リトル・マック (3DS/Wii U)

2016年11月19日 (土) 22:01時点におけるBalloonGuy (トーク | 投稿記録)による版 (→‎ワザ: 通常ワザとつかみの発生F、アーマーの持続時間、着地隙の記載を追加)
曖昧さ回避 この項目では、『スマブラfor』のファイターとしてのリトル・マックについて説明しています。このキャラクターの原作での活躍、アクションの元ネタなどについては「リトル・マック」をご覧ください。
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リトル・マック
公式絵 4 リトル・マック.png
シンボル パンチアウト!!.png
種類基本キャラクター

リトル・マック(Little Mac)は、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』で最初から使えるファイター



ファイター性能

『スマブラX』にアシストフィギュアとして登場したリングの王者が今作ではファイターとして堂々参戦。小さいけれど、すざましい力を秘めている拳一つで戦うボクサー。

チャンピオンボクサーらしく、その性能はまさしく“地上近接戦の雄”。速くて隙のないダッシュや高性能な前後緊急回避、発生・判定に優れた各種攻撃ワザに高性能のカウンターワザスーパーアーマーのついたスマッシュ攻撃、おまけに最後の切りふだに頼らない超必殺技など、非常に優れた能力を誇り、地上での性能は比類ない。

しかし、凡以下の空中制動、隙の大きさに対するリターンがほとんど無い空中攻撃、地上では優秀な必殺ワザも軒並み性能ガタ落ち…など、目に見えて空中性能は悪い。
復帰距離も復帰阻止されやすさも歴代ファイターの中で最低最悪レベル。桜井政博はリトル・マックを「よく撃墜するが、よく撃墜されるキャラ」と評している[1]

その異常に弱い空中性能のせいで通常のアイテムはともかく、空中を不規則に飛びまわるアイテムを獲得するのには苦労する。アイテムありの大乱闘ではそれが色濃く響くので、獲得チャンスを逃さないようにしよう。
ステージによって大きく得意不得意が分かれるところだが、文字通り地に足つけて優秀な地上ワザで相手を圧倒することを心がけよう。それができるキャラである。


  • 長所
    • 地上の各種ワザは判定や発生に非常に優れている。後隙も短い。
      多くのワザがスーパーアーマーを持っていたり、相殺モーションが発生せずに押し切れるワザがあるため、非常に打ち負けにくい。
    • 走行速度が非常に速い。また、ダッシュの際の姿勢の低さのおかげで一部の飛び道具をくぐれる。
    • 地上回避性能が高く、反撃を狙いやすい。
    • 専用の一撃必殺級のゲージワザ(K.O.ゲージ最大状態の通常必殺ワザ「K.O.アッパーカット」)を持っている。
    • 高性能のカウンターワザ#下必殺ワザ「スリッピングカウンター」)を持っている。
    • 障害物の無い地続きのステージだと思う存分に力を発揮できる。
  • 短所
    • 空中攻撃の性能が全て劣悪。必殺ワザも空中では下必殺ワザ以外威力以外の性能が著しく落ちるため、空中攻撃で相手を撃墜するのは厳しい。
    • ジャンプ力が非常に低い。二段目のジャンプはほとんど上昇しない。また、空中で使う必殺ワザの移動距離もかなり短く、空中制動が悪い。
    • 上記2つの短所のせいでスマッシュボール争奪戦が異常に苦手。フィールドスマッシュでも移動の装備アイテムで強化しないと探索しづらい。
    • 足場の少ないステージだと著しく不利な状況になりやすい。 
    • 場外からの復帰力が最低レベルで、崖待ち戦法に非常に弱い。ステージ端で待たれて近づいてきたところを後投げ→追撃で、ダメージが0%でも簡単にやられてしまう。

運動技能

 
ダッシュ中はマリオのファイアボールを潜れるほど低姿勢に。
ファイル:ファイター解説 リトル・マック 運動技能.JPG
空中移動が苦手なマックであるが、意外にもカベジャンプ可能。奈落まで地続きの地形なら復帰距離を少し稼げる。

地上ではキャプテン・ファルコンに次ぐ第3位の走行速度や回避性能の高さを存分に発揮する一方で、ジャンプ力はかなり低く空中ジャンプもあまり上昇せず。これほどまでにギャップの激しい性能のファイターは他にいない。

ジャンプ回数 2
カベジャンプ
カベ張りつき ×
しゃがみ歩き ×
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。
他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。


K.O.ゲージ

リトル・マックの蓄積ダメージ枠に表示される専用ゲージで、相手から受けるダメージや自分の攻撃で溜めることができると。最大になると、体が白く点滅し通常必殺ワザが高威力の#K.O.アッパーカットに変化する。

ゲージは最大が100とすると、リトル・マックが攻撃を受けると1%につき1溜まり、相手(シールドでもいい)に攻撃を当てるか、攻撃が威力差8%以内の攻撃と接触して相殺した場合、1%につき0.3溜まる。

K.O.ゲージは、「K.O.アッパーカット」を使用するか、リトル・マックがミスするか、K.O.ゲージが最大になってから約5秒経過した後にリトル・マックが倒れふっとびをすると0に戻る。

