的軽いファイターなため、尚更注意しなければならない。[[反射]]や強力な[[飛び道具]]を持っているファイターも、プレッシャーをかけにくいという意味で分が悪い。「[[ルカリオ (SP)/ワザ#上必殺ワザ|しんそく]]」の[[復帰力]]は高いので、復帰力が足りなくて帰ってこれないということはほぼないが、復帰ルートがほぼ崖一直線かつ前後隙が長いため、[[復帰阻止]]には弱い。
    
相手に押し付けていける突出した強みやセットプレイや、コンボらしいコンボは波導補正の仕様上、使いやすさが大きく異なり、スマッシュ攻撃の発生もやや遅いので、アクションゲームチックに使うことはできない。相手に合わせて使うスタイルで、プレイヤーの読みや対応が露骨に出るため、使う人によってとても動きが分かれるファイターである。相手の安易な行動には常にペナルティを突きつけて、そのまま追いやってしまおう。
 
相手に押し付けていける突出した強みやセットプレイや、コンボらしいコンボは波導補正の仕様上、使いやすさが大きく異なり、スマッシュ攻撃の発生もやや遅いので、アクションゲームチックに使うことはできない。相手に合わせて使うスタイルで、プレイヤーの読みや対応が露骨に出るため、使う人によってとても動きが分かれるファイターである。相手の安易な行動には常にペナルティを突きつけて、そのまま追いやってしまおう。
34行目: 34行目:  
== 長所と短所 ==
 
== 長所と短所 ==
 
*長所
 
*長所
**[[波導]]により、自身が不利になればなる程戦闘能力がアップするという固有の特性を持つ。具体的には、自身の蓄積ダメージが増えたり得点差が開いたりするとワザの性能が上がるというもので、ワザの威力・ふっとばし、一部のワザのサイズやリーチ、上必殺ワザ「しんそく」の移動距離などが向上する。
+
**[[波導]]により、自身が不利になればなる程戦闘能力がアップするという固有の特性を持つ。具体的には、自身の蓄積ダメージが増えたり得点差が開いたりするとワザの性能が上がるというもので、ワザの威力・ふっとばし、一部のワザのサイズやリーチ、{{SPワザ|ルカリオ|上必殺ワザ}}「しんそく」の移動距離などが向上する。
 
***また、波導補正は[[ほかほか補正]]とも重複するため、手負いのルカリオは特に凄まじい火力を持つ。これらのことから“一発逆転"がとりわけ狙い易いファイターと言える。
 
***また、波導補正は[[ほかほか補正]]とも重複するため、手負いのルカリオは特に凄まじい火力を持つ。これらのことから“一発逆転"がとりわけ狙い易いファイターと言える。
**波導の高まりに比例して撃墜に使えるワザの択が増える。例えば[[飛び道具]]である通常必殺ワザ「はどうだん」・横必殺ワザ「はっけい」は、サイズや範囲が広大になって当てやすくなり、各スマッシュ攻撃は重量級のパワーファイターも真っ青な殺傷力を持ったワザに豹変するため、決定力が跳ね上がる。
+
**波導の高まりに比例して撃墜に使えるワザの択が増える。例えば[[飛び道具]]である{{SPワザ|ルカリオ|通常必殺ワザ}}「はどうだん」・{{SPワザ|ルカリオ|横必殺ワザ}}「はっけい」は、サイズや範囲が広大になって当てやすくなり、各スマッシュ攻撃は重量級のパワーファイターも真っ青な殺傷力を持ったワザに豹変するため、決定力が跳ね上がる。
**蓄積ダメージが低い状態では攻撃力が低い性質が、コンボや運びにはむしろ都合が良い。見方やお互いのダメージによっては連続攻撃を仕掛けやすいという長所に転換できる。
+
**蓄積ダメージが低い状態では攻撃力が低い性質が、[[#コンボ]]や運びにはむしろ都合が良い。見方やお互いのダメージによっては連続攻撃を仕掛けやすいという長所に転換できる。
**[[カウンターワザ]](下必殺ワザ「かげぶんしん」)を持つ。威力は波導の高まりにのみ依存。
+
**[[カウンターワザ]]({{SPワザ|ルカリオ|下必殺ワザ}}「かげぶんしん」)を持つ。威力は波導の高まりにのみ依存。
 
