大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
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『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』(英題: Super Smash Bros. for Nintendo 3DS and Wii U)は、ニンテンドー3DS専用ゲームソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』およびWii U専用ゲームソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の総称である。略称は『スマブラfor』『スマブラ4』『スマブラ3DS/Wii U』など。発売は任天堂。開発はソラ、バンダイナムコスタジオ。他にも数多くの企業が部分的に開発を担当したり人材を派遣するなどして開発に関与している[注釈 1]。
マリオやピカチュウなどの様々なゲームキャラクターが多人数で入り乱れて戦う対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズの第4作目と第5作目で、シリーズ初の携帯型ゲーム機用タイトル、HDゲーム機用タイトルである。また、初の3DSとWii Uのマルチプラットフォーム作品、amiibo対応作品でもある。2作同時開発でありながらファイターやゲームモードなどは2作とも前作を上回る量が収録されている。
3DS版、Wii U版ともに使用できるファイターやその性能は同じだが、対戦#ステージ・#ゲームモードなどはそれぞれ独自のものが含まれる。また、2つのハード間で連動できる要素がある。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
スマブラシリーズで初の携帯型ゲーム機用タイトル。小さな画面でも各キャラクターが見やすいようにキャラクターの輪郭が濃く描かれる(設定で濃い/薄い/なしに切り替え可)など、携帯機に合わせたゲームデザインが施されている。
対戦時のプレイヤー情報(使用キャラクター、蓄積ダメージ、“おなまえ”など)は、下画面に表示される。また、それぞれのプレイヤーのパネルをタッチすることで、上画面でそのキャラクターにターゲットが表示され強調される。
ステージBGMは1ステージにつき表・裏の2曲の『スマブラDX』と同じスタイル。
ゲーム中の全てで立体視に対応。フレームレートは一部のアシストフィギュアやポケモンなどは秒間30フレームで動くが、ファイターは基本的に秒間60フレームで動く。スマブラほどの規模のゲームでこれほどの処理を安定させるのは製作者によると「かなり凄いこと」[1]だという。
New3DS/New3DS LLでプレイした場合、Cスティックでスマッシュ攻撃が出せる。 なお、3DS/3DS LLの拡張スライドパッドには対応していないが、これは3DS/3DS LLではその性能を限界まで使用しておりマシンパワーの余力が無いためである[2]。3DS/3DS LLではゲームプレイ中に「インターネットブラウザー」および「Miiverse」を同時に起動することができないが、この理由も同様のものだと思われる。ただし、New3DS/New3DS LLなら同時起動可能である。
代表的な3DS版のみのゲームモードは「フィールドスマッシュ」や「すれちがい大乱闘」など。
国内では歴代で最も販売数の多いスマブラである。
2014年9月10日よりニンテンドーeショップにて体験版の配信開始。体験版ではマリオ、リンク、ピカチュウ、むらびと、ロックマンの5キャラクターが使用でき、ステージは戦場1つのみ("終点化"は選択できる)。ルールは大乱闘(個人戦)、タイム制(2分)の固定。ただし製品版への引継ぎ要素は一切ない。2014年10月31日をもって体験版の配信を終了。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
シリーズ初のHD画質に対応。解像度やハード性能の向上により巨大なステージや最大8人での大乱闘や各モードの多人数プレイを実現している。
『スマブラX』の「オレ曲セレクト」が引き続き搭載。複数のステージBGMが用意され、それぞれのBGMの流れる確率をプレイヤー側から設定できる。
ほかにも、スペシャル乱闘やコイン制乱闘、シンプル・オールスタークリア後のムービーなど、3DS版ではカットされていた過去作の要素が搭載されている。
代表的なWii U版のみのゲームモードは「オーダー」や「ワールドスマッシュ」など。
2作の違い
3DS版、Wii U版で使用できるファイターは同じで、その性能もほぼ同じ[注釈 2]だが、収録されているステージやゲームモードなどは異なる。
- 3DS版の対戦モードでは指定したプレイヤーの使うキャラクターを強調表示して見失いにくくすることができる。
- どちらかにしか収録されていないステージが多数ある。3DS版には携帯機で出たゲームがテーマのステージが多く、Wii U版には据え置き機で出たゲームがテーマのステージが多い。両方に収録されているステージでも、背景のデザインや画面外の位置など細かな違いがあることがある。
- Wii U版にしか収録されていないものが音楽が多数ある。3DS版限定の曲も僅かにあるが、全てスマブラオリジナルの曲である。
ステージで流れる音楽は3DS版では表・裏の2曲の『スマブラDX』と同じスタイル。Wii U版では数多くある中から選択される確率を設定できる「オレ曲セレクト」を『スマブラX』から引き続き搭載。
- 3DS版よりもWii U版の方がトレーニングで同時に出せるアイテムの数が多い。
大乱闘のアイテムの出現率の設定は3DS版では「でない」「でる」の2段階のみで、Wii U版は「でない」「すくない」「ふつう」「おおい」の4段階に設定できる。
収録されているアイテムは特定のステージ限定で出てくるものを除いては2作とも同じ。
- フレームレートは、ゲームが正常に動作している間、3DS版はファイターは60fps、一部のアイテムなどは30fpsで動作する。Wii U版は全てが60fpsで動く。
- どちらかにしか収録されていないフィギュアが幾つかある。
Wii U版のみ、フィギュアの題材が登場した原作名と発売日の記載がある。
- Wii U版では撮影した写真の上からペイントできる。
- Wii U版ではリプレイをYouTubeに投稿できる。
ファイター
- 「太字」は隠しキャラクターを示している。「太字の斜体字」は3DS版では隠しキャラクターだがWii U版では最初から使用できるキャラクターを示す。
ステージ
- 「太字」で表記した物は、隠しステージであることを表す。
