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| == ファイター性能 == | | == ファイター性能 == |
| 『ファイアーエムブレム』シリーズの初代主人公。原作の終盤で使用した「神剣ファルシオン」をほぼすべてのワザで使う剣士タイプのファイターとして登場。<br> | | 『ファイアーエムブレム』シリーズの初代主人公。原作の終盤で使用した「神剣ファルシオン」をほぼすべてのワザで使う剣士タイプのファイターとして登場。<br> |
− | 開発者によれば“流麗な剣質”を目指したとのことで、そのコンセプトはすべてのワザの剣先にクリティカル判定がある<ref>本作では先端クリティカル時には通常の斬撃音ではなく、アイクと同じ重い斬撃の効果音が鳴る他、ヒットストップも長くなる。</ref>という性質に反映されている。<br/>
| + | 開発者によれば“流麗な剣質”を目指したとのことで、そのコンセプトはすべてのワザの'''剣先にクリティカル判定'''がある<ref>本作では先端クリティカル時には通常の斬撃音ではなく、アイクと同じ重い斬撃の効果音が鳴る他、ヒットストップも長くなる。</ref>という性質に反映されている。<br/> |
− | 特に今作においては'''先端がより強く、根本はより控えめに'''といった極端な調整がなされているため、前作よりさらに剣先当てを意識した立ち回りが重要。先端の当てやすさはワザによってまちまちなため、最低でも先端に当てやすい撃墜用ワザ、先端に当てなくてもいい立ち回りワザを把握しておかなければ勝利を得るのは困難だろう。今までよりも格段に上級者向けとなったファイターだと言える。 | + | 特に今作においては'''先端がより強く、根本はより控えめに'''といった極端な調整がなされているため、前作よりさらに剣先当てを意識した立ち回りが重要。先端の当てやすさはワザによってまちまちなため、最低でも先端に当てやすい撃墜用ワザ、先端に当てなくてもいい立ち回りワザを把握しておかなければ勝利を得るのは困難だろう。''今までよりも格段に上級者向けとなった''ファイターだと言える。 |
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| 性能に関しては、剣による攻撃が大半で[[判定]]が強く、相手の多くの通常攻撃に打ち勝ちやすい。またリーチのわりに発生も早めで、適切な間合いを保てば接近戦で優位に立てる。[[#運動技能|運動性能]]にも恵まれており、[[歩行]]・[[走行]]・[[ステップ]]性能全てに優れている。 | | 性能に関しては、剣による攻撃が大半で[[判定]]が強く、相手の多くの通常攻撃に打ち勝ちやすい。またリーチのわりに発生も早めで、適切な間合いを保てば接近戦で優位に立てる。[[#運動技能|運動性能]]にも恵まれており、[[歩行]]・[[走行]]・[[ステップ]]性能全てに優れている。 |
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− | 剣のリーチを最大限に活かし、近距離戦を優位に運べる反面、[[飛び道具]]を持たず、距離を取られると何もできないのが明確な弱点。かといって近づきすぎると撃墜能力もワザの威力も大きく落ちてしまうため、相手とつかず離れずの間合いを保つ必要がある。そのため、非常に高い速度を生かして密接戦へと押してくるスピード型ファイターへの対応もやや難しい。<br> | + | 剣のリーチを最大限に活かし、近距離戦を優位に運べる反面、[[飛び道具]]を持たず、距離を取られると何もできないのが明確な弱点。かといって近づきすぎると撃墜能力もワザの威力も大きく落ちてしまうため、相手とつかず離れずの間合いを保つ必要がある。そのため、非常に高い速度などを生かして密接戦へと押してくるスピード型ファイターへの対応もやや難しい。<br> |
− | 加えて[[復帰力]]、特に横の空中移動距離が低いため、押し出されてしまうと戻ってこられないことも多い。 | + | 加えて[[復帰力]]、特に横の空中移動距離が低いため、押し出されてしまうと戻ってこられないことも多い。体重が軽めなので、パワー型ファイター相手でも油断は禁物。 |
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| == 長所と短所 == | | == 長所と短所 == |