#最後の切りふだ「ギガ・マック変身」中はK.O.ゲージは表示されなくなり、K.O.アッパーカットは出せない。元に戻ってもゲージは変身する前のままで変わらない。

更新履歴

制作者のコラム[2]ではオンライン対戦での勝率が最も悪いファイターということが明かされたリトル・マックだが、その直後に配布されたVer.1.0.4では数多くの箇所が弱体化され強化は殆ど無しという調整がされた。しかしその後はジワジワと、Ver.1.1.4ではかなり大きな強化を得ている。

Ver.1.0.4
  • 横回避の無敵時間減少: 4F~17F ⇒ 4F~15F
  • 空中緊急回避の着地隙増加: 19F ⇒ 22F
    • 他のファイターと同じになった。
  • 弱攻撃
    • 2段目のダメージ減少: 3% ⇒ 2%
    • 3段目(単発)のダメージ減少: 8% ⇒ 7%
    • 百烈攻撃の1段当たりのダメージ減少: 1% ⇒ 0.7%
  • 横強攻撃
    • 1・2段目の根本の攻撃判定の中心の位置が内側に移動: X: -5/-5 ⇒ -3.8/-3.8 [1段目根本/2段目根本] ※Bone=10/16
      • 密着している相手に当たりやすくなった。
  • 通常空中攻撃
  • 横必殺ワザ1
    • 空中版の横方向の移動量・移動速度が減少した。
Ver.1.0.6
  • 横強攻撃
    • 1段目の根本の攻撃判定が後・上に拡大: (X, Y, Z) = (-3.8, 0, 0) ⇒ (-5.8, 0.5, 0)~(-3.8, 0. 0) ※Bone=10
      • 密着している相手にヒットしやすくなった。
  • 横スマッシュ攻撃
    • 上シフトの判定が内側に移動: Z = 14 ⇒ 11 ※Bone=0
      • 密着している相手にヒットしやすくなった。
    • 無シフトの根本の攻撃判定が内側に拡大: X = -1.5~-2 ⇒ -1.5~-3 ※Bone=16
      • 密着している相手にヒットしやすくなった。
    • 下シフトの根本の攻撃判定のBone変更: 16 ⇒ 0
      • 密着している相手にヒットしやすくなった。
  • 横必殺ワザ1、横必殺ワザ2「バリーブロー」
    • KBG増加: 95 ⇒ 98
    • BKB増加: 25 ⇒ 33
  • K.O.アッパーカット
    • 空中版の持続F減少: 9F~12F ⇒ 9F~11F *Timer
Ver.1.0.8

変更点確認されず。

Ver.1.1.0
  • 通常必殺ワザ1
    • 最大溜めの出始めが密着している相手にヒットしやすくなった。
    • 最大溜めの25%部分(出始め)の持続F増加: 4F~9F ⇒ 4F~12F *Timer
    • 最大溜めの20%部分(持続)の持続F変更: 10F~31F ⇒ 13F~38F *Timer
  • 横必殺ワザ1
    • 持続F増加: 1F~5F ⇒ 1F~7F (ボタンを押してから) *Timer
Ver.1.1.1
  • 通常必殺ワザ3「シビれるストレート」
    • ため無しのダメージ増加: 10% ⇒ 11%
    • 最大ためのKBG増加: 60 ⇒ 70
Ver.1.1.3

変更点確認されず。

Ver.1.1.4
  • 上強攻撃
    • 発生・持続F変更: 5F~6F ⇒ 4F~7F *Timer
    • ベクトル変更: 85 ⇒ 88
  • 横スマッシュ攻撃無シフト
    • ダメージ増加: 19%->17% ⇒ 20%->18% [根本以外/根本]
    • KBG減少: 91 ⇒ 87
    • BKB増加: 30 ⇒ 31
  • 横スマッシュ攻撃上シフト
    • ダメージ増加: 19%->17% ⇒ 20%->18% [根本以外/根本]
    • KBG減少: 85 ⇒ 81
  • 横スマッシュ攻撃下シフト
    • ダメージ増加: 22% ⇒ 24%
    • KBG減少: 22 ⇒ 21
  • 上スマッシュ攻撃
    • ダメージ増加: 20%->15% ⇒ 21%->16% [始->持続]
    • KBG減少: 80->100 ⇒ 76->96 [始->持続]
  • 下スマッシュ攻撃
    • 1、2段目のダメージ増加: 12% ⇒ 13%
    • 1、2段目のKBG減少: 100 ⇒ 94
Ver.1.1.5

変更点確認されず。


ワザ

弱攻撃

"左ジャブ" → "右フック" → "左アッパーカット" or "ラッシュ" → "右アッパーカット"

ジャブからの素早いコンビネーション。

  • ダメージ: 2%→2%→ 7% or 0.7%*n+3% [1段目→2段目→3段目(単発) or 3段目(百裂)]
  • 発生: 1F→1-2F→4F or 3F*n+5F
  • 3段目で単発攻撃か百裂攻撃に分岐する。
    1段目が誰にも当たっていない場面で攻撃ボタンを押しっぱなしにすると高速で一段目を連発する。
    2段目が誰にも当たらなかった場合、3段目は必ず単発攻撃を繰り出す。
    3段目を攻撃ボタン押しっぱなしで出した場合、百裂攻撃になる。
  • 百裂攻撃は最低でも8発繰り出す。
  • 相殺モーションが無いワザ。