3DS版のステージ | |||||||||||||
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“戦場” |
“終点” |
“3Dランド” |
“野原” |
“レインボーロード” |
“ペーパーマリオ” |
X“いにしえっぽい王国” | |||||||
DX“ジャングルガーデン” |
“ゲルドの谷” |
“汽車” |
DX“ブリンスタ” |
X“ヨッシーアイランド” |
“プププランド” |
DX“惑星コーネリア” | |||||||
“イッシュポケモンリーグ” |
“プリズムタワー” |
“ミュートシティ” |
“マジカント” |
“フェリア闘技場” |
X“フラットゾーン2” |
“初期化爆弾の森” | |||||||
X“メイド イン ワリオ” |
X“とある星” |
“コトブキランド” |
“特設リング” |
“ガウル平原” |
“バルーンファイト” |
“子犬がいるリビング” | |||||||
“すれちがい伝説” |
“トモダチコレクション” |
“ピクトチャット2” |
X“グリーンヒルゾーン” |
“ワイリー基地” |
“パックメイズ” |
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追加ステージ | |||||||||||||
64“プププランド (64)” |
“朱雀城” |
64“ピーチ城 上空 (64)” |
64“ハイラル城 (64)” |
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“スーパーマリオメーカー” |
“ダックハント”[3] |
“ミッドガル” |
“アンブラの時計塔” |
Wii U版のステージ | |||||||||||||
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“戦場” |
“大戦場” |
“終点” |
“マリオUワールド” |
“マリオギャラクシー” |
X“ドルピックタウン” |
“マリオサーキット” | |||||||
X“マリオサーキット (X)” |
X“ルイージマンション” |
“バナナジャングル” |
64“コンゴジャングル (64)” |
“スカイロフト” |
X“オルディン大橋” |
DX“神殿” | |||||||
“パイロスフィア” |
X“ノルフェア” |
Xポートタウン エアロダイブ |
“ヨッシー ウールワールド” |
DX“ヨースター島” |
“洞窟大作戦” |
X“戦艦ハルバード” | |||||||
“オービタルゲート周域” |
X“ライラットクルーズ” |
“カロスポケモンリーグ” |
X“ポケモンスタジアム2” |
DX“オネット” |
“闘技場” |
X“攻城戦” | |||||||
“フラットゾーンX” |
“エンジェランド” |
X“天空界” |
“ゲーマー” |
“再会の花園” |
“村と街” |
X“すま村” | |||||||
“Wii Fit スタジオ” |
“特設リング” |
“ガウル平原” |
“ダックハント” |
X“75m” |
“レッキングクルー” |
“パイロットウイングス” | |||||||
“ウーフーアイランド” |
“ウィンディヒル” |
“ワイリー基地” |
“パックランド” |
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追加ステージ | |||||||||||||
“Miiverse”[3] |
64“プププランド (64)” |
“朱雀城” |
64“ピーチ城 上空 (64)” |
64“ハイラル城 (64)” |
|||||||||
“スーパーマリオメーカー” |
X“海賊船” |
“ミッドガル” |
“アンブラの時計塔” |
ゲームモード
シングル・マルチプレイヤー
ファイターを操作して1人または複数人で遊ぶモード。
- 大乱闘
- このゲームの基本となるモード群。どれもアイテムやハンデなど細かな設定ができ、好みのルールで遊ぶことができる。
- フィールドスマッシュ 3DS
- 広大なステージを移動しながら敵を倒し、「パワーアップアイテム」を獲得する。制限時間5分以内に獲得したアイテム能力を付加させたキャラクターで様々なバトルで勝敗を決める。
- ワールドスマッシュ WiiU
- ボードゲーム形式でMiiを操作し、キャラクターやパワーアップアイテムを獲得する。一定ターン以内に集めたキャラクターに、アイテム能力を付加させた状態で、特殊なストック制乱闘で勝敗を決める。
- シンプル
- 使用するファイターを1体選び、CPが操作する様々な敵を倒す。対戦候補の選出はランダムで、その中からプレイヤーが選択していく。3DS版とWii U版では少々内容が異なる。最終戦はシンプルでしか戦えないボス敵との勝負で、クリアするとスタッフロールになる。Wii U版のみ2人でプレイ可能。
- オールスター
- 使用するファイターを1体選び、CPが操作する様々なファイターを倒す。敵ファイターの登場は原作の発売順になっている。2人でプレイ可能。
- トレーニング
- 大乱闘に似ているが、対戦中に自由にアイテムを出したり、蓄積ダメージを変更したり、コンボの繋がり具合を確認したりなど、練習するのに適したようになっているモード。
- イベント戦 WiiU
- 特殊なルールや勝利条件が設定されているお題をプレイ。一人用と二人用がある。
- フィギュアラッシュ
- ファイターを操作して、落ちてくるブロックを壊す。たまにフィギュアが降ってきて、手に入れることができる。
- 競技場
- 結果に応じたスコアが計測されるモード群。オンラインに繋いだことがあれば、自分のスコアの高さが全プレイヤーの中で下から何番目なのかが「世界戦闘力」によってわかる。なお、以下のもの以外にも「シンプル」や「フィールドスマッシュ」などもスコアが計測されるが、それらは競技場のものと違ってスコアを競うのがメインではない。
- スマッシュボンバー
- 10秒経過すると爆発する「バクダンくん」をふっとばし、遠くにあるターゲットを破壊してその得点を競う。
- 組み手
- 次々に現れる「謎のMii軍団」を倒し、そのタイムや数を競う。「十人組み手」「百人組み手」「三分組み手」「エンドレス組み手」「情け無用組み手」がある。2人でプレイ可能。
- ホームランコンテスト
- 一切動かないキャラクター「サンドバッグくん」をふっとばし、その飛距離を競う。Wii U版のみ2人での協力プレイと、4人まで参加して順番にプレイしてスコアを競うことが可能。
- すれちがい大乱闘 3DS
- 平面な盤上でファイターが描かれたコマを動かして行うミニゲーム。すれちがい通信ですれちがった相手のコマと対決し、全てのコマを画面外に弾き飛ばすと、ゴールドやフィギュアなどの報酬がもらえる。
