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419 バイト追加 、 2021年6月28日 (月) 22:40
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|ジャンル=RPG
 
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|開発元=パックスソフトニカ(1)<br />エイプ(1・2)<br />HAL研究所(2・3)<br />任天堂(3)<br />東京糸井重里事務所(3)<br />ブラウニーブラウン(3)
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|開発元=パックスソフトニカ(1)<br />エイプ(1・2)<br />ハル研究所(2・3)<br />任天堂(3)<br />東京糸井重里事務所(3)<br />ブラウニーブラウン(3)
 
|発売元=任天堂
 
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'''{{PAGENAME}}'''は、任天堂から発売されているコンピュータゲームのシリーズ。ここでは、スマブラに出典された{{PAGENAME}}の要素について解説する。
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'''{{PAGENAME}}'''(英題: EarthBound)は、任天堂から発売されているコンピュータゲームのシリーズ。ここでは、スマブラに出典された{{PAGENAME}}の要素について解説する。
 
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{{TOC limit|3}}
1989年に発売された任天堂初のコマンド選択式RPG『MOTHER』を第1作とする。基本的なJRPGのシステムに則りながら、日本を代表するコピーライター・糸井重里のプロデュースによるユニークな作品性から、現在でもカルト的な人気を得ている。「現代アメリカ」を舞台とした本シリーズ第1作は、コンピューターRPGへヒロイック・ファンタジー以外のモチーフをメインに取り入れた先駆でもある。発売当時のセールスはあまり芳しくなかったものの、後続のゲームクリエイターらには本シリーズの影響を受けた者も少なくなく<ref>国内では『ポケットモンスター赤・緑』に始まる[[ポケットモンスターシリーズ]]を手掛けた田尻智、海外では『UNDERTALE』を手掛けたトビー・フォックスなどのクリエイターが、本シリーズによる影響を色濃く作品に映している。</ref>、後年にWii Uバーチャルコンソールとして配信された際にはシリーズ全3作が軒並み高いセールスを記録した<ref>2015年のWii Uバーチャルコンソールソフト年間売上ランキングでは『MOTHER2 ギーグの逆襲』の1位に次いで・『MOTHER』が2位・『MOTHER3』が4位となり、トップ4を本シリーズ作品がほぼ独占した。ちなみに3位は『スーパーマリオRPG』。</ref>。
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== 概要 ==
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1989年に発売された任天堂初のコマンド選択式RPG『MOTHER』を第1作とする。基本的なJRPGのシステムに則りながら、日本を代表するコピーライター・糸井重里のプロデュースによるユニークな作品性から、根強いカルト的な人気を得ている。「現代アメリカ」を舞台とした本シリーズ第1作は、コンピューターRPGへヒロイック・ファンタジー以外のモチーフをメインに取り入れた先駆でもある。発売当時のセールスはあまり芳しくなかったものの、後続のゲームクリエイターらには本シリーズの影響を受けた者も少なくなく<ref>国内では『ポケットモンスター赤・緑』に始まる[[ポケットモンスターシリーズ]]を手掛けた田尻智、海外では『UNDERTALE』を手掛けたトビー・フォックスなどのクリエイターが、本シリーズによる影響を色濃く作品に映している。</ref>、後年にWii Uバーチャルコンソールとして配信された際にはシリーズ全3作が軒並み高いセールスを記録した<ref>2015年のWii Uバーチャルコンソールソフト年間売上ランキングでは『MOTHER2 ギーグの逆襲』の1位に次いで・『MOTHER』が2位・『MOTHER3』が4位となり、トップ4を本シリーズ作品がほぼ独占した。ちなみに3位は『スーパーマリオRPG』。</ref>。
    
スマブラシリーズには『MOTHER2 ギーグの逆襲』の主人公([[ネス]])が『スマブラ64』から参戦している。ステージ・アイテム・BGMの出典は『スマブラDX』より採用。『スマブラX』からは『MOTHER3』を出典とする要素も加わった。『MOTHER3』を除き、キャラクターの多くがプロモーション用クレイモデルという形式で立体表現されていたが、原作本編はいずれも2Dのドット表現のため、その多くが原作を活かしつつスマブラ独自の解釈をもって3D化されている<ref>本シリーズサイドによる監修は経ている。</ref>。
 