  • 3段目が単発攻撃でも11%と弱攻撃の中では高めのダメージ。百裂攻撃だと12%程度は安定して与えられる。しかもフレームゼロスーツサムスの弱攻撃と並んで全てのワザの中で最も出が早い1F。弱攻撃からしてリトル・マックの地上戦の強さの片鱗を見ることができる。
  • 相殺した場合、相殺モーションに移行せず出し切る。相手の弱い攻撃と重なった場合、相手は相殺モーションに移行して一時的に行動できなくなるのに対し、こちらは構わず2段目に移行できる。そのため、近距離での攻撃の出し合いで滅法強い。
  • 多くの百裂攻撃に言えることだが、上のほうや端のほうを当てるとヒットストップずらしでフィニッシュの前に脱出されやすくなる。百裂フィニッシュは外すと隙だらけなので、1、2段目を当てた後の百裂を出すか出さないかの見極めは重要。


ダッシュ攻撃

"ハンマーパンチ"

前進しながら左拳を振り下ろして地面に打ちつける。

  • ダメージ: 10%
  • 発生: 7-9F
  • ベクトルは、出始めは真上に近く、それ以降は斜め上に低くなる。

  • 出が早く大きく踏み込みながら攻撃を繰り出すため、リトル・マックの走行速度の速さも相まって、離れた相手が見せた些細な隙を突きやすい。
  • 攻撃範囲が上にも広く、対空、着地狩りとしても使いやすい。
  • ダッシュ攻撃としては破格の隙の小ささ。正面でガードされるとガードキャンセルつかみなどでの反撃が確定するが、少しでも相手の反応が遅れれば弱攻撃でガードキャンセルを潰すことが可能。近距離で繰り出せば攻撃しながら相手の背後に回るため、ガードキャンセルつかみはされずにすむ。
  • 踏み込みが大きすぎるため、相手に密着して繰り出すと拳を振り下ろす前に相手を通り過ぎてしまう。だが空振っても隙が少ないので悪い事態にはなりにくい。
  • 低%の相手にはダッシュ攻撃からダッシュ攻撃に繋げて運ぶことができる。


横強攻撃

"ワン・ツーパンチ"

一歩踏み込んで、左ジャブ→右ストレートのワンツーパンチ。

  • ダメージ: 4%+8%、計12%
  • 発生: 4-5F/12-13F[一段目、二段目]
  • 相殺モーションが無いワザ。

  • 相殺が起きても止まらないため、1段目で相手の攻撃を相殺→2段目で攻撃、ということが可能。
  • ふっとばし力がそこそこあり、ステージ端なら120%程度から撃墜可能。


上強攻撃

"アンチエアナックル"

弧を描くように拳を振り上げる。スローでよく見ると裏拳をしている。

  • ダメージ: 9%
  • 発生: 4-10F
  • 相殺モーションが無いワザ。

  • マックの全身をカバーする攻撃。あまり範囲は広くなく当てにくいが、隙が小さいのでリスクは低い。低%の相手ならお手玉可能。



下強攻撃

"レッグブロー"

姿勢を低くしてショートストレートパンチ。

  • ダメージ: 8%
  • 発生: 3-4F
  • 相殺モーションが無いワザ。

  • リーチは短いが隙が少なく、避けられたりガードされたりしても反撃を受けにくい。
  • 相手の蓄積%が低ければ、複数回ヒットしたり、横必殺ワザや上必殺ワザ、K.O.アッパーカットが繋がったりする。


横スマッシュ攻撃

"スマッシュストレート" or "スマッシュアッパーカット" or "スマッシュボディフック"
 
シフトなし
「スマッシュストレート」
 
上シフト
「スマッシュアッパーカット」
 
下シフト
「スマッシュボディフック」

大きく踏み込んで、右ストレート or 右アッパー or 右フック。

  • ダメージ [ホールドなし~ホールド最大]
    • 上シフト: 20%~28%/18%~25.2% [手/腕]
    • シフトなし: 20%~28%/18%~25.2% [手/腕]
    • 下シフト: 24%~33.6%
  • 発生: 14-15F/15F[下シフト以外、下シフト]
  • スーパーアーマー: 8-15F/9-15F[下シフト以外、下シフト]
  • 攻撃するまでにスティックを傾けること(シフト)によって異なるワザになる。
  • 攻撃判定が出る少し前(スマッシュホールドを解除した瞬間)から、攻撃判定が出た瞬間まではスーパーアーマー状態になる。