インターネット
インターネットに接続して行うモード。
- フレンドと
- 部屋を作ってフレンドに参加してもらうか、フレンドの作った部屋に参加して#大乱闘をする。3DS版は3DS本体に登録したフレンドと、Wii U版はNNIDでフレンドの関係になっているプレイヤーと対戦できる。
- Wii U版はローカルでも2人まで参加できる。
- だれかと
- 世界中のランダムで選ばれた誰かと#大乱闘をする。時間内に集まった2~4人で対戦する「大乱闘」と、4人集まりランダムで二人一組になって戦う「チーム乱闘」がある。
- エンジョイ部屋
- ステージは終点以外、アイテムは全てONで対戦。
- ガチ部屋
- ステージは終点のみ、アイテムは無し。ガチ部屋のみ、一対一で対戦する「1on1」モードがある。
- 大観戦
- 任天堂にアップロードされた対戦のリプレイが配信される。それの勝敗をゴールドを賭けて予想する。
- リプレイチャンネル
- ファイターとルールを指定すると、その条件にあうリプレイが配信される。
- 世界の状況
- 次に行われる大観戦のプレイヤーの地域、世界におけるオンラインのプレイヤーの分布図、前プレイヤーの総プレイ時間や昨日行われた対戦回数などを見る。
- コンクエスト
- コンクエストとは、一定の期間、特定の勢力に属するファイターの「だれかと」における全世界で戦った結果を総合し、勝敗を争うイベント。
- モードとしてのコンクエストでは、コンクエストの結果を見ることができる。勝利していれば報酬を貰える。
- 大会 WiiU
- 決められた期間中にどれだけ成績を残せたかを競う。大会は誰でも好きなルールで作ることができる。
- トーナメント WiiU
- 定期的に様々なルールのトーナメントが開催され、参加することができる。
- 共有
- リプレイ、写真、ステージ、Miiファイターを投稿する。または他人が投稿したデータを閲覧し、ダウンロードする。
コレクション・エディット
ゲーム中で集めたものの管理やステージなどの作成、編集。
- リプレイ
- リプレイは、対戦や競技場のゲームの内容を動画として記録したもの。モードとしてのリプレイでは、保存したリプレイを管理、再生することができる。
- アルバム
- 保存した写真を管理、表示する。
- サウンドテスト
- ゲーム中の音楽を選んで聴く。
- 戦いの記録
- これまでの戦績をデータで振り返る。
- 戦士たちの記録
- ファイター別の詳細なデータをみる。
- カウント集
- プレイヤーが達成した記録をみる。
- 記念日
- ゲーム中のできごとがいつ起きたか振り返る。
- スマちしき
- スマちしきは、ゲームの攻略情報や小ネタが書かれたもの。モードとしてのスマちしきでは、スマちしきを好きなだけ見ることができる。スマちしきは他にもロード中などにも表示される。
- ムービー WiiU
- 追加ファイターを除く参戦ムービーやシンプル・オールスタークリア後に解放される各ファイターのエンディングムービーを見る。ダックハントの参戦ムービーのみ最初から見ることができず、ダックハントを選択可能にすることで解放される。
- 名作トライアル WiiU
- スマブラに登場するファイターの原作ゲームを決められた時間だけプレイできる。何度でもプレイできるが、セーブはできない。
- フィギュア
- 様々なゲームに登場したキャラクターなどの立体物フィギュアに関連したモード群。
その他
- クリアゲッター
- 課題が設定されたパネルが複数あり、ゲーム中にその課題をクリアするとパネルが自動で開いて中のごほうびが貰える。3DS版とWiiU版ではパネルの内容が異なる。
- Wii U/3DS
- 3DS/Wii Uと連動してカスタマイズキャラをやりとりしたり、3DSをWii Uのコントローラーとして使えるようにする。
スマブラXからの主な変更点
ゲームプレイ
ファイター全般の変更点と今作のゲーム環境
総勢50を超える各ファイターの長所や短所などの個性の方向性は過去作以上に鋭く、全体で見るとその多様性は豊かになった。そのため、過去作からの変化を一概に言うことはできない。ただ、傾向としては、次のようなものがあるように見て取れる。全ファイターに当てはまるというわけではないことを、くれぐれも留意されたい。
運動性能の面では、多くのファイターに大幅な向上がみられる。特に走行と空中横移動の速度は、今作が歴代で最も速いというファイターは多い。落下速度も『スマブラDX』には及ばないが、かなりゆっくりしていた前作からは大幅に向上した。そのため、今作のゲームスピードは歴代で最も速いとされる『スマブラDX』と、最も遅いとされる『スマブラX』の中間程度のゲームスピードと評されることが多い。加えて、横回避やダッシュ攻撃などの移動を兼ねるアクションの強化もあり、大胆に動き回りやすくなった。
ワザの攻撃面では、隙が少ないワザのダメージが下がった一方で、ふっとび硬直が長くなった影響により、コンボを繋げやすくなった。隙の大きいワザは過去作からダメージの変化が少ないため、そのようなワザを多く持つ鈍重なパワーファイターは身軽なファイターとの一発ごとの攻撃力の差がより際立つようになった。更に、今作ではそのようなファイターでも強力なコンボを持つため、過去作のように、鈍重なパワーファイターはコンボがあまり繋がらないために、コンボが繋がりやすい身軽なファイターよりも結局火力が劣る、と言い切れる事態には至っていない。
ふっとばし力はやや増加傾向にある。加えて、自身のダメージが蓄積するほどふっとばし力が増すほかほか補正の搭載や、前作で大幅にふっとばし力を減衰させたワンパターン相殺とふっとび緩和の効果の大幅な緩和などにより、前作よりも早い段階でバーストさせやすくなった。
ワザの着地隙は、20Fを超えていたような大きなものは減少傾向にあるが、一方で10F前後だった小さい着地隙のワザは殆どが増加した。特に空中回避の着地隙は劇的に増えた。低空で空中攻撃を繰り出すリスクが増えたために、小ジャンプから空中攻撃を押し付ける俗に言う「バッタ」戦法のリスクが増したり、高度なプレイヤー同士の戦いにおいて重要な着地狩りを狙いやすくなった。しかし着地隙が増えていてもふっとび硬直が増えたために着地際に当てた空中攻撃からのコンボはしやすくなっており、ヒットさせたときのリターンもまた増えている。
システム面ではガケつかまりの仕様変更が大きい。前作までは先にガケを掴むことで、ガケを狙って復帰しようとしている相手のガケつかまりを妨害することができたが、今作では崖を奪い取り、更にそこから追撃ができるようになり、駆け引きが生まれるようになった。この新システムに加えて、連続でガケつかまりをした場合はガケつかまり時の無敵が付加されないようになったため、過去作で問題にされがちだった、ガケつかまりを繰り返すことで敵から攻め込まれにくくする崖待ち戦法がしにくくなった。