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| **[[歩行速度]]および[[走行速度]]が速く、間合い管理が得意。地上での差し合いに強い。 | | **[[歩行速度]]および[[走行速度]]が速く、間合い管理が得意。地上での差し合いに強い。 |
| **剣先がクリティカルヒットになるため、リーチを生かした立ち回りを行うことで攻撃力が上がる。撃墜用ワザの先端当ては重量級のスマッシュ攻撃にも匹敵する威力。 | | **剣先がクリティカルヒットになるため、リーチを生かした立ち回りを行うことで攻撃力が上がる。撃墜用ワザの先端当ては重量級のスマッシュ攻撃にも匹敵する威力。 |
| + | ***特に横スマッシュの剣先ヒットに持ち込む連携は、中盤において思いもよらぬチャンスでの早期撃墜を狙うことができる。 |
| **崖登り行動を狩る能力が高い。展開によっては相手を崖に釘付けにできることも。 | | **崖登り行動を狩る能力が高い。展開によっては相手を崖に釘付けにできることも。 |
| **[[シールド削り値|シールド削り能力]]が高いワザ({{SPワザ|マルス|通常必殺ワザ}}「シールドブレイカー」)を持つ。 | | **[[シールド削り値|シールド削り能力]]が高いワザ({{SPワザ|マルス|通常必殺ワザ}}「シールドブレイカー」)を持つ。 |
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| **[[飛び道具]]を持たず、相手に接近しないことには何も始まらない。 | | **[[飛び道具]]を持たず、相手に接近しないことには何も始まらない。 |
| **全体的に素直な挙動に対し、クリティカル判定の仕様上、各ワザの使用場面が『スマブラ』のセオリーからやや外れており、クセが強い。 | | **全体的に素直な挙動に対し、クリティカル判定の仕様上、各ワザの使用場面が『スマブラ』のセオリーからやや外れており、クセが強い。 |
− | **適切な間合いの維持が非常に難しい。 | + | **スピードが速めな性質上、適切な間合いの維持が非常に難しい。 |
| ***剣先以外の攻撃力はかなり抑えめ。ワザの性質を理解しなければ剣先を当てることもままならず、撃墜難に陥ることも珍しくない。 | | ***剣先以外の攻撃力はかなり抑えめ。ワザの性質を理解しなければ剣先を当てることもままならず、撃墜難に陥ることも珍しくない。 |
| ***懐に入られると、リーチの長さと剣先の攻撃力を活かせない。ワザの発生にも劣るため、インファイト特化ファイターに翻弄されるのも苦手。 | | ***懐に入られると、リーチの長さと剣先の攻撃力を活かせない。ワザの発生にも劣るため、インファイト特化ファイターに翻弄されるのも苦手。 |
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| == 運動技能 == | | == 運動技能 == |
− | 上位の[[走行]]速度、[[ステップ]]速度に全ファイター中トップの[[歩行]]速度を併せ持つ、高い運動性能を誇る剣士。<br> | + | 上位の[[走行]]速度、[[ステップ]]速度に全ファイター中トップの[[歩行]]速度を併せ持ち、高い運動性能を誇る。<br> |
− | 歩行速度の高さや高性能なステップにより、付かず離れずの間合いで戦いやすい。リーチを生かした立ち回りに特化した性能であると言える。ただし、歩行加速は低めなので細かい間合い調整には慣れが必要。<br>
| + | 歩行速度の高さや高性能なステップにより、付かず離れずの間合いで戦いやすい、リーチを生かした立ち回りに特化した性能であると言える。ただし、歩行加速は低めなので細かい間合い調整には慣れが必要。<br> |
| その反面、[[走行反転]]後の加速や[[落下]]速度などは控えめで、自分から間合いを詰めるのはあまり得意なほうではない。体格の割に[[体重]]もやや軽めであり、ふっとばされやすいのも難点。 | | その反面、[[走行反転]]後の加速や[[落下]]速度などは控えめで、自分から間合いを詰めるのはあまり得意なほうではない。体格の割に[[体重]]もやや軽めであり、ふっとばされやすいのも難点。 |
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