  • シフトによって異なるワザになるユニークな横スマッシュ攻撃。このような性質をもつワザはこれだけ。
  • 3種とも、長いリーチ、大きいダメージ、そして出始めのスーパーアーマーを持ち、圧倒的な攻撃性能を持つ。トドメとしてはもちろん、ダメージ蓄積としても優秀。
  • 無シフトは素直な性能で、真っ直ぐ前に拳を突き出して相手を大きく横にふっとばす。ステージ端の相手へのトドメとして最適。
  • 上シフトは動作としては前進する#上スマッシュ攻撃といったところ。出始めの威力はこちらの方が上スマッシュに劣るが、終わり際では勝る。実は上だけでなく横方向にも3種の横スマッシュの中で最も遠くまで攻撃が届く。
  • 下シフトは3種の横スマッシュの中で最もダメージが大きいが、ふっとばし力はとても低い。ダメージ蓄積に。また、威力が大きいためにシールドをよく削るので、横スマッシュを溜めたはいいが相手がシールドを張ってきたというときにも。
  • 動作開始時に大きく踏み込んでからパンチをするが、そのために相手に密着して繰り出すと通り抜けてしまい当たらないことも。


上スマッシュ攻撃

"ダイナマイトアッパーカット"

大きく姿勢を落としてから、跳ねあがるように右アッパーカットを繰り出す。

  • ダメージ [始-終]
    • 【ホールドなし】 21%-16%
    • 【ホールド最大】 29.4%-22.4%
  • 発生: 10F[出だし]、11-14F[それ以降]
  • スーパーアーマー: 8-11F
  • 攻撃判定が出る少し前(スマッシュホールドを解除した瞬間)から、攻撃判定が出た瞬間まではスーパーアーマー状態になる。
  • 出始めは火炎属性を持つ。
  • 使用後は位置が少し後ろに下がる。

  • 横スマッシュ攻撃の上シフトと似たワザ。攻撃範囲が上方向に広く、フォロースルーで右手が左手の下に回るのがこちら。
  • 出始め部分は、吹っ飛びの強いワザばかりのリトル・マックのスマッシュの中でも、特に強いふっとばし力を持つ。上スマッシュ攻撃なので走行ガードキャンセルなど使用できる場面は多い。カス当たりでもよく飛ぶので、100%近い相手には隙あらば。
  • 横スマッシュ攻撃と比べるとやや隙が大きいが、密着していると当たらないということが無いので安定して当てやすい。


下スマッシュ攻撃

"スイングパンチ"

前→後ろに1回転しながら地面すれすれにフック。

  • ダメージ
    • 【ホールドなし】 13% , 13%
    • 【ホールド最大】 18.2% , 18.2%
  • 発生: 10-11F/17-18F[前方、後方]
  • スーパーアーマー: 7-10F/15-17F[前方、後方]
  • 攻撃判定が出る少し前(スマッシュホールドを解除した瞬間)から1段目の攻撃判定が出た瞬間までと、2段目が出る瞬間にスーパーアーマー状態になる。

  • 前→後ろの順で攻撃する前後攻撃。スーパーアーマーも2回発生。
  • ダメージは他のスマッシュ攻撃に劣るが、隙が少ないのでブンブン振れて回り込みを狙う相手にも後ろ側で対応できる優れもの。ただし、好反応されるとガードから掴まれる。
  • 攻撃判定が横に長い。攻撃判定の大きさだけならマックの通常攻撃で最も長い。更に下にも大きい。そのためガケ際でタイミングよく繰り出せば甘い復帰を狩ることができる。
  • 要練習だが、「相手がガケつかまり中に崖を奪う→すぐに自分は崖上に→相手が崖をつかむ→即下スマッシュ」という行動で、タイミングによって下スマッシュが確定し、相手の復帰を邪魔できる。
    マックに限らないが非常に重要なので、習得は必須。


ニュートラル空中攻撃

"苦手ジャブ"

膝を曲げ、斜め下に向けてパンチ。


  • 他の空中攻撃にも言えることだが、出は早いものの、あまりにも威力が低い。そのうえ攻撃範囲が小さく攻撃判定の出現時間が一瞬なので当てにくい。積極的に使うには向かない代物。
  • 出が早いので相手の連携に割り込んで当てやすい。まったくふっとばさないのでその後に反撃されやすいが、相手の反応が間に合わずになんとかやりすごせることもしばしば。
  • マックの空中攻撃の中で唯一、着地隙が短い。着地際に当ててすかさず弱攻撃を出すと繋がりやすい。
  • 確定ではないのだが、降下しながら空中にいる相手に密着してこれを連発すると連続ヒットさせつつ一緒に落下していける。さらに場外ならそこから踏み台ジャンプに繋げることによって復帰阻止となる。
  • あらゆる空中攻撃の中で最も動作が短い。ショートジャンプから3発も繰り出し可能。


前空中攻撃

"苦手アッパーカット"

下から上への大振りの右パンチを繰り出す。

  • ダメージ: 5%/4% [手/腕]
  • 発生: 10-12F
  • 着地隙: 22F

  • ボクサーらしからぬ大振りのパンチ。しかし威力は低い。
  • 低い角度でふっとばすので、復帰力の低い相手に場外で当てると復帰阻止となることも。


後空中攻撃

"苦手バックナックル"

回転しながらの裏拳打ち。ちなみに、ボクシングで裏拳打ちは反則行為の技。

  • ダメージ: 6%/4% [手/腕]
  • 発生: 11-12F
  • 着地隙: 26F

  • 空中攻撃の中では最も威力がある。といっても最低クラスであることは目に見えて変わらず。
  • 低い角度でふっとばすので、復帰力の低い相手に場外で当てると復帰阻止となることも。


