判定
判定とは、条件振り分けのために内部的に保有する値。またはそれを判定する処理のこと。『物』が存在することを示す「当たり判定」、攻撃の当たり外れを決める為の「攻撃判定」と「喰らい判定」などがある。
スマブラでは主に「攻撃判定」「喰らい判定」の総称として使われる。判定には他にも「ぬるり判定」「ガケつかまり判定」などがあるが、それらは含まないことが多い。
当たり判定
物に触れることができる判定。地形、キャラクターなどが持つ。
攻撃判定
喰らい判定に接触すると攻撃が当たったという処理(一般的には触れられた方がダメージを受ける)が起こる領域のことを攻撃判定という。
攻撃判定の中には、「打撃判定」、「つかみ判定」、「飛び道具判定」、「相殺判定」などがある。
相殺判定
「相殺」も参照
攻撃判定に設定されてあることがある判定の一種で、相殺を引き起こすことができる領域のこと。
光線、超能力の類は相殺判定が無いことが多い。
喰らい判定
攻撃判定に接触すると攻撃が当たったという処理(一般的には触れられた方がダメージを受ける)が起こる領域のことを喰らい判定という。やられ判定とも呼ばれる。
ワザの中には、攻撃の瞬間にカラダの一部の喰らい判定が消失するものが少なくない。喰らい判定が消失している部位ならそこに攻撃が触れてもダメージを受けることは無い。
判定の強弱
インターネットのコミュニティ上などで言われることのある「判定が強いワザ」とは、自分と敵が同時に相殺が発生しない組み合わせの攻撃を出したときに、敵の攻撃を潰して自分の攻撃のみが当たる結果になりやすいワザのこと。
武器を使った攻撃など、攻撃判定の先端と喰らい判定の先端の距離が長いワザは、それが短いワザに対して一方的に攻撃を通しやすいため、「判定が強い」と言われやすい。
武器判定
攻撃判定の内、喰らい判定の無い部分のことを、武器判定ということがある。
武器を使った攻撃なら、武器の部分には喰らい判定がないため、武器の部分は武器判定といえる。肉体を使った攻撃でも、攻撃の際に一瞬だけ身体の一部から喰らい判定が無くなるものが多く、その部分も武器判定といえる。この用語は公式名称ではないし、あまり広まっている用語でもなく、更に、下記のようにスマブラの判定システムを間違って解釈している人が多いために、使用の際にはそれなりに配慮すると良い。
スマブラとは関係の無い武器判定
一部のアクションゲームには判定の種類に強弱のようなものが設定されてあり、それらでは、判定の強い攻撃(武器を使った攻撃等)は、判定の弱い攻撃(肉体を使った攻撃など)に必ず勝てる。そのようなゲームにおいて強い判定を武器判定と呼ぶことがある。
スマブラにはそのようなシステムは無いのだが、「リンクの剣技は武器判定だからマリオの蹴り技に必ず勝てる」というような勘違いをしている人がしばしば現れる。実際には、リンクとマリオの攻撃が接触した場合、地上攻撃同士なら相殺が発生し、空中攻撃同士ならば先に相手の喰らい判定に自分の攻撃判定が触れた方の勝ちである。