他に、短時間の間に連続で同じ相手を掴めないようにするシステムによって、投げた相手をさらにつかみで追撃する投げ連が不可能になったり、ふっとび硬直中に特定のワザを出すことでふっとびの勢いを停止させることができるふっとび緩和など、過去3作で長く存在した、制作側が意図していなかったであろう一部のテクニックが廃止傾向にある。
カジュアルらしさに比重を重きに置かれた前作の要素を残しつつ、より洗練され競技性が高まった環境になったと言える。
基本性能
- 多くのファイターの走行速度、落下速度、体重が増加。前作『スマブラX』のふわっとした操作感から、すこしきびきびした動きになり、ゲームスピードが前々作『スマブラDX』と前作の中間ほどになった。
- 急降下の落下速度増加率は前作では40%が多かったが、今作ではほぼ全員が一律60%になった。また急降下する瞬間、『スマブラ64』以来となる後方が一瞬光るエフェクトが出るようになっ。。
- 時間経過によるシールド耐久値の減少量が減った。一方でシールド耐久値の最大値は減少し、攻撃によってシールドブレイクしやすくなった。前作では乱闘でも滅多にシールドブレイクすることはなかったが、今作では1on1でもたまに起きる程に。
アクション
- ダッシュしながら崖から飛び出すと、空中で前転するモーションが入るようになった。性能の変化はない。
- 3DS水に入っても泳がなくなった。
- Cスティック(右スティック)を倒しっぱなしにすることで、スマッシュホールドすることができるようになった。
- 全ての百裂攻撃にフィニッシュワザが追加された[4]。一般的な多段攻撃も、その多くが最終段ではフィニッシュらしい派手なアクションをするようになり、わかりやすくなった。
- 空中ワイヤー
- リーチが長くなった。
- 出す時にアイテムを手に持っている場合、手から落とすと同時に空中ワイヤーを出すようになった。
- ワンパターン相殺が適用されるようになった。
- つかみ
- つかみ状態が解除されてから(投げた後も含む)1秒間は掴まれなくなった。これはつかむ必殺ワザも含まれる。前作までにあった、投げてからすぐ掴むことを繰り返す“投げ連”のテクニックはこれで不可能になった。
- つかみはずしが起きた時の硬直時間が全員30Fで統一された。前作では一部のファイターだけが異なっており、特に10F遅いネスとリュカは、投げ連の廃止と合わせて、相手によっては一方的に攻撃を受ける展開になる問題が解消された。
- 掴むと同時に攻撃を受けた場合、前作ではつかみ側にスーパーアーマーがついて攻撃を耐えながら掴むことができたが、今作ではすぐにつかみはずしが起こり、掴んだ側は通常通りふっとぶようになった。
- 特定の必殺ワザの使用などで別のファイターに変身することができなくなった。ゼルダとシーク、サムスとゼロスーツサムス、ポケモントレーナーのポケモンの一体だったリザードンは、それぞれ完全に独立したファイターとなった。変身が廃止された理由は、主に3DSでは実現ができないため[5]。
- 多くの最後の切りふだは前作では低%でもすぐ撃墜できたが、今作ではある程度%が必要になった。
- 前作では100%未満と以上で2種類のガケのぼり攻撃があったが、今作では一種類のみになった[6]。
- 前作でピット、メタナイト、リザードンが行うことができた、空中ジャンプ後にボタンを押しっぱなしで翼を広げて横に移動する「滑空」は、今作では廃止された。
システム
- 自分の蓄積ダメージが35%以上だと、蓄積ダメージの高さに応じてふっとばし力が上がるほかほか補正が追加された。100%以上のファイターは体が赤く点滅し、煙が出るようになった。さらに蓄積ダメージが高いほど、このエフェクトは目立つようになる。
- ステップや走行反転をしたときに一定確率でファイターが転倒する仕様は、今作では搭載されないことになった[7][8]。これにより、前作では使用するほど転倒するリスクを抱えたステップキャンセルが、再び有用なテクニックとして使えるようになった。
- 走行反転中に可能な行動に、横強攻撃、横スマッシュ攻撃、横必殺ワザ、横回避、横アイテム投げが追加された。走行時にできることが増え、ランダム転倒が廃止されたこともあり、走る機会が増した。
また、ステップ中でも走行反転ができるようになった。これにより近くの相手に走行反転ジャンプからの後空中攻撃で攻める、といったことがやりやすくなった。 - ガケつかまりの仕様変更。
これまでの『スマブラ』では崖に掴まることができるのは同時に一人までであり、既にガケつかまりをしているファイターがいる崖に他のファイターがガケつかまりをすることはできなかったが、今作では先にガケつかまりをしているファイターから、後から来たファイターが崖を“奪い取って”掴むことができる[6]。- ワイヤー復帰は空中ワイヤーの長さが伸び、さらに複数人で同じ崖に捕まることができるようになったが、手繰り寄せた後は上記のガケつかまりと同じ奪い合いのルールになる。
- ガケつかまり時の無敵時間が滞空時間と蓄積ダメージで決まるようになった。連続してガケつかまりした場合は、ガケつかまり後の無敵がつかなくなった。
- ふっとび関連
- ふっとび緩和の仕様変更。
前作では強いふっとびをした際でも特定の手順を踏むことで早い段階で空中ジャンプなどを行うことができ、まだ残っているふっとびの勢いを大幅に減衰させ、何もしなかった場合よりも20%程多く撃墜を耐えられるというふっとび緩和というテクニックがあったが、今作では『スマブラDX』以前のようにふっとびの勢いが殆ど終わるまではふっとび硬直が続くようになった。
一方で、横ふっとびに限り、ふっとび方向の反対に方向入力することでふっとびの勢いをやや減衰させることができるという、新しい形のふっとび緩和が搭載された。これはどのファイターも効果が同じなので、前作でのふっとび緩和の効果に差があるために実際の耐久力と体重の序列に大きな乖離が起きるという事態は起きていない。 - 上にベクトル変更をするとふっとびの勢いが増し、下にベクトル変更をすると弱まるふっとび速度変更システムが搭載された。これによりベクトル変更による撃墜に至るまでの%の幅が狭まった。
- ワンパターン相殺によるワザのふっとばし力の減衰が緩やかになった。
- メテオスマッシュでふっ飛んでいるキャラが地面に衝突した場合、前作までは縦方向のふっ飛びの勢いは完全に停止したが、今作ではふっ飛ぶ勢いに比例してバウンドするようになった。また、地上でメテオを受けた場合、ふっとぶ前に受け身をとることができるようになった。
また、メテオで強くふっとばすと、特殊なヒット音が鳴るようになった[9]。 - メテオスマッシュを受けてから一定時間経過後は空中ジャンプや上必殺ワザが使えるようになるメテオがえしは、できなくなった。