上空中攻撃

"苦手ジャンピングパンチ"

上に向けて拳を振る。

  • ダメージ: 5%/4% [手/腕]
  • 発生: 5-8F
  • 着地隙: 22F

  • リトル・マックの空中攻撃の中では攻撃範囲が広く当てやすい。
  • 動作が長く、リトル・マックの空中攻撃で唯一、小ジャンプと同時に出しても着地隙が生まれるワザ。


下空中攻撃

"苦手オープンブロー"

下に向けて拳を突きだす。よく見ると手のひらで突きをしており、ボクシングでは反則行為。

  • ダメージ: 5%/4% [手/腕]
  • 発生: 7-10F
  • 着地隙: 30F
  • 腕はメテオ効果あり。

  • リトル・マックの空中攻撃の中でも特に当てにくい。攻撃範囲はリトル・マックの真下で極小。
  • 実はメテオがあるが、100%の相手に当ててもわずかに怯む程度で、まるで役に立たない。
  • あまり性能の良くないワザに見えるが、実はこれを利用したダウン連が存在する。
    • 横強→ダッシュ下空中→上スマッシュホールド or K.O.アッパーカット


つかみ

"つかみ"

両腕を振って掴みかかる。

  • 発生: 9-10F/10-11F/11-12F[その場、ダッシュ、振り向き]

  • リーチがかなり短く、つかみとしての性能は良くない。
  • 投げはどれも威力・ふっとばし力ともに大したことがない。だが、攻撃をガードしてからガードキャンセルで反撃することをひたすら狙ってくる相手には、つかみはそれを崩すための有効な手段の一つとなる。
  • 前方緊急回避キャンセルダッシュつかみをすると数歩分ほど一瞬で移動した後にダッシュつかみを繰り出すので、普通にダッシュつかみをするよりも、かなり離れた位置にいる相手をつかみやすくなる。


つかみ攻撃

"つかみボディブロー"

掴んだ相手に右のボディーブローを叩き込む。

  • ダメージ: 2.1%

  • 連打速度が速いので、何発か入れてダメージ稼ぎに。



前投げ

"ヘッドブロー"

掴んだ相手を素早く前に殴り飛ばす。

  • ダメージ: 8% (4%+4%)
  • 最初の4%部分は周囲の相手にもヒットする打撃投げ

  • 平凡な前投げ。崖端で掴んだ相手をとりあえず場外へ出したいときなどに。


後投げ

"ターニングアッパーカット"

掴んだ相手を後ろに回しつつ殴り飛ばす。

  • ダメージ: 9% (4%+5%)
  • 最初の4%*%部分は周囲の相手にもヒットする打撃投げ

  • 下投げと並んで、マックの投げの中では最もダメージとふっとばし力が高い。


上投げ

"ショートアッパーカット"

掴んだ相手を上に殴り飛ばす。

  • ダメージ: 7% (4%+3%)
  • 最初の4%*%部分は周囲の相手にもヒットする打撃投げ


下投げ

"ハンマーナックル"

掴んだ相手に両腕を振り下ろす。

  • ダメージ: 7% (4%+5%)
  • 最初の4%部分周囲の相手にもヒットする打撃投げ

  • 横必殺ワザや上必殺ワザ、K.O.アッパーカットが繋がる投げ。


通常必殺ワザ

全ての通常必殺ワザは#K.O.ゲージが最大である間は「K.O.アッパーカット」になる。

"K.O.アッパーカット"

K.O.ゲージが最大の時のみ放てる一撃必殺の右アッパーカット。

仕様

  • ダメージ: 地上: 35% / 空中: 13%
  • 発生: 9-11F
    • 空中で繰り出しても、攻撃判定が出るまでに着地すれば地上版の威力になる。
  • 相手にヒットすると一時的にカメラがリトル・マックに寄る演出が入る。無敵状態の相手・喰らい判定のあるアイテムにはヒットしても演出は起きない。
  • 動作開始時にリトル・マックの手前に相手を押し出すが発生する。
  • シールド無効攻撃。
  • 地上版は攻撃判定が出るあたりで一時的にスーパーアーマー状態になる。
  • 空中版は空中攻撃の後にすぐに繰り出すと、大きく前進する。

解説

  • 20%程度から撃墜できる超高威力アッパーカット。しかも出が早くガード不能。連発できるものではないがその性能は最後の切りふだ級。
    • 空中で使うと威力が大きく落ちる。こちらは大体150%くらいからが撃墜圏内。なるべく空中では使いたくないところ。
  • 下方向への攻撃範囲は見た目より小さく、ガケつかまりしている相手には当たらないので注意。
  • 地上ジャンプと同時に入力すると、すぐに着地して地上版K.O.アッパーカットを繰り出す現象が起きる。よって、ジャンプができる状況はK.O.アッパーカットを使える状況ということでもある。ガードキャンセルジャンプから繰り出して反撃の手段としたり、ステップをジャンプでキャンセルしてから繰り出して微妙な距離にいる相手に当てたりできる。
  • 地上版は発動時にリトル・マックが前進するが、動作開始時に出る風のおかげで、密着していても通り過ぎることなくヒットする。しかし台端に立っている相手に密着して繰り出すと、この風のせいで遠くまで吹き飛んでアッパーカットが当たらないことも。
  • Ver.1.0.5現在、このワザをむらびとのつかみで網を被せるようにすると、むらびとが反対方向に終点の半分程度を一瞬で移動するというバグがある。