***但し使い勝手に関しては、他のファイターのカウンターワザと比べると、少し取っつきにくい可能性がある点には注意。
 
***但し使い勝手に関しては、他のファイターのカウンターワザと比べると、少し取っつきにくい可能性がある点には注意。
**波導補正の掛かった「しんそく」の復帰距離がとても長い。大抵の場合、復帰する必要に迫られるのはダメージが蓄積してからなので、波導補正によって移動距離が強化された状態であることが殆どであり、試合展開と噛み合いやすい。復帰阻止や場外の相手を追撃するといったこともしやすくなっていく。
+
**波導補正の掛かった{{SPワザ|ルカリオ|上必殺ワザ}}「しんそく」の[[復帰]]距離がとても長い。大抵の場合、復帰する必要に迫られるのはダメージが蓄積してからなので、波導補正によって移動距離が強化された状態であることが殆どであり、試合展開と噛み合いやすい。[[復帰阻止]]や場外の相手を追撃するといったこともしやすくなっていく。
**[[カベジャンプ]]、[[カベ張りつき]]、[[しゃがみ歩き]]など、運動技能が取り揃っていて、空中速度も6位と、総合的な運動性能もやや高めな位置にある。特にこの速さと空中ダッシュのシナジーの高いファイターの1体。
+
**[[カベジャンプ]]、[[カベ張りつき]]、[[しゃがみ歩き]]など、運動技能が取り揃っていて、空中速度も6位と、総合的な運動性能もやや高めな位置にある。特にこの速さと[[空中ダッシュ]]のシナジーの高いファイターの1体。
 
<br/>
 
<br/>
 
*短所
 
*短所
 
**蓄積ダメージが低い状態のルカリオの戦闘能力は迫力に欠ける。ワザの威力・ふっとばし力が低く、復帰力もあまり高くないため、復帰阻止の深追いは自滅を招くこともある。
 
**蓄積ダメージが低い状態のルカリオの戦闘能力は迫力に欠ける。ワザの威力・ふっとばし力が低く、復帰力もあまり高くないため、復帰阻止の深追いは自滅を招くこともある。
**体重がスタンダードタイプのファイターの中では少々軽く、心許ない。どちらかと言えば準軽量級寄り。
+
**[[体重]]がスタンダードタイプのファイターの中では少々軽く、心許ない。どちらかと言えば準軽量級寄り。
**掴みの後隙がワーストクラス。他のファイターと比べて気軽に使うことができない。
+
**{{SPワザ|ルカリオ|つかみ}}の後隙がワーストクラス。他のファイターと比べて気軽に使うことができない。
**大技や[[メテオスマッシュ|メテオワザ]]等で早期に撃墜された場合、波導補正を活かす機会が減ってしまうため、他のファイター以上に損失が大きい。自滅や復帰ミスによる落下も同様に大きな痛手となる。
+
**大技や[[メテオワザ]]等で早期に撃墜された場合、波導補正を活かす機会が減ってしまうため、他のファイター以上に損失が大きい。自滅や復帰ミスによる落下も同様に大きな痛手となる。
 
**スマッシュ攻撃の攻撃発生がやや遅い。横スマッシュ攻撃以外は範囲の点でも特に大きく優れているとは言えない。攻撃後の隙も大きめ。
 
**スマッシュ攻撃の攻撃発生がやや遅い。横スマッシュ攻撃以外は範囲の点でも特に大きく優れているとは言えない。攻撃後の隙も大きめ。
 
**メテオワザを持たず、こちらのダメージが低いと撃墜可能なワザがスマッシュ攻撃、崖際の各種空中攻撃程度に限られ、こちらが早期撃墜する手段に乏しい。
 
**メテオワザを持たず、こちらのダメージが低いと撃墜可能なワザがスマッシュ攻撃、崖際の各種空中攻撃程度に限られ、こちらが早期撃墜する手段に乏しい。
**復帰ワザの出始めに予備動作があり、その軌道も直線的であるため、比較的阻止されやすい部類。ふっとびの強い攻撃、低%での運びや復帰阻止、メテオワザ等にはやや弱い傾向がある。
+
**上必殺ワザは出始めに予備動作があり、その軌道も直線的であるため、比較的阻止されやすい部類。ふっとびの強い攻撃、低%での運びや復帰阻止、メテオワザ等にはやや弱い傾向がある。
***その一方で波導補正が強い状態では、今度は復帰ワザの移動距離が長くなり過ぎてしまい、却って制御が困難になるケースも。必要な分だけ移動するという器用な動きが難しくなりうる[[#上必殺ワザ]]の操作自体にも慣れておかないと、結果的に復帰の面で融通が利かなくなってしまう。
+
***その一方で波導補正が強い状態では、今度は復帰ワザの移動距離が長くなり過ぎてしまい、却って制御が困難になるケースも。必要な分だけ移動するという器用な動きが難しくなりうる上必殺ワザの操作自体にも慣れておかないと、結果的に復帰の面で融通が利かなくなってしまう。
    
== 運動技能 ==
 
== 運動技能 ==