- 前作ではふっとばした相手に別の相手を巻き込んで攻撃することができたが、今作では廃止された。なお、フィールドスマッシュでは撃破した敵キャラが"弾丸化"となり、他の敵を巻き込む仕様がある。
- ふっとび緩和の仕様変更。
- 空中回避中に着地すると、固有の着地隙が発生するようになった。
- 3DS版のVer.1.0.4以降、ダッシュ攻撃キャンセル上スマッシュ攻撃ができなくなった(Wii U版は最初から使用不可)。
- ダウン連をできるのが3回までになった。
その他
- 上方向の画面外にKOされた場合、ランダムで、星やられや手前やられといった演出なしでKOされるようになった。時間制限が間近になるほど演出がカットされやすくなり、時間切れで得点が取れない心配がなくなった。
なお、一部のステージやゲームモードでは、演出が発生しないように設定されている場合がある。 - 多くのアイテムのふっとばし力が弱まった。ただし、依然として強力な部類である。
- 射撃アイテムの弾が尽きた場合、攻撃ボタンを押すと空撃ちせずに前方アイテム投げするようになった。
視覚表現
- マリオ、クッパ、カービィ、ゲッコウガ、ロックマンなどの一部ファイターは、左右に向いたときに手足の位置などが左右逆転する。
手間がかかる処理だが、キャラクターの良いところをより良く見せるためとのこと。 - 風切りエフェクトの追加。今作では剣に限らず、動作の速い攻撃モーションの軌跡をなぞるエフェクトが表示されるようになり、動作がわかりやすくなった。
- ふっとびエフェクトの追加。大きくふっ飛んだファイターには、吹っ飛ばしたプレイヤーに対応した色のエフェクトが付くようになり、誰の得点になるか見やすくなった[10]。
また、対戦相手を撃墜したファイターには一瞬足元から湧き立つオーラのエフェクトが表示されるようになった。Wii U版は、蓄積ダメージ表示にも同じエフェクトが表示される。 - 画面外まで吹っ飛んでしまう程の攻撃を受けると、赤黒い稲妻が走る致命エフェクトが発生するようになった[11]。
- 前作まではシールドブレイクなどによりふらふら状態になると、キャラクターが赤色に点滅し、火花のようなものが周囲で点滅したが、今作では星が頭をくるくる回る古典的なエフェクトとなった[12]。
- 手前やられの演出変更。『スマブラDX』から『スマブラX』までの手前にぶつかりながら落ちる演出から、手前に張り付いた後に落ちる演出に変わった。
- KOされた後に復活する時にファイターが乗っている復活足場(過去作では復活土台)のデザイン変更。今作では下部のパーツの色が黄色→赤と変化・点滅し、消滅までの残り時間が視覚化されている。
- アイテムの下に三角形のサインが付く機能が復活した。『スマブラ64』以来。当時は赤色だったが、今作では灰色。
また、アシストフィギュアやモンスターボールから登場するヘルパーキャラの上に所有者を表すサインが表示されるようになった。 - チーム戦でファイターの色の選択が自由になった。従来は赤チームは赤、緑チームは緑などキャラクターカラーが固定されていたが、今作ではキャラクターカラーを自由に選べるようになった。縁取りの色でチームを識別することができる。
頭に星が回ってふらふら。
ゲームモード
- 大乱闘
- WiiU8人乱闘モードが追加された。
- シンプル
- 難易度の調整が、従来の5段階から、賭けたゴールドの分で決めるシステムになった。今作ではコンティニューでゴールドを使う必要はなく、リトライする度に難易度が落ちる。
- 3DS版とWii U版とで進行は異なるが、共通で、プレイヤーが対戦形式をある程度選べるようになった。
- 一度のプレイで攻略するステージが減った。
- WiiU2人協力プレイに対応した。
- オールスター
- 登場するファイターの順が、出典シリーズの古い順から、3DS版はキャラクターの初出が古い順、Wii U版は逆の新しい順になった。
- 2人協力プレイに対応した。
- 競技場
- 「ターゲットをこわせ!!」に代わり、「スマッシュボンバー」が追加された。
- 3DS版は組み手で2人協力プレイ、Wii U版は全てのモードで協力・競争プレイに対応した。
- 組み手
- ホームランコンテスト
- バリアの強度が増し、最初からスマッシュ攻撃でサンドバッグくんを何度もぶつけるようなことをしない限り割れないようになった。
- 長打になった場合、早送りされるようになった。
- トレーニング
- 設定できる「速度」に、L入力時1/2とL入力時1/4が追加された。L入力時はLボタンを押している間だけスローに動く機能。
- 3DS1.5倍速に設定できなくなった。
- コレクション
- インターネット
その他
- 全てのステージで、終点のように平坦でギミックのないステージにすることができる終点化機能が追加された。インターネットの「ガチ部屋」では、この終点化ステージが選ばれる。
- ステージの音楽は、3DS版では前々作『スマブラDX』の一部のステージにあった、各ステージに「表」と「裏」の2曲が用意され、Wii U版では前作『スマブラX』にあった選択される曲の確率を決めることができる「オレ曲セレクト」が搭載されている。
開発、発売までの経緯
前作の『スマブラX』が発売された少し後の2008年7月に、桜井政博が岩田聡から任天堂社外の人間としては初めて3DSの試作型を見せられ(当時はハード仕様も決定しておらず、立体映像に対応するかも検討段階だった)、そのハード用ゲームタイトルの開発としてスマブラを依頼された。このとき、スマブラの開発を連続で要求するのは良いことなのかという思いが岩田聡の中にあったこともあって、結果的に、2作目にスマブラを作ることを視野に入れつつ、1作目に『新・光神話 パルテナの鏡』を作る企画になった[13][14]。
『新・光神話 パルテナの鏡』を制作しながらスマブラ新作のあり方を考えていた桜井政博は、携帯型機スマブラの制作は、今までにない、収集や育成など個人で遊ぶことへの追求ができると考えていた一方で、スマブラの本来の楽しさ、場を大勢で共有して楽しむことにはハンデになるとも考えていた。そんな中、岩田聡から任天堂が新しい据置型機(Wii U)を制作していることを知らされたとき、3DS、Wii Uの2つのプラットフォームで並行して作ることを決定した[15]。
2011年6月のE3 2011にて、ニンテンドー3DSとWii Uの各ハードにおける続編の開発、および両ハード作品で連動要素を持たせるという構想が発表され[16]、2012年6月22日にバンダイナムコゲームスとバンダイナムコスタジオを中心とした体制で開発が進められていることが公表された[17]。
当初、開発スタッフはプロジェクトソラなどでの募集によって集める予定だったが、少しでも早く本作を発売するために、大規模なソフト開発経験が豊富で、さまざまなキャラクターゲームの開発に慣れているバンダイナムコゲームスを開発体制の中心とすることになった。