通常必殺ワザ1

"気合いストレート"
 
溜め動作
 
最大溜めはエフェクトが赤くなる。
 
最大溜めで放った後の隙は長い。

ためるほど強くなる猛烈なダッシュパンチ。ゲージ満タンでK.Oアッパーカットに。

仕様

  • ダメージ [出し始め-終わり際]
    • 地上 溜め無し: 14%-12%-9% , 最大溜め: 25%-20%
    • 空中 溜め無し: 10%-7% , 最大溜め: 15%*
  • ワザを入力すると溜め始めるためワザ。中断はできない。
    最大まで溜めるか、必殺ワザボタンを押すとダッシュパンチを繰り出す。
    溜めるほど飛距離が増加し、最大溜めは拳のエフェクトが赤色になり、威力と後隙が大きく増える。
  • 溜めている間はふっとび耐性がつき、少しのふっ飛び値なら耐える。

解説

  • 珍しく、中断ができないのにボタンを押しただけで溜め始めるためワザ。他の中断ができないためワザは、溜めるにはボタンを押しっぱなしにする必要がある。
  • 溜め中は軽いふっとび耐性がつく。スーパーアーマーではないので、大したものは耐えられない。相手が軽い攻撃でのお手玉を狙ってきたときには連携からの脱出手段の一つになる。
  • 威力は最大まで溜めると上昇し、それ以外は同じ。前進距離は溜めるほど増すので、溜めるほど高威力の前半部分を当てやすくはなる。
  • 最大まで溜めたときのふっとばし力は強烈。長距離を移動しながら攻撃するので、複数人をまとめてふっとばしやすい。
  • 最大まで溜めずとも、出し始めのふっとばし力は横強攻撃や横必殺ワザよりも高い。相手が軽い攻撃で突っ込んでくるのを予測し、アーマーで耐えた後に反撃、という手も。


通常必殺ワザ2

"炎の巻き込みストレート"

相手を巻き込んで突き進むストレート。すばやくためられるけれど威力は低め。

仕様

  • ダメージ
    • 地上 溜め無し: 1.5*n+3% , 最大溜め: 1.8*n+6%
    • 空中 溜め無し: 1.2*n+3% , 最大溜め1.4*n+5%

解説


通常必殺ワザ3

"シビれるストレート"

限界までためたパンチで相手をしびれさせる。遠くまで狙えるけれど攻撃されるとのけぞる。

仕様

  • ダメージ [出始め-終わり際]
    • 地上 溜め無し: 11%-7% , 最大溜め: 20%-18%
    • 空中 溜め無し: 8%-5% , 最大溜め: 12%

解説


横必殺ワザ

横必殺ワザ1

"ジョルトブロー"
 
足場から飛び出すとそのまま落ちてしまう。ガケとの距離を考えて使うように。

足元への攻撃をかわしつつ飛び込んでパンチ。飛んでる途中でボタンを押すと早めに攻撃。

仕様

  • ダメージ: 14%
  • 飛び込み後に攻撃するが、これは動作中に必殺ワザボタンを押すと早めのタイミングで攻撃できる。
  • 使用後はしりもち落下になる。
  • 地上版は発動から少しの間無敵になる。
  • 空中で使うと前進距離が短くなる。

解説

  • 跳躍と長い前進距離のおかげで低めの飛び道具を避けつつ相手に接近して攻撃しやすい。しかし使用後はしりもち落下になるので、場外に飛び出しての自滅には注意。
  • ガケに追い詰められたときなど、不利な状況からの脱出手段にもなる。ただし運動性能の良い相手には追いつかれやすいので注意。
  • 空中では復帰に利用できる。全く上昇しないので上方向の復帰には役に立たないが、横への移動距離は上必殺ワザよりも大きい。


横必殺ワザ2

"バリーブロー"

高く飛び上がったぶんの勢いで相手を埋める。空中で当てた場合はメテオ効果がある。

仕様

  • ダメージ: 9%

解説


横必殺ワザ3

"ガード崩し"

相手のシールドをゆるさない強力なパンチ。ゆっくり飛びこむかわりにのけぞらない。

仕様

  • ダメージ: 18%

解説


上必殺ワザ

上必殺ワザ1

"ライジングアッパーカット"

拳を突き上げてらせんを描きながら飛ぶ。ジャンプの頂点でパンチを放ってふっとばす。

仕様

  • ダメージ: 3%+1%*4+3%、全6段ヒットで計10%
  • 出始めは無敵になる。
  • 動作中にスティックの左右入力でわずかに横に動ける。
  • 使用後はしりもち落下になる。
  • 動作中はガケつかまり判定が発生しない。
  • 空中で使うと、上昇距離、速度共に大きく下がる。

