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*冒頭の警告表示とサイレンが鳴る演出は、『ロックマンX』などの2D『ロックマン』シリーズでボス部屋に入った時の演出を彷彿とさせる。
 
*冒頭の警告表示とサイレンが鳴る演出は、『ロックマンX』などの2D『ロックマン』シリーズでボス部屋に入った時の演出を彷彿とさせる。
 
*高いところに立っていた[[ロックマン]]がヘルメットを被ってワープするのは『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』のタイトル画面を意識している。
 
*高いところに立っていた[[ロックマン]]がヘルメットを被ってワープするのは『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』のタイトル画面を意識している。
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*宇宙空間に青い帯が走ったような場所にロックマンが降り立つ演出は、『ロックマン2』でステージを選んだ後のボス紹介画面の再現であり、この時流れる曲もそのアレンジでタイミングを合わせている。
 
*ヴァリアブルウェポンシステムを起動させるシーンでは、『ロックマン2』の音楽「GET A WEAPON」が静かに流れている。
 
*ヴァリアブルウェポンシステムを起動させるシーンでは、『ロックマン2』の音楽「GET A WEAPON」が静かに流れている。
 
*マイクロモニターに映るワイリーナンバーズのロボットのシルエットはいずれも、原作でのイラストを利用した物である。また、画面上下の帯色はそれぞれワイリーナンバーズのイメージカラーに合わせている。
 
*マイクロモニターに映るワイリーナンバーズのロボットのシルエットはいずれも、原作でのイラストを利用した物である。また、画面上下の帯色はそれぞれワイリーナンバーズのイメージカラーに合わせている。
 
*マイクロモニターのデザインは、初期の『ロックマン』シリーズが発売されていた頃の1980年代のブラウン管型テレビがモチーフになっている。
 
*マイクロモニターのデザインは、初期の『ロックマン』シリーズが発売されていた頃の1980年代のブラウン管型テレビがモチーフになっている。
*ムービー内で『スマブラ』ロックマンが使う特殊武器の中で紹介されていないものは、エアーマンの「エアシューター」(上空中攻撃)とギャラクシーマンの「ブラックホールボム」(最後の切りふだ)の2つ([[カスタマイズ]]必殺ワザを除く)。
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*ムービー内で『スマブラ』ロックマンが使う特殊武器の中で紹介されていないものは、エアーマンの「エアシューター」(上空中攻撃)とギャラクシーマンの「ブラックホールボム」(最後の切りふだ)の2つ([[カスタマイズ必殺ワザ]]を除く)。
*「メタルブレード」を2つ同時に投擲するのはムービー用の演出となっている。ちなみに、ゲーム内ではロックマン同士が対戦しているときか、もしくはロックマンをコピーしたカービィがいるときでないとメタルブレードが2つある状況を見ることができない(各ファイター一つずつしかメタルブレードを出せない仕様のため)。
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*「メタルブレード」を2つ同時に投擲するのはムービー用の演出となっている。ちなみに、ゲーム内ではロックマン同士が対戦しているときか、もしくはロックマンをコピーしたカービィがいるときでないとメタルブレードが2つある状況を見ることができない(各ファイター一つずつしかメタルブレードを出せない仕様のため)。余談だが、原作でのメタルブレードは連射性能と燃費の良さが特長の武器。
 
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== Wii Fit トレーナー:いっしょにやってみましょう ==
 
== Wii Fit トレーナー:いっしょにやってみましょう ==
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=== 元ネタ・備考 ===
 