3DS版とWii U版で発売日に空きがあるが、これは2作を同時に発売する場合にはデバッグも同時にすることになり、一度に確保しなければならないスタッフの数が膨大になるため、それを避けるためである[18]。
年表
公式サイトの年表は、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uの公式サイトのページで。
2017/7/19
2017/4/13
2016/9/30
- Wii U版のゲームモードトーナメントのサービスが終了する。
2016/5/20
- 新たにゲームバランスを調整した両機種共通の更新データの、「更新データ(Ver.1.1.6)」が配布される。
2016/3/16
- 新たにゲームバランスを調整した両機種共通の更新データの、「更新データ(Ver.1.1.5)」が配布される。
2016/2/4
2016/1/31
2015/12/16
- 「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U 最後の特別番組」が放送。最後のMiiファイターコスチュームの配信内容、ロイ、リュウのamiiboの発売時期、さらなる挑戦者カムイ、ベヨネッタの参戦が発表される。
- クラウドの販売が開始される。
- 新たにゲームバランスを調整した両機種共通の更新データの、「更新データ(Ver.1.1.3)」が配布される。
2015/11/13
2015/10/8
- 「更新データ(Ver.1.1.1)」で発生した、ディディーコングを使用中に連打攻撃を受けている状態でシールドを解除すると、そのあとの相手からのつかみが無効になる不具合が修正される両機種共通の更新データの、「更新データ(Ver.1.1.2)」が配布される。
2015/9/30
- 新たな追加コンテンツが購入できるようになり、リプレイのダイジェスト機能の追加(Wii U版のみ)、Wii U版の隠しステージである"ダックハント (ステージ)"の無料追加(3DS版のみ)、さらにゲームバランスを調整した両機種共通の更新データの、「更新データ(Ver.1.1.1)」が配布される。
- 更新データ配信当日に、『スマブラX』からの復活ステージ"海賊船"の販売が一緒に開始されることが発表される。
2015/9/17
- 「日本ゲーム大賞 2015」の「優秀賞」と「グローバル賞 日本作品部門」を3DS版、Wii U版が共に受賞する。
2015/9/14
- 新ステージ"スーパーマリオメーカー"が配信されることが、同名ソフトの公式サイトで発表される。
2015/8/27
- 「CEDEC 2015 CEDEC AWARDS」のサウンド部門最優秀賞を『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』が受賞する。
2015/7/31
- 新たな追加コンテンツが購入できるようになり、大会機能とYoutubeへのリプレイ投稿機能の追加(Wii U版のみ)、さらにゲームバランスを調整した両機種共通の更新データの、「更新データ(Ver.1.1.0)」が配布される。
2015/6/15
2015/6/14
- この日の深夜に放送された「大乱闘スマッシュブラザーズ 即日配信!新要素のお知らせ」にて、追加コンテンツとして、さらなる挑戦者ロイ、リュウ、『スマブラ64』からの復活ステージ"プププランド(64)"、新たなamiiboの発売内容、新たなMiiファイターコスチュームの配信が発表される。また、同じく『スマブラ64』からの復活ステージの"ハイラル城(64)"と"ピーチ城 上空(64)"を制作したことが発表される。
2015/6/5
- スマブラ公式ツイッターにて、リュカ、「ボーイ&ガールセット」、「イカのぼうし」、Miiverseステージの配信日が6月15日に決定したことが発表される。
2015/6/1
- セブン-イレブンのセブンスポットで『スマブラ3DS』用の「とたけけのぼうし」、「とたけけのふく」が6月19日~7月11日の間、無料で先行配信されることが発表される。(コピー機能を使えばWii U版で使用も可能)
2015/5/7
- 「Splatoon Direct 2015.5.7」にて、Miiファイターコスチュームの「ボーイ&ガールセット」、「イカのぼうし」が配信されることが発表される。
2015/4/28
- ミュウツーの一般販売が開始される。
2015/4/24
- 2015/4/16に公表された不具合を修正した両機種共通の更新データの、「更新データ(Ver.1.0.7)」が配布される。
2015/4/16
- 任天堂公式サイトで、ミュウツーを使用して「シンプル」、「オールスター」、「競技場」、「フィギュアラッシュ」、「フィールドスマッシュ」のいずれかをプレイした後にインターネットに接続しようとすると、世界戦闘力が不正データとして誤判定されインターネットに接続できなくなることがある不具合があることが公表される[19]。
2015/4/15
- 追加コンテンツが購入できるようになり、新たにゲームバランスを調整した両機種共通の更新データの、「更新データ(Ver.1.0.6)」が配布される。
- 3DS版とWii U版を両方購入した人向けのミュウツーの先行配信と、Miiファイターの追加コスチューム第1弾の配信が開始される。
2015/4/2
- 「Nintendo Direct 2015.4.2」にて、ミュウツーの配信開始日、さらなる挑戦者リュカの制作、amiiboの第五・六・七弾の内容と発売日、「更新データ(Ver.1.0.6)」の配信予定日、他に参戦してほしいファイターを投稿することができる「スマブラ投稿拳」のページを設置することが発表される。
2015/2/10
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』がamiiboに対応し、インターネットを使って世界中の人とリプレイなどを共有できるようになる3DS版の更新データの、「更新データ(Ver.1.0.5)」がeショップで配布される。
2015/1/29
- 8人乱闘対応のステージを追加したWii U版の更新データの、「更新データ(Ver.1.0.2)」が配布される。
2015/1/14
- 「Nintendo Direct 2015.1.14」で、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のamiiboに対応する更新データを2月に配信することと、amiibo第三弾の発売日、第四弾の内容が発表される。
2014/12/6
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』(パッケージ版)の発売日を迎える。
2014/12/5