解説

  • 「ジョルトブロー」が横の復帰なのに対し、こちらは上の復帰ワザ。復帰力は低いが、上方向の攻撃範囲はそこそこあり、攻撃を置かれての阻止はされにくい。
    しかし、自動ガケつかまりが起きるのが最終段を終えた直後とかなり遅く、上手く位置を調節しないと動作中にガケから頭を出してしまいそこを突かれてしまいやすい。
  • 派手な見た目の割にあまりダメージは無いがふっとばし力はそこそこある。下強攻撃から繋いだり、高%でも高所でのんびりしている相手にはお見舞いしてもいい。


上必殺ワザ2

"トルネードブロー"

風をまとったアッパーでより高くジャンプ。近づいてきた相手は風の力ではじき飛ばす。

仕様

  • ダメージ: 3%-4% [始-終]

解説


上必殺ワザ3

"ライジングスマッシュ"

相手を打ち上げジャンプして追撃する。あまり上昇できないが頂点で放つ一撃は強力。

仕様

  • ダメージ: 1段目:4% , 2段目:16%

解説


下必殺ワザ

下必殺ワザ1

"スリッピングカウンター"
 
構え
 
スウェーで身体を大きく反らして避け…
 
すかさず右アッパーで反撃!
攻撃判定は拳の先の風切りエフェクトからあり、拳が来る前から当たる。

かまえて相手の攻撃を待ち、くらったと見せかけてアッパーで反撃する。

仕様

  • カウンター倍率: 1.3倍
  • ダメージ下限: 10%
  • ダメージ上限: 50%
  • カウンターワザ。発動すると体が一瞬光り無敵状態になり、その状態で攻撃判定に触れると、触れた攻撃の1.3倍の攻撃力で反撃する。

解説

  • カウンターワザの中では発動の早さ、受付時間の長さ、攻撃範囲の大きさ、倍率どれも優秀。リトル・マック苦手の空中戦から脱出するための手段として大いに役立つ。
  • 問題は、空中で発動するとかなり長い距離を前進していくこと。このために、空中でステージ外へ向けてカウンターが発動すると、そのまま帰ってこれない位置まで行ってしまいやすい。逆に、場外で復帰阻止に来た相手の攻撃をカウンターして、そのときの前進によって復帰することも可能。なお、前進中に着地できずステージ下部に潜り込んでしまうと、これもまた帰ってこれないことに。
  • 倍率は1.3倍でマルスら1.2倍組に勝るが、ふっとばし力は少々劣る。


下必殺ワザ2

"コンパクトカウンター"

反撃が当たった相手を小さくふっとばす。追撃しやすいかわりに威力は低い。

仕様

  • カウンター倍率: 0.8倍
  • ダメージ下限: 4%

解説


下必殺ワザ3

"ダッシュカウンター"

遠くまでとどくように猛ダッシュで反撃。かまえ中は攻撃を受けられる時間が短い。

仕様

  • カウンター倍率: 1.1倍
  • ダメージ下限: 7%

解説


最後の切りふだ

"ギガ・マック変身"

巨人で野人のような姿に変貌してパワーアップ。ただし、空中ワザは相変わらず弱い。

仕様

  • 発動中はダメージは受けるが一切怯むことはない。
  • 変身している間はK.O.ゲージは表示されなくなり、K.O.アッパーカットは出せない。元に戻ってもゲージは変身する前のままで変わらない。
  • 「気合いストレート」の溜め時間が半分になる。
  • 最大溜めの横・上スマッシュ攻撃は"終点"中央の0%マリオを一撃で撃墜できる。相手の蓄積%が40%ほどから、溜めなしでも一撃撃墜を狙える。また、後投げはネスをも超えるふっとばし力を誇る。
  • 地上での攻撃力は極めて高いが、空中での攻撃力は変身前と同じく低い。

解説


あおむけおきあがり攻撃

  • ダメージ: 7%


うつぶせおきあがり攻撃

  • ダメージ: 7%


転倒おきあがり攻撃

  • ダメージ: 5%


ガケのぼり攻撃

  • ダメージ: 7%


アピール

アピールをするとドック・ルイスが声援を出してくれることがある。なお、ギガマック変身中は声援は送らない。

  • 上アピール
    拳を掲げる。「叩け!マック!」
  • 横アピール
    グローブの紐を噛んで引っ張って締める。「ぶちかませ!マック!」
  • 下アピール
    数回シャドーをして、決めポーズ。「お前のパンチを見せてやれ!」
上アピール 横アピール 下アピール
     


待機モーション

  • 身体を少し揺らす。
  • 軽く前後にステップを踏む。実在するボクサー、モハメド·アリの有名なフットワーク「アリ・シャッフル」なのかもしれない。
   


登場演出

拳を振り上げ、スウェットを脱ぎ捨てて登場。
スウェット姿のカラーの場合は脱がない。

リザルト演出

勝利演出では、ドッグ・ルイスが登場し、リトル・マックがチャンピオンベルトを付けている。
台詞はすべてドッグのもの。なお、ワイヤーフレームカラーで勝利時に言うことがある台詞は※で表記する。