=== 元ネタ・備考 ===
*冒頭で使用された音楽は、『カービィのエアライド』のオープニング。
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*ムービー前半のカートレースでしのぎを削る[[マリオ]]たちに乱入してくる[[カービィ]]の流れは、レースゲームのスピンオフ作品を擁したシリーズ同士の共演であると同時に、宇宙に因んだ要素でロゼッタ&チコの登場を匂わせるヒントになっている。
*[[カービィ]][[ワープスター]]の乗り方は、『カービィのエアライド』やアニメ版での乗り方と同じ。
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**『マリオカート』からは、[[レインボーロード]]を舞台に、マリオたちは発表当時は発売前だった『マリオカート8』のスタンダードカートを駆っている。
*[[レインボーロード]]は、このムービー用に新規でデザインされたオリジナルの物である。ムービー冒頭ではコースの全景を見ることができる。
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***レインボーロードはこのムービーのために作られたオリジナルのデザインであり、ムービー冒頭でコースの全景を見ることができる。また、道路標識やガードレールのデザイン、背景のカラフルな星々などは『マリオカートWii』に由来している。
*[[マリオ]]たちが乗っているカートは、『マリオカート8』のスタンダードカート+ノーマルタイヤ。
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**『カービィのエアライド』からはオープニングBGMが使用されており、曲が一旦止まると同時にカービィがジャンプするカットも原作のオープニングムービーと合致している。なお、[[桜井政博]]は意図してカット割りした訳ではなく偶然合致したものだったと語っている<ref>[https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/413710840303325184 桜井 政博 Twitter] 2013/12/20<sup>[[https://web.archive.org/web/20211115092202/https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/413710840303325184 インターネットアーカイブ]]</sup></ref>。
*カービィの不時着の仕方は、『星のカービィ』のMt.DEDEDEデモシーンなどシリーズおなじみのもの。
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*カービィの不時着の仕方は、初代『星のカービィ』のMt.DEDEDEデモシーンなどシリーズおなじみのもの。
*[[ロゼッタ]]には"ほうき星の魔女"という通称がある。
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*ムービー名は、ロゼッタが原作で"ほうき星の魔女"とも呼ばれることに因んだもので、[[チコ]]と併せてふたりを指したニュアンスに改変されている。
*『Nintendo Direct』では「来年(2014年)発売予定のタイトルの続報」という振りで公開され、ムービー導入部の演出はなかった。この参戦ムービーの後には、『マリオカート8』の映像も公開された。
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*『Nintendo Direct』での初公開時ではムービー導入部の演出はなかった。また、この参戦ムービーに続けて『マリオカート8』の紹介映像も公開された。
 
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== リトル・マック:リングの王者 ==
 
== リトル・マック:リングの王者 ==
 
[[ファイル:リングの王者.JPG|300px|サムネイル]]
 
[[ファイル:リングの王者.JPG|300px|サムネイル]]
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=== 元ネタ・備考 ===
 
=== 元ネタ・備考 ===
*冒頭に登場したポケモンたちはすべて、[[モンスターボール]]から登場するヘルパーキャラ。このムービーで初めて『スマブラfor』に登場したポケモンも一部いる。
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*冒頭で[[モンスターボール]]から現れたポケモンたちはすべてヘルパーキャラとして登場するポケモンであり、『大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9』で紹介されたポケモン以外にもここで初めて姿を見せたポケモンも見られる。
*既存のファイターの参戦発表で、参戦ムービー内で参戦が明確に明かされたのは[[リザードン]]のみ(追加ファイターを除く)。
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*既存のファイターの参戦発表で、参戦ムービー内で参戦の演出が使われたのは[[リザードン]]のみ(追加ファイターを除く)。
*影に潜む[[ゲッコウガ]]が印を結ぶシーンでは、指の間に水かきがついていない作画ミスがある。
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*影に潜む[[ゲッコウガ]]が印を結ぶシーンでは、指の間に水かきがついていない。身体的特徴から視聴者に正体を悟られないようにするためと思われる。
 
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== パルテナ:光の女神 ==
 
== パルテナ:光の女神 ==
 
[[ファイル:光の女神.JPG|300px|サムネイル]]
 
[[ファイル:光の女神.JPG|300px|サムネイル]]
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=== 元ネタ・備考 ===
 
=== 元ネタ・備考 ===
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*ピットとリンクの対立は、両者とも1986年に初登場したファイター同士である繋がり。ゲーム内の[[エンジェランドのスマッシュアピール会話集#リンク|スマッシュアピール]]でもピットがリンクに強い対抗意識を向けている。
 
*このムービーでの[[ピット]]と[[パルテナ]]の掛け合いにより、『新・光神話 パルテナの鏡』本編終了後の時間軸であることが明かされている。
 
*このムービーでの[[ピット]]と[[パルテナ]]の掛け合いにより、『新・光神話 パルテナの鏡』本編終了後の時間軸であることが明かされている。
 
**ゲーム映像のパートで2人が最初に話していたことは、20章の「女神の魂」での話。
 
**ゲーム映像のパートで2人が最初に話していたことは、20章の「女神の魂」での話。
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=== 元ネタ・備考 ===
 
=== 元ネタ・備考 ===
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*クッパに不意打ちするように「バックスラッシュ」を喰らわせるシュルクだが、原作『ゼノブレイド』においてもこちらに気づいていない敵に後ろからバックスラッシュを使うことで先制攻撃するという芸当は可能。
 