スマブラシリーズには『MOTHER2 ギーグの逆襲』の主人公([[ネス]])が『スマブラ64』から参戦している。ステージ・アイテム・BGMの出典は『スマブラDX』より採用。『スマブラX』からは『MOTHER3』を出典とする要素も加わった。『MOTHER3』を除き、キャラクターの多くがプロモーション用クレイモデルという形式で立体表現されていたが、原作本編はいずれも2Dのドット表現のため、その多くが原作を活かしつつスマブラ独自の解釈をもって3D化されている<ref>本シリーズサイドによる監修は経ている。</ref>。
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シリーズ全3作品のうち、海外展開も行われたのが『MOTHER2』のみだったことが、スマブラシリーズにおける本シリーズの扱いに大きく影響を与えている<ref>『MOTHER』(1989)は国内発売から海外向けのローカライズが暫く見送られており、シリーズ初のローカライズは後に発売された続編の『MOTHER2 ギーグの逆襲』(1994)が『EarthBound』のタイトルでリリースされることで成された。『MOTHER』は2015年にWii Uバーチャルコンソールとして海外でも公式にリリースされ、タイトルは『EarthBound Beginnings』となっている。『MOTHER3』(2006)は現在でも国内のみのリリースとなっているため、スマブラでは海外版においても、たとえばステージ「[[ニューポークシティ]]」の出典は『MOTHER3』とされている。</ref>。また、シリーズは(少なくとも糸井重里の元では)完結が明言されているため、スマブラシリーズが本シリーズの再展開が行われる数少ない機会ともなっている。
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シリーズ全3作品のうち、海外展開も行われたのが『MOTHER2』のみだったことが、スマブラシリーズにおける本シリーズの扱いに大きく影響を与えているといえる<ref>『MOTHER』(1989)は海外でのリリースが見送られ、シリーズ初のローカライズは『MOTHER2 ギーグの逆襲』(1994)が『EarthBound』のタイトルで北米向けにリリースされることで成された。『MOTHER』は2015年になってWii Uバーチャルコンソールとして初めて北米・欧州で公式にリリースされ、タイトルは『EarthBound Beginnings』とされた。『MOTHER3』(2006)は現在でも国内のみのリリースとなっているため、スマブラでは海外版においても、たとえばステージ「[[ニューポークシティ]]」の出典は『MOTHER3』とされている。</ref>。また、シリーズは(少なくとも糸井重里の元では)完結が明言されているため、スマブラシリーズが本シリーズの再展開が行われる数少ない機会ともなっている。
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== ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ ==
 
== ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ ==
 
=== ファイター ===
 
=== ファイター ===
 
*{{頭アイコン|c=ネス|cl=01|g=64|s=32px|l=}}{{64|ネス}}
 
*{{頭アイコン|c=ネス|cl=01|g=64|s=32px|l=}}{{64|ネス}}
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=== その他のキャラクター ===
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*[[ポーラ]]、[[ジェフ]]、[[プー]]、[[どせいさん]]、トンズラブラザーズ(ラッキー、ナイス)、フランキースタイン2、タコ・ソ・ノモノ - 海外版で追加された[[ネス]]の「[[1人用ゲーム]]」のエンディングイラスト<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/CongraLayout.html スマブラ拳!! (64):おまけ]</ref>に登場している。
    
=== 音楽 ===
 
=== 音楽 ===
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==== ファンファーレ ====
 
==== ファンファーレ ====
*ネス、リュカ:'''[[ファンファーレ#MOTHER勝利|MOTHER EARTH]]'''
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*'''[[ファンファーレ#MOTHER勝利|MOTHER EARTH]]'''
    
=== フィギュア ===
 
=== フィギュア ===
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=== ファイター ===
 
=== ファイター ===
 
*{{頭アイコン|c=ネス|cl=01|g=for|s=32px|l=}}{{for|ネス}}
 
*{{頭アイコン|c=ネス|cl=01|g=for|s=32px|l=}}{{for|ネス}}
*{{頭アイコン|c=リュカ|cl=01|g=for|s=32px|l=}}{{for|リュカ}}([[DLC]])
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*{{頭アイコン|c=リュカ|cl=01|g=for|s=32px|l=}}{{for|リュカ}} ([[DLC]])
    
=== Miiファイターコスチューム ===
 
=== Miiファイターコスチューム ===
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==== ファンファーレ ====
 
==== ファンファーレ ====
*ネス、リュカ:[[ファンファーレ#MOTHER勝利|MOTHER EARTH]]
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*[[ファンファーレ#MOTHER勝利|MOTHER EARTH]]
    
=== フィギュア ===
 
=== フィギュア ===
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==== ファンファーレ ====
 
==== ファンファーレ ====
*ネス、リュカ:'''[[ファンファーレ#MOTHER勝利|EIGHT MELODIES(MOTHER)]]'''
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*'''[[ファンファーレ#MOTHER勝利|EIGHT MELODIES(MOTHER)]]'''
    
=== スピリット ===
 
=== スピリット ===