- 22時頃、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』がeショップでダウンロード可能になる。
2014/11/29
- 豪州で『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』が発売される。
2014/11/28
- 欧州で『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』が発売される。
2014/11/21
- 北米で『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』が発売される。
2014/11/18
- 新たにゲームバランスを調整した3DS版の更新データの、「更新データ(Ver.1.0.4)」がeショップで配布される。
2014/11/13
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』のあらかじめダウンロードが開始される。
2014/11/11
- amiibo第ニ弾、第三弾の内容が発表される。
2014/11/6
- 新たなる挑戦者ダックハントの参戦動画が公開される。
2014/10/31
- 欧州での『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の発売日を、2014年12月5日から2014年11月28日へと1週間前倒しすることが発表される。
2014/10/27
2014/10/24
- 「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由」が放送。8人乱闘、ワールドスマッシュ、オーダーなど、3DS版にはない新しい要素が発表される。
- 映像の最後に、追加コンテンツとしてさらなる挑戦者ミュウツーの制作が発表される。
- 新たなる挑戦者クッパJr.の参戦動画が公開される。
2014/10/7
- YouTubeの任天堂公式チャンネルの動画で、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の発売日が発表される。2014年の日本は12月6日、米国は11月21日、欧州は12月5日。
- 発売日と同日に、amiiboが第一弾として18種類発売されることが発表される。
2014/10/4
- 豪州で『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』が発売される。
2014/10/3
- 北米・欧州で『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』が発売される。
2014/9/19
- 2014/9/15に公表された不具合を修正する3DS版の更新データの、「更新データ(Ver.1.0.2)」がeショップで配布される。
2014/9/15
- 任天堂公式サイトで、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のインターネット対戦の「だれかと」で、対戦開始直後にピーチが下必殺ワザ「野菜ひっこ抜き」を使ってボムへいを引っこ抜くと不正と判定され、24時間インターネット機能が使えなくなる不具合があることが公表される[20]。
2014/9/13
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』(パッケージ版)の発売日を迎える。
2014/9/12
- 14時頃、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』でインターネットが使えるようになる、「更新データ(Ver.1.0.1)」がeShopで配信される。
- 22時頃、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』がeショップでダウンロード可能になる。
2014/9/10
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』の体験版がeショップで配信される。使用可能なゲームモードは「スマちしき」と、「ひとりで大乱闘」と「みんなで大乱闘」のみ。大乱闘のステージは"戦場"とその終点化のみで、ルールは2分、アイテム有り固定(終点化するとアイテムOFF)。使用可能ファイターは、マリオ、リンク、ピカチュウ、むらびと、ロックマン。
2014/9/6
- 9月6日~7日、9/13日~15日、全国複数のゲーム販売店で「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS店頭体験会」が開催される。
2014/8/31
- 山手線と中央線の各駅構内に『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』の広告が設置される(山手線と中央線の広告)。
2014/8/29
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のTVCM第二弾の放送が開始される。
- 『Nintendo 3DS Direct 2014.8.29』で新たなる挑戦者シュルクの参戦が発表される。
2014/8/13
- 歴戦の勇者メタナイトの参戦が発表される。
2014/8/7
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のTVCM第一弾の放送が開始される。
2014/7/14
- 新ファイター紹介映像が放送、歴戦の勇者キャプテン・ファルコン、新たなる挑戦者ルキナ、ルフレの参戦が発表される。
2014/6/28-29
- 千葉で開催された「次世代ワールドホビーフェア'14 SUMMER」にて、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の試遊台が国内で初めて出展される。
2014/6/14
- 日本で『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』の予約が開始。
2014/6/11
- 任天堂がE3 2014のためにインターネットプレゼンテーションを実施。
- E3 2014にて、スマブラ過去作のプレイヤー16人によるトーナメント「Invitational Tournament」が行われる。
- E3 2014のスマブラブースにて、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の試遊台が世界で初めて出展される。
- E3 2014で行われた桜井政博の記者向けラウンドテーブルにて、新たなる挑戦者パックマンの参戦が発表される。