*[[黒いフェイス]]が『スマブラ』本編でどのように登場するかについては、公開から約2ヶ月後の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由』で発表された。
 
*[[黒いフェイス]]が『スマブラ』本編でどのように登場するかについては、公開から約2ヶ月後の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由』で発表された。
*このムービーで黒いフェイスはシュルクを「シュルクさん」と呼んでいるが、原作では一度も名前を呼んだことはない。劇中ではシュルクのことは「小僧」と呼んでいる。
   
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== クッパJr.:未来の大王 ==
 
== クッパJr.:未来の大王 ==
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=== 元ネタ・備考 ===
 
=== 元ネタ・備考 ===
*序盤で放った砲弾(通常必殺ワザ)が爆発するのは、ムービー用の演出となっている。実際のゲームではカスタマイズ必殺ワザを含めてそのようなことが起こるワザではない。
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*序盤で放った砲弾(通常必殺ワザ)が爆発するのは、ムービー用の演出となっている。実際のゲームでは[[カスタマイズ必殺ワザ]]を含めてそのようなことが起こるワザではない。
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*このムービーのみ、[[ロゼッタ]]の襟の形状が異なっている。原作や実際のゲーム内、[[ロゼッタ]]&[[チコ]]の参戦ムービー『[[#ロゼッタ&チコ:ほうき星の使者|ほうき星の使者]]』においての襟は肩に掛かるように折られている。
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== ダックハント:一匹、一羽と一丁と ==
 
== ダックハント:一匹、一羽と一丁と ==
 
[[ファイル:一匹、一羽と一丁と.JPG|300px|サムネイル]]
 
[[ファイル:一匹、一羽と一丁と.JPG|300px|サムネイル]]
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=== 元ネタ・備考 ===
 
=== 元ネタ・備考 ===
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*ムービーパート冒頭の『ダックハント』のプレイ映像では、原作に存在するラウンド数表記が表示されていない。
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*歩いてくるファミコンキャラクターの歩行音は、[[マリオ]]は外見の『スーパーマリオブラザーズ』ではなく『マリオブラザーズ』のもの、[[ピット]]、[[サムス]]は各原作の歩行音、[[ドンキーコング]]は歩行をしないためドラミング音。[[リンク]]と[[クッパ]]は元ネタが存在しない効果音が用いられている。
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*海パン姿の[[シュルク]]を見たイヌが顔を隠すポーズは、シールド時のものが使われている。
 
*このムービーで、[[ダックハント]]のスマッシュ攻撃や通常・横必殺ワザの原理が説明されている。
 
*このムービーで、[[ダックハント]]のスマッシュ攻撃や通常・横必殺ワザの原理が説明されている。
 
*ムービー内で“何者か”が持っている光線銃は、海外のファミコン専用光線銃「Zapper」。
 
*ムービー内で“何者か”が持っている光線銃は、海外のファミコン専用光線銃「Zapper」。
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2015年6月14日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=oJ4QX-UIO-s 【スマブラ3DS・WiiU】 2015年6月 新要素のお知らせ]』冒頭で公開された。
 
2015年6月14日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=oJ4QX-UIO-s 【スマブラ3DS・WiiU】 2015年6月 新要素のお知らせ]』冒頭で公開された。
 
=== 元ネタ・備考 ===
 
=== 元ネタ・備考 ===
*[[ロイ]]と[[激辛カレーライス]]のカットは、『スマブラDX』発売時に週刊ファミ通誌上で開催していた[[カメラモード]]コンテストで優秀賞を受賞した作品<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/contest/yusyu/yusyu04.html 速報スマブラ拳!! : カメラモードコンテスト結果発表!]</ref>が基になっている<ref>[https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/610149051246350339 Sora_Sakurai/桜井 政博 Twitter]</ref>。
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*[[ロイ]]と[[激辛カレーライス]]のカットは、『スマブラDX』発売時に週刊ファミ通誌上で開催していた[[カメラモード]]コンテストで優秀賞を受賞した作品<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/contest/yusyu/yusyu04.html 速報スマブラ拳!! : カメラモードコンテスト結果発表!]</ref>が基になっている<ref>[https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/610149051246350339 桜井 政博 Twitter] 2015/6/15</ref>。
 