  • 勝利ファンファーレ:『パンチアウト!!』試合勝利ジングル
    • ポーズ:十字ボタン←
      ドックと軽くスパーリングをした後、二人でガッツポーズをとる。
       「お前の勝ちだマック!」
       「おっと、お前にはちょろ過ぎたってか?」
       「マックさすがだな、いい線いってるぞ!」
       「そのベルトを付けるのはおまえば一番だな!」
       ※「すごい動きだな、何だか透けて見えちまったよ」
    • ポーズ:十字ボタン↑
      マックの腕をドッグが持ち上げる。
       「ワールドチャンピオンはお前のもんだ!」
       「勝者、リトル・マック!うわっははははは!」
       「マック、お前はやっぱり抜群だな!」
       「そのベルトを付けるのはおまえば一番だな!」
       ※「目立ちすぎじゃねぇか、目がチッカチカしやがる」
    • ポーズ:十字ボタン→
      マックが鼻歌をしながらアッパーカット、ドッグがガッツポーズ。
       「ぬわっはは、勝つのは気分が良いな!」
       「やったなマック、お前がチャンプだ!」
       「よーしっ、帰ったらチョコバー祭りと行くか!」
       「そのベルトを付けるのはおまえば一番だな!」
       ※「何とも妙な具合だな、懐かしい感じがしやがる」
勝利演出・左 勝利演出・上 勝利演出・右
     
拍手
 
グローブを付けたまま拍手。

カラーバリエーション

主な撃墜手段

  • K.O.アッパーカット
  • 下スマッシュ攻撃
    • アーマー部分を利用し、崖掴まりの相手を狙う。
  • 横スマッシュ攻撃
  • 横強攻撃
  • 上スマッシュ攻撃
  • ダッシュ攻撃
  • 上必殺ワザ
    • 下投げなどからつなぎで。

主な復帰阻止

見てのとおりマックは空中攻撃が弱く復帰にも難があるので、自ら場外に飛び出すのは大変危険である。が、全く無いという訳ではない。

  • ニュートラル空中攻撃道連れ
    • ボタン連打で相手の動きを抑えつつそのまま下に落ちる。
    • 最後に相手を踏みつけで落とせば、自分は戻ってこられる場合もある。

テクニック・小ネタ

崖待ち対策

よくマック対策として挙げられる行動がいわゆる崖待ちである。なぜこの対策法が流行るのかというと、マックの弱点である「掴み・復帰力・空中戦」の全てを一度に突ける戦法であることはもちろんだが、なによりも【分かりやすくて特に練習も必要ない】という点につきる。というわけで対策は必須。

まず、相手を投げるという選択肢は確かに有効だが、今回は意図的に除外する。以下にその理由を挙げる。

  • マックが掴みを狙ってくるのは相手にも予想できるうえに、マックの掴みは遅いので見てからその場回避されやすい。
  • 掴むとしたらダッシュつかみしかないが、掴み範囲が絶望的に狭いうえに一度出すと止まれないので逆にワイヤー掴み持ちに掴まれたり、リーチの長い牽制技に追い返されたり、とりあえずその場回避されたりする。
  • 投げでは火力が乏しく序盤のダメージレースで勝てないため、それ以外の手段を採用することになる。

1. 横強がギリギリあたる距離まで歩きで、相手をよく観察しながら近づく。ワイヤー掴み持ちやダッシュつかみを良くしてくる相手には、その場回避も混ぜること。
2.1. 相手がガード>横強を当てた後、相手のシールドが小さくなるのを眺める。
 2. 相手が緊急回避で後ろに回ってきた>自分も後ろに下がる。
 3. 相手が何もしてこない>すかさず横強かダッシュ攻撃を入れる。
 この時、2.1. 以外は崖待ちを解消できている。なので、2.1.の展開になったと仮定して進める。
3.1.相手がガードを一瞬でも解いた。あるいは、張ったり張らなかったりしている>すぐにダッシュ攻撃を叩き込む。
2.緊急回避してきた>自分も後ろに下がる。
3.ガードを張り続けている>ある程度小さくなったら下シフト横スマッシュや下スマッシュで割る。

これで相手の崖待ちを崩すことができる。 なお、ワイヤー掴み持ちやダッシュつかみが優秀なキャラ(ゼロスーツサムスやC.ファルコン)はここぞとばかりに掴みを出してくる人も多いので、横強を出した後はその場回避を繰り出す(この辺は相手にもよるが)。

なお、相手の行動がこれよりお粗末な場合は、次の行動も視野に入る。

  • 相手がダッシュ攻撃・飛び道具・スマッシュを繰り出してきた>上シフト横スマッシュ。相手が思考停止状態なら読みでカウンターも有効。
  • 緊急回避してきたが間合いが足りず目の前に来た>下強。自信があるなら上スマッシュ。

この戦法でも苦労する相手はいる。マックの横強よりもリーチの長く発生もそこそこ良い攻撃を持つデデデ、ワイヤー掴み持ち(ゼロスーツサムス・リンク。サムス)、自身が素早い上にダッシュつかみが優秀なキャラ(C.ファルコン・シーク)などである。

公式スクリーンショット

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備考

  • 蓄積ダメージが増すと、顔に絆創膏と痣ができる。 手前やられした場合も顔に絆創膏が貼られ、痣も出来ている。

脚注

  1. 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.448
  2. 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.466

外部リンク


テンプレート:ファイター スマブラ4