- 米国の大手家電チェーン『BEST BUY』にて、11日と14日に『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U/3DS』をいち早く体験できる「Super Smash Bros. Smash-Fest @ Best Buy」を開始。
2014/5/23
- 歴戦の勇者アイクの参戦が発表される。
2014/4/9
- 「大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9」が放送。ディレクターの桜井政博により、発売予定時期、オンライン対戦の仕様やフィールドスマッシュの存在、歴戦の勇者ゼロスーツサムス、シーク、ヨッシー、リザードン、新たなる挑戦者ゲッコウガの参戦など、数多くの新しい情報の発表がされる。
2014/2/21
- 歴戦の勇者ディディーコングの参戦が発表される。
2014/2/14
- 「Nintendo Direct 2014.2.14」で、新たなる挑戦者リトル・マックの参戦が発表される。
2014/1/31
- 歴戦の勇者ルカリオの参戦が発表される。
2014/1/10
- 歴戦の勇者デデデの参戦が発表される。
2013/12/26
- 歴戦の勇者ゼルダの参戦が発表される。
2013/12/18
- 「Nintendo Direct 2013.12.18」で、新たなる挑戦者ロゼッタ&チコの参戦が発表される。
2013/11/7
- 歴戦の勇者マルスの参戦が発表される。
2013/10/1
- 「Nintendo Direct 2013.10.1」で、歴戦の勇者ソニックの参戦が発表される。
2013/9/26
- 歴戦の勇者トゥーンリンクの参戦が発表される。
2013/9/12
- 歴戦の勇者ピーチの参戦が発表される。
2013/8/7
- 「Nintendo Direct 2013.8.7」で、歴戦の勇者ルイージの参戦が発表される。
2013/7/12
- 歴戦の勇者ピクミン&オリマーの参戦が発表される。
2013/6/21
- メディアクリエイトの「今週のランキング(6月10日~6月16日)」で、『大乱闘スマッシュブラザーズX』が28位に急上昇する。
2013/6/12
- E3の任天堂ブースにおいて、新たなる挑戦者Wii Fit トレーナーの参戦が発表される。
2013/6/11
- 「Ninetndo Direct @ E3 2013」で、スマブラの最新作の映像が世界初公開。
タイトルもこのとき初めて発表される。
紹介されたキャラクターは、マリオ・ドンキーコング・リンク・サムス・カービィ・フォックス・ピカチュウ・クッパ・ピット、そして新たなる挑戦者、むらびと・ロックマン。
2013/1/23
- 「Wii U Direct Nintendo Games 2013.1.23」で、E3 2013でスマブラ最新作の画面を初公開する予定を発表。
2012/6/22
- 「Nintendo Direct 2012.6.22」で、バンダイナムコと共同開発していることを発表。
ディレクターはこれまで通り桜井政博が、バンダイナムコスタジオの開発チームの運営には、プロデューサーとして小林賢也、ディレクターとして樋口義人が参加していることを発表。
http://www.nintendo.co.jp/n10/nintendo_direct/120622message.html
2011/6/8
- 「E3 2011」の任天堂のプレゼンテーションで、スマブラの最新作の開発を発表。
Wii U・3DSの2つのハードでリリースし、両者は何らかの形で連携するという方針が明かされる。
なお、この時点で桜井政博は『新・光神話 パルテナの鏡』の開発中であり、スマブラの開発は始まっていない。
注釈
出典
- ↑ 大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9
- ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.462
“拡張スライドパッドに対応させるには、CPUに処理負荷がかかるのです。(中略)ニンテンドー3DSの性能すべてをカツカツに使い切っている『新・パルテナ』および『スマブラ3DS』では越えようがないカベで、断念せざるを得ませんでした。” - ↑ 3.0 3.1 無料の追加ステージ。
- ↑ ディレクターズルームの投稿 2014/2/26
- ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.462-464
“携帯機ですしね、どうひっくり返っても、3DSでふたりのキャラクターを共存させることは無理ですので。ポケモントレーナーは3匹だから、もっと無理。が、限界がよい方向ににつながることもあります。変身系のファイターは、キャラ立ちや攻略が曖昧になる欠点があったので、スッキリしてよくなったと思います。” - ↑ 6.0 6.1 ディレクターズルームの投稿 2014/1/22
- ↑ 「No More Tripping In The New Smash Bros」
- ↑ 「【E3 2013】『大乱闘スマッシュブラザーズfor Wii U/3DS』ではキャラの転倒は無し!ディレクターの桜井氏が明かす」(国内メディア記事(さわりのみ))
- ↑ ディレクターズルームの投稿 2013/10/21
- ↑ ディレクターズルームの投稿 2013/7/26
- ↑ ディレクターズルームの投稿 2013/11/29
- ↑ ディレクターズルームの投稿 2013/12/10
- ↑ 株式会社プロジェクトソラ - 特別対談 vol.2:はじめに ? 1 『スマブラ』を2作同時に開発する
- ↑ 任天堂E3 2010情報 社長が訊く E3特別編 『新・光神話 パルテナの鏡』
- ↑ 株式会社プロジェクトソラ - 特別対談 vol.2:3 野心的なチャレンジ
- ↑ 任天堂 E3 2011情報 51分あたり
- ↑ バンダイナムコゲームスとバンダイナムコスタジオ、 任天堂『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ最新作の開発に参加
- ↑ 大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U E3 2014 ラウンドテーブル
- ↑ 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』をプレイされている皆さまへのおしらせ
- ↑ 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のインターネット対戦において不正と誤判定される問題について