*ロイと[[リン]]は、原作が同じ世界であることに由縁がある。リンは『ファイアーエムブレム 烈火の剣』において、ゲームの進め方によってはロイの母になるという可能性がある。
 
*ロイと[[リン]]は、原作が同じ世界であることに由縁がある。リンは『ファイアーエムブレム 烈火の剣』において、ゲームの進め方によってはロイの母になるという可能性がある。
*ロイには英語ボイスが実装されていないため、[https://www.youtube.com/watch?v=w8XIj05irtU 英語版]では台詞に英語字幕が付けられる形となっている。
   
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=== 元ネタ・備考 ===
 
=== 元ネタ・備考 ===
 
*冒頭の演出は『スーパーストリートファイターII』のオープニングのオマージュで、“俺より強いやつに会いに行く”は『ストリートファイター』シリーズのキャッチコピーである。
 
*冒頭の演出は『スーパーストリートファイターII』のオープニングのオマージュで、“俺より強いやつに会いに行く”は『ストリートファイター』シリーズのキャッチコピーである。
*[[リュウ]]が[[マリオ]]の「ポンプ」放水を受けながらワザを出すカットは、スーパーファミコン版『ストリートファイターII』のリュウエンディングで滝に向かって「昇竜拳」の修行をしているカットを基にしたもの。
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*[[リュウ]]が[[マリオ]]の「ポンプ」放水を受けながらワザを出すカットは、スーパーファミコン版『ストリートファイターII』のリュウエンディングで滝に向かって「昇龍拳」の修行をしているカットを基にしたもの。
 
*リュウが言う「昇龍拳を破らぬ限り、お前に勝ち目はない」は、『ストリートファイターII』でリュウが勝利した時の台詞。
 
*リュウが言う「昇龍拳を破らぬ限り、お前に勝ち目はない」は、『ストリートファイターII』でリュウが勝利した時の台詞。
 
*最後に[[三島平八]](のMii)と激突するのは、『ストリートファイター X 鉄拳』を意識したもの。
 
*最後に[[三島平八]](のMii)と激突するのは、『ストリートファイター X 鉄拳』を意識したもの。
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*"[[ミッドガル]]"の紹介で、対峙するように立つ[[シュルク]]とのカットは、ゼノシリーズの1作目『ゼノギアス』の開発元がスクウェアであることに遠縁があることを示唆したものと思われる。
 
*"[[ミッドガル]]"の紹介で、対峙するように立つ[[シュルク]]とのカットは、ゼノシリーズの1作目『ゼノギアス』の開発元がスクウェアであることに遠縁があることを示唆したものと思われる。
 
*『Ninetndo Direct』の放送では導入部と最後の権利表記追加の演出はなかった。
 
*『Ninetndo Direct』の放送では導入部と最後の権利表記追加の演出はなかった。
*クラウドには英語ボイスが実装されていないため、[https://www.youtube.com/watch?v=nc3CY31kMJ4 英語版]では台詞に英語字幕が付けられる形となっている。
   
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*冒頭のムービーは、原作の『ファイアーエムブレムif』の物を使用している。
 
*冒頭のムービーは、原作の『ファイアーエムブレムif』の物を使用している。
 
*参戦カットやタイトルロゴの背景が白黒になっているのは、原作のコンセプトアートなどのデザインに通じたもの。
 
*参戦カットやタイトルロゴの背景が白黒になっているのは、原作のコンセプトアートなどのデザインに通じたもの。
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*カムイが手にする剣「夜刀神・終夜」についてリョウマが「見たことのない形になっているな」と触れているのは、原作終盤で登場する要素を暗に指したものとなっている。原作における夜刀神・終夜はあるルートで夜刀神が最終進化した状態であり、このムービーのシチュエーションである白夜と暗夜のどちらに与するかを決断する時点では登場しないことに沿った発言となっている。
 
*最後の[[パックマン]]と追いかけっこをしているシーンは、両者が『スマブラfor』参戦ファイターの中で新参(2015年)と最古参(1980年)の間柄を示している。
 
*最後の[[パックマン]]と追いかけっこをしているシーンは、両者が『スマブラfor』参戦ファイターの中で新参(2015年)と最古参(1980年)の間柄を示